イトウ釣行記(北海道) | がまかつ

FRESH WATER

イトウ釣行記(北海道)

2024-11-15

渓流

吉村政治

釣行日2024年10月下旬 場所北海道

釣果

3匹

 今年もイトウを釣りたいと思い北海道の友人、博君に連絡をした。「おいでおいで」と気持ち良く言ってくれた。釣行は10月下旬に3泊4日で決定した。
 今回も実の兄貴と釣行、自分の家を4時30分に出発。飛行機を乗り継ぎ、現地に着いたのは昼の1時。身支度を済ませ釣りをしている場所へ博君と名前を叫ぶと気づいて手を上げてくれた。久しぶりの再会に握手をすませ釣果を聞くと朝5時頃に90cmオーバーを頭に3本とラインブレイクが1だと言う。写真を見せて貰うと立派イトウが写っていた。
 ついつい今年も力が入る。直ぐに竿を振ることに、しかしそんなに甘い物ではない。夕方5時頃まで頑張ったが昼からは3人共アタリ無し。夜はビールを飲みながら釣雑談を楽しんで明日に備えた。


 翌日、朝5時頃から竿を出すことに。天気は晴れ、とは言っても北の大地は寒い。自分はヒートテックとホッカイロを2つ貼り付け寒さ対策し竿を出すことに。少し遅れて博君と兄貴も竿を出した。すると一投目で兄貴にアタリがあり、イトウの引きを楽しんでいる。釣り上げたの78cmのイトウだ。そして6時半頃、博君の竿にイトウが掛かった私は携帯で録画をしながら応援、見事釣り上げに成功96cmの立派なイトウだ。
 自分だけアタリ無し時間は過ぎ10時40分頃、待望のアタリ目印が左右に動いたと思ったら上流へ。そこで一気にアワセを入れた。フッキングは成功、このサーモン竿はプロトタイプの時に鮭を何十本と掛け信頼の置ける竿。しかし相手は時にメーター超えのイトウ、鮭とは全然違うパワーで竿が絞られていく。仕掛けと竿を信用し絞っていくとイトウの力が徐々に弱っていく。タモに収まったのはメータージャストの立派なイトウだった。博君とも抱き合い喜んでくれた。

がま渓流 本流スペシャル2

A1 スーパーアキアGストロング

2日目のメータージャストのイトウ

 3日目も朝5時頃から竿出した。6時頃、博君の竿に来たと声が聞こえた。振り向くと竿が満月に結構なやり取りが続きタモに納めた昨日に引き続き90オーバー、流石だ。よし自分も釣ると集中して流して行く、すると兄貴の竿が絞られている釣り上げたのは87cmのイトウだ。又、自分だけが釣れない。見えないプレッシャーが、ここで博君が時間切れ博君は帰ることにお見送り。

 11時過ぎに今日初のアタリ、竿を振り出して6時間逃がすわけにはいかない。しっかりアワセを入れフッキング。昨日より強い引きに感じるがタモに収まったのは94cmのイトウだった。昨日のイトウに比べると体の色は赤みが強く出てて、それも素晴らしいイトウだった。その後夕方5時頃までアタリも無く終わった。

94cmのイトウ

 最終日、気温は1℃。しかも強風に雨まで降っている。釣にならないが兄貴はそれでも竿を振り始めた仕方なしに自分も竿を出すことに。アタリも何も分からない。天気予報を見ると徐々に天気は回復するらしい。自分は寒さに耐えれなくなりコンビニへ、温かいおにぎりと味噌汁を買い兄貴に電話をし車へ来いと連絡。雨の中寒い寒いと車に乗り込みポカポカの車のなかで温かい味噌汁で暖をとった。少し様子を見ることに。

 11時頃雨が止み風が少し収まった。気合いを入れ直し竿を出す。しばらくすると自分にアタリ。一呼吸しアワセを入れると猛烈な引き。今回の釣行で一番の引きが強く、何回も抵抗を見せる。隙あらば後ろへ下がりたいが余裕がない。何とか耐えていると頭をこっちに向けてくれた。即座に後ろへ、所が石につまずき、転けてしまった、ヤバイ。またイトウが対岸に走りのされると思った。しかし、イトウが力尽き寄って来たラッキーな事にタモ入れに成功101cmのイトウだった。自分は満足をして納竿した。
 兄貴もその後90センチを釣り上げた。今年も博君のお陰で自分も兄貴も最高の納竿となったのは言うまでもない。イトウと北海道本当にありがとう。

最終日101cmのイトウ

友人の博君

兄貴

タックルデータ

ロッド

がま渓流本流SPECIAL2 サーモン

スーパーアキアGストロング22号

ライン

道糸フロロカーボン6号 ハリスフロロカーボン6号

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