シルク出資2歳馬でドゥラメンテのラストクロップ世代産駒エノラの22ことエネルジコ、6月に入り本州入りを果たしゲート試験を合格、10月下旬になりいよいよデビュー戦を迎えました。
早速確認してみましょう。
エネルジコ
2歳牡馬 中央1勝
ドゥラメンテ×エノラ
(エノラの2022)
ノーザンファーム生産
関東)高柳瑞樹厩舎
2023年リーディングサイヤー・ドゥラメンテの最終世代産駒!
高柳瑞樹厩舎預託馬への出資は、2016年産世代のシルク初出資馬フライトストリーム以来2頭目!
この世代唯一の中央出資馬!
シルク出資馬初の新馬勝ち!
測尺
2023.07.18
馬体重376kg 体高150.0cm 胸囲162.5cm 管囲19.5cm
2023.09.01
馬体重418kg
2023.11.01(空港移動時)
馬体重415kg
2023.12.01
馬体重432kg
2024.05.01
馬体重451kg
2024.06.15(本州移動直前)
馬体重458kg
2024.10.20(新馬戦)
馬体重440kg
2024.10.20 レース結果
10月20日(日) 東京5R 2歳新馬 (混) 芝1800m 津村明秀(56.0kg) 1着 2人気
津村明秀騎手コメント
「まだこちらがしっかりと支えてあげないと良い姿勢で走れないところはありますが、今日はそれほどペースが速くなかったこともあり、丁度良いところで折り合いながらまとまって走ることができていました。
良い雰囲気で直線に向くことができ、あとはどれだけ伸びてくれるかなというところでしたが、思った以上に伸びてくれましたし、この馬は良い意味でこちらを裏切ってくれますね。
正直なところ1回使ってから良くなるかなと思っていた中でこれだけの走りをしてくれましたし、これからもっと良くなると思います」
クロキリの感想
この世代のシルク一次募集で1頭入魂の申し込みを行い、無事出資できることになりましたエノラ22改めエネルジコ。
Yearlingでじっくり育成されていましたが1歳10月上旬にノーザンファーム空港へ移動。
馬体重・馬体面の方でグッと成長する時期を待ちながらじっくり育成期間をすごし、6月中旬についに本州入り。
高柳先生からは時間をかけていきそうなコメントが出ていましたが、6月27日にいつのまにかゲート試験を受けていて、無事1発合格を果たしています。
余裕の合格というわけでは無かったようでしたし身体も小さかったので、成長を促しつつじっくり外厩で調整される感じかなと予想していましたがまさにその通りで、夏の間天栄でじっくり育成され、9月19日、いよいよトレセンに帰ってきて10月20日、東京芝1800mでデビューとなりました。
後方からレースを進めると、直線に入ってもまだかなり後ろの方。
更に外に進路を確保するまでにも少し時間がかかった様子で、この感じだと1つ2つでも上の着順に上がれたら御の字かなぁなんて思っていたのですが…東京の長い直線で魅せてくれましたね。
残り400mを切った辺りから徐々に加速を開始するとどんどん先行馬達を追い抜いて行き、200mのところでは掲示板圏内に。
そのままゴールまで脚が止まることは無く、前方で脚を伸ばしていた1番人気ナヴァラトゥナ、先に抜け出していた3着馬クリールスルをも捉えて見事先頭でゴールしてくれました。
上り33.3はメンバー最速。33秒台もエネルジコのみという素晴らしい末脚。
個人的には芝はお試しで本命はダートかなぁと思いつつだったり、直前の更新コメントも新馬戦からいきなりという雰囲気では無かったこともあり、勿論良いレースになってほしいとは思っていましたが、まさかここまでの結果を叩き出してくれるとは…
期待以上でしたね。
私の中央出資馬の新馬勝ちはこれまでYGGのドライスタウトとダイヤモンドナイツのみでしたが、ここにシルク出資7世代目のエネルジコが加わることになりました。
ドライスタウトは重賞勝ち、ダイヤモンドナイツは故障引退してしまいましたが3歳で2勝クラスまで行っていて、エネルジコもそこに並べるくらいの実績を残せるようになるか、注目ですね。
そんな活躍を期待できるくらいの走りではあったと思いますから、非常に楽しみです。
大きなアクシデントなく順調に競走生活を送っていってほしいですね。
とりあえずお疲れ様エネルジコ!
津村騎手、高柳先生始め関係者の皆様、ありがとうございました!
そして出資仲間の皆さん、お互いにおめでとうございます!!
次走も楽しみに待ちたいと思います!
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。