神津島の尾長グレ釣り(東京都神津島) | がまかつ

SALT WATER

神津島の尾長グレ釣り(東京都神津島)

2023-06-27

磯(上)

塩田哲雄

釣行日2023年6月17日 場所東京都神津島村祇苗群島ナダラのハナレと横瀬のハナレ

釣果

尾長グレ45cmとイサキ36cm〜38cm5匹

今まさに梅雨時期。梅雨といえば大型尾長グレ釣り最盛期である。この時期は伊豆諸島の大型尾長グレを狙うには絶好のシーズン。

しかし、今年は計画を立てては毎回中止を余儀なくされてしまった。すでに3回も台風が接近して海上は大時化状態。

三度目の正直となった6月17日、会の仲間とようやく神津島に釣行できた。

釣行ルートは、自宅から車で静岡県下田市の下田港まで走り、神津島から迎えにきている渡船に乗船して、神津島へ向かった。

神津島の沖磯へ渡礁、釣りを終えたらまた渡船で下田港まで戻るのが日帰りパターとなる。

日帰りだけでなく、泊まりでの釣行パターンもある。下田港を4時前に出船し神津島の多幸港に5時40分頃に着岸。

カメにしまっていた道具類をデッキに出して出船。目指すは祇苗群島。

今年は黒潮のまともにあたっているせいなのか、神津島では30~50kg以上のキハダマグロがルアーフィッシングで、磯の上から狙って釣れている。

そのため全国の大物狙いのルアーマン達が大勢訪れている。最初に上がった磯はナダラのハナレ。

ウネリがまだ少し高い状況であるが、なんとか渡礁できた。高いところに並んで釣り座を取り釣り開始。

タックルは、神津島ではいつも使い慣れているがま磯インテッサGⅤ1.75号5.3m今までも数々の大型尾長を取ることができた1番の愛竿だ。

組んだのは2B号のウキ。サラシで軽い浮力のウキでは仕掛けが安定しないと考えたからだ。

コマセを撒くと50センチから60センチ級のイスズミの大群が海面まで浮いてくる。

そこで足元に多めのコマセを撒いて、仕掛けは遠投し沖に流れたコマセに反応する尾長を狙うようにした。

ファーストヒットは40センチ弱のコバンアジ。続けて釣り上げた後、36センチから38センチとジャンボサイズのイサキを5連発。

そして待望の尾長グレがヒット45センチと神津島では物足りないサイズではあるが、水温が20度以上と上がってしまっている状況を考えると良しとしよう。

10時の見回り時に上潮で波を被るかもしれないからと場所の移動となる。今度は神津島本島地方寄りの横瀬のハナレ。

ここでは潮の流れもあまりなく、イスズミとムロアジの大群に囲まれてしまいどうにも打つ手がなく磯上がりの時間となってしまった。

雄大な景色を見ながらの神津島での大型尾長グレ釣り。これぞ磯釣りの醍醐味。

強烈な引きと食べては最高に脂が乗って絶品な尾長グレ。皆さんもチャレンジしてみてはいかがだろう。

タックルデータ

ロッド

・がま磯インテッサGⅤ1.75号5.3m

・掛りすぎ尾長6号〜8号

・A1あわせ尾長6号〜8号

ライン

・道糸4号と3号

・ハリス4号と3号

エサ

・オキアミ

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