犀川で本流教室を開催 (長野県大町市犀川殖産漁協管内) | がまかつ

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犀川で本流教室を開催 (長野県大町市犀川殖産漁協管内)

2024-11-19

渓流

望月竜也

釣行日2024年11月9日 場所長野県大町市犀川殖産漁協管内

釣果

ニジマス 45~47cm 4尾

 11月9日長野県大町市を流れる犀川へ釣行、犀川殖産漁協はオフシーズンもキャッチ&リリースで釣りが出来るため遠方からも本流釣りファンが集う河川だ。
今回は本流釣り初心者やステップアップ目的の人を対象に私が講師となり釣り教室を開催した。

 

 がまかつ様の協力を得て数種類の本流竿を準備、レベルにあった竿を選択し取り扱いや本流釣りのマナー等の注意事項を説明後に実釣に入る。初めての長竿に苦戦したり、振り込みは出来ても上手く流せない状況に横に付いて細かくアドバイスを送る。


 台風後の増水と濁りで餌釣りでも躊躇する水況ではあったがこの日は参加者の熱意で強行、魚信(アタリ)は出ても食いが渋い状況だったが、陽が出て暖かくなれば好転すると読み竿を振る、教室に協力して頂いた釣友が49cmのニジマスを掛けると参加者はそばに寄って行きやり取りや取り込みを見て士気が上がる、当たった餌を聞くとマグロの切身に食って来たとの事。粘っていると「魚信があっても掛ける事が出来ない」と言っていた経験者のKさんがマグロでアベレージサイズの45センチ程のニジマスを釣り上げた。この日本流竿を初めて握ったGさんは渓流釣りを経験しているだけあり、アドバイスすると流し方こそ直ぐに身に付けたが長竿の振り込みに苦戦。何度かアドバイスしていると流している途中で仕掛けが止まり目印が微かに動いていた。根掛かりと思ったが魚が居食いしていたようで腰を落とし魚の引きに耐えていた。掛かってからのイナシで竿の角度や空気を吸わせるタイミングなどを後方から指示する、慣れない長竿と良型のニジマスに苦労しながら念願の一尾目を手にすることができ破顔一笑のGさん。 1尾目こそ時間が掛かったが2尾目、3尾目と順調に魚を掛ける事が出来て3尾目には取り込みもスムーズに出来るようになった。

 二人共犀川の本流ニジマスを楽しみ納竿、本流釣りの醍醐味、延べ竿のダイナミックなやり取りを体験してこれからも続けて行きたいとの嬉しい言葉を頂く事ができた。私も時折竿を出したがこの日は5月にラインナップに加わった新製品の本流スペシャルⅡ HH9.5にハリス1.75号で犀川のニジマスを狙った。鈎は魚へのダメージ軽減のためギガリフト(ヘラ鮒用スレバリ)を選択、本流専用鈎ではなかったが形状と軸の太さで選んだ鈎は魚をバラす事なくアベレージサイズの45cmクラスを数匹手にする事が出来た。
HH9.5は持ち重りを感じない竿に仕上がっておりHH9.0よりも軽く感じる程、振っていて疲れにくく魚が掛かってからは竿全体がしなって魚の引きを吸収、不意に走られても操作性も良いため慌てずやり取りが出来る、勿論感度も良いため微かな魚信も拾うことが出来る優れた竿だ。


今回は全員が複数釣果を上げる事が出来満足して頂けた、 協力頂いたメーカー様やサポートして頂いたMさんありがとう御座いました。

がま渓流 本流スペシャル2

ギガリフト

ギガリフトは強い味方となった。

比較的釣りやすい浅瀬を選んだが魚影は濃かった。

本流釣り初体験のGさんも竿を曲げ楽しんだ。

私も時折竿を出しニジマスの引きを味わった。

丸々太ったコンディションの良い犀川ニジマス。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 本流スペシャルⅡ HH9.5

ランカートラウト8~10号ギガリフト13号

ライン

ハリス フロロカーボン1.70号、オモリ3B~1.2号

エサ

ミミズ、ブドウ虫、イクラ、マグロ(切り身)

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