YGG出資3歳馬ホルトバージ、今年12走目のレースを終える - 一口馬主クロキリ

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2019年2月より毎日更新中!一口馬主クロキリによるクラブライフブログ。2021年8月 オーストラリアにて共有馬主始めました!

YGG出資3歳馬ホルトバージ、今年12走目のレースを終える

2歳で早々に勝ち上がり、年末の大舞台ホープフルSへの出走も果たしましたがその後1勝クラスの壁との戦いが続いていますYGG出資馬ホルトバージ。通算18走目、1勝クラスに来てから16走目のレースを終えて最新の近況が更新されました。

早速確認してみましょう。

ホルトバージ

ホルトバージ。2024年9月 クラブ公式ホームページより。許可をいただき掲載しております。

3歳 牡馬 中央1勝
キンシャサノキセキ×プレインズウーマン
(プレインズウーマンの2021)
栗東)寺島良厩舎
谷川牧場生産

谷川牧場さん生産馬への出資は初!
寺島厩舎預託馬への出資は最多の3頭目!
この世代の中央出資馬デビュー1号!
2歳7月の勝ち上がりはこれまでの中央出資馬最速!
3歳時に年間12走で出資馬最多!

測尺

2022年10月17日募集時
体高157.0cm 管囲19.5cm 胸囲168.0cm 馬体重414kg

2023年01月21日
体高160.0cm 管囲20.2cm 胸囲179.0cm 馬体重447kg

2023年04月20日(北海道育成最終)
体高162.0cm 管囲20.2cm 胸囲180.0cm 馬体重459kg

2023年07月16日(新馬戦)
馬体重470kg

2024年07月13日
馬体重:460キロ

2024/11/6 更新情報

栗東・寺島厩舎にて調整中です。

この中間は6日にCウッドチップコースにて併せ馬で追い切られました。

寺島調教師コメント

「今日はCWコースで併せ馬で81.8-66.6-52.3-37.4-11.5でした。
終いまでしっかり動けていましたし動きは良かったと思います。

今回間隔を空けましたが落ち着きも出てきましたし、飼い葉もしっかり食べてくれています。

仕掛け所の難しい馬なので(武)豊さんも合うんじゃないかと思いますし、なんとか良い結果を出したい所ですね」

2024/11/7 更新情報

栗東・寺島厩舎にて調整中です。

11月9日(土)京都6R 3歳以上1勝クラス ダ1800m戦に武豊騎手騎乗で出走いたします。

2024/11/9 レース結果

11月9日(土)京都6R 3歳以上1勝クラスに出走し2着でした。

寺島調教師コメント

「やっぱり(武豊騎手は)上手いですね。
全体的にそつなく乗ってもらえて展開も良かったんですけど、勝ち馬は以前一緒に走った時は力を出せていなかった印象ですけど未勝利は強い勝ち方をしていて能力の高い馬だと思うので、ホルトバージも強い相手に良い競馬をしてくれたと思います。

レース後の状態に問題がなければ中1週で1800mと1900mがあるので、そこに向かっても良いかなと思いますが、また戻ってからの状態とジョッキーも含めて確認して相談させて頂きます」

武豊騎手コメント

「前半はペースが流れていたので、良いポジションで進められたと思います。
外外を回りたくなかったんですけど、3〜4コーナーで上手く内に潜り込めて、直線は外に出せたので良いレースは出来たと思います。

最後は内にモタれるところがありましたし、右手前のまま替えられなかったのでそこが課題かなと思います。

スタンドを見て建物を気にしていたので、余計に手前が替え辛かったのかなという気がしました。
時計は悪くないので順番は回ってくると思います」

クロキリの一言

2歳の2月半ばからハロン15ペースでの調教をこなし、4月末に本州入りし宇治田原優駿ステーブルへ。
6月末にトレセン入りを果たし、入厩3日でゲート試験を受けて無事合格。

その後も順調に進められ7月16日、私のこの世代の中央出資馬第1号としてデビューして7着になり、そこから中1週の7月30日、200m距離延長して挑んだ芝1800で見事勝ち上がりを決めましたホルトバージ。

2歳シーズンは放牧も挟みつつ2歳重賞 新潟2歳ステークス、1勝クラスの紫菊賞、2歳オープンの萩ステークス、G1ホープフルステークスと様々な舞台で芝のレースを走り、年が明けて3歳になると開幕週から早速始動。
京都1800で初ダートにチャレンジして勝ち馬ノットイナフから0.2秒差の2着。ダートでもやれるぞという走りを見せてくれました。

そこからは数戦ダートを走り、途中で芝に戻したりと条件を変えたりもしながらも、「全く通用していないというほどでは無いものの勝ち切るほどの決め手も無い」という印象のレースが5レース、約半年続く苦戦の時期に。

1勝クラスの壁はこんなに高いのか…と思い始めていましたが、7月13日からは3年目西塚騎手とコンビを組み9月8日までに4走。
9月8日の中京こそスタート直後両隣りの馬が寄ってきて間に割って入ることが出来なかったことにより後手を踏み、そこから外々を早めに進出していき勝ちを狙う形を選んだことで最後は失速、6着と少し悔しい結果に終わりましたが、そこまでの3走は芝2000とダート1800、ダート1800と走って2着2着3着。

暑い夏を立派な成績で乗り越えてくれました。

前走は9月21日。
7月から数えて5走目のレースで、これを終えたら休養を挟もうということで挑んだ一戦でしたが、いつも通りの後方スタートから中盤では一時最後方に。
外から上り最速の脚で伸びてくる姿は素晴らしかったものの流石に届かず…という内容で勝ち馬イモータルバードから0.9秒差の7着で終えて放牧に出ています。

放牧当初は両トモに多少疲れが出たりしたようですが、幸い軽度で済んだようでスムーズに調教へ復帰。

11月9日、鞍上に武豊騎手を迎えて年内12走目のレースに挑みました。
中6週でしたが、これは今年に入って最長タイとなるレース間隔。昨年は中8週というのが一度ありましたが、それを含めても2位タイのレース間隔で、本当によく走ってくれていますね。

レースは15頭立ての8枠14番から。

悪くないスタートを切ると、後方で折り合いながらまずは内の方へ。
それでもしばらくは数頭分外寄りを走っていましたが、3コーナーに入るといつの間にか最内に。
そこから直線に向けてまたスーッと外に出てくると、ゴールまで進路を阻むものはありませんでした。

いやー見事なエスコートでしたね。
私は2017年から競馬を始めたので武豊騎手が一番勝ち星を量産していた時期を知らないのですが、当時から見ていたファンの方々にとってはこのくらい普通で日常的な光景なんでしょうか?

スウィープフィートの時も感じましたが、まさに流石レジェンド、という騎乗でしたね。

そしてそれに応えたホルトバージも良い走りでした。

最後は内にモタれ、手前も替えられなかったということでライオンさん所属のルシュヴァルドールに0.3秒及びませんでしたが、個人的には負けて馬券も外したのにここまで後味の良いレースもなかなか無いよなと感じたくらいのスッキリした一戦でした。


次走は中1週も視野に入れるとのことでこちらも流石寺島先生。
「ジョッキーも含めて確認して相談させて頂きます」とのことですが、武豊騎手の継続騎乗もありますかね?
そうなると嬉しいです。

人馬の無事と健闘を祈りつつ、次走も楽しみに待ちたいと思います!

とりあえずお疲れ様ホルトバージ!
ナイスレースでした!!


※画像・コメントはクラブホームページより。
許可をいただき掲載しております。