シルク出資2歳馬でシュヴァルグランの初年度産駒エルビッシュの21ことベリーク、デビュー戦を終え最新の近況が公開されていました。
早速確認してみましょう。
ベリーク
2歳牡馬 未勝利
シュヴァルグラン×エルビッシュ
(エルビッシュの21)
ノーザンファーム産
関西)西村真幸厩舎
シュヴァルグラン初年度産駒!
2021年産産駒追加募集馬!
シルク追加募集当選は2頭目!
この世代のシルク唯一の出資馬!
2023.10.25 更新情報
在厩場所:ノーザンファームしがらき
西村真幸調教師コメント
「スタートは上手く決めることが出来たのですが、距離が少し忙しかったのか、道中は付いていくので精一杯でしたね。
それでも直線ではバテることなく外からジリジリと脚を使っていましたので、次は距離を延ばしてみたいと考えています。
レース後は直接ノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただいたのですが、牧場にて詳しく馬体を確認してもらったところ、左腕節部分に腫れと熱感が出てきた模様です。
そこでレントゲン検査を行うと、左前橈骨遠位端外側の骨折が判明いたしました。
ですから、25日にトレセンへ移動させ、改めてこちらでもレントゲンを撮ったところ、レースに起因するものと考えられることから、全治6ヶ月の見舞金の対象になるということです。
その日のうちにノーザンファームしがらきへ戻りましたが、この後はノーザンファーム空港へ戻してオペをするか検討することになっています」
2023.10.27 更新情報
在厩場所:ノーザンファーム天栄
27日(金)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動しています。
2023.10.29 更新情報
在厩場所:ノーザンファーム空港
29日(日)に北海道・ノーザンファーム空港へ移動しています。
クロキリの一言
一次募集に2頭申し込み玉砕、キャンセル募集でも出資叶わず、入会から6世代目にして初の出資馬ゼロ頭の危機に瀕していたところから、追加募集で1頭入魂作戦に挑み、インディゴブラック以来2頭目の追加募集当選、出資がかなうことになりましたエルビッシュ21ことベリーク。
春までは北海道ですごし、6月に入ってから本州移動→トレセン入厩と一気に動き出し、7月19日にゲート試験を受け一度失敗したものの翌日に無事合格。
合格後は しがらきでの調整期間を挟み、10月21日の京都、芝マイルで藤岡康太騎手とコンビを組みデビューを迎えました。
勝ち馬ブルーアイドガールから1.5秒差の13着と結果は残念なものになりましたが、次走巻き返しに期待ですねとなっていた矢先、なんと左前橈骨遠位端外側を骨折してしまったそうです…
橈骨遠位端…左右の違いとかはあったかもしれませんが、出資馬ではパーフェクトルールやオールスティール、ディオアステリアらが骨折してしまったのと同じ部分ですね。
パーフェクトルールは骨折した時期もあってそのまま引退し乗馬に。
オールスティールは5月に手術して中央登録を抹消、もうすぐ笠松での再デビューというところ。
ディオアステリアは3月に手術し久々のトレセン入りを待っている段階。
ベリークも半年以上しっかりかかってしまうことを覚悟した方が良さそうですね…
非常に残念ですが、クラブでの編集のせいかもしれませんが西村先生は何となく淡々としたコメント。
復帰後充分勝ち上がりは間に合うだろうという自信の表れだったりすると嬉しいんですが、どうでしょうね。
どちらにしても一定期間の成長待ちは必要だったかなという状況でしたので、じっくりそれを待てる環境ができたとプラスに考えるしかありません。
一回りも二回りも大きくなって、夏競馬あたりでバシッと勝ち上がってくれると信じて回復を見守っていきたいと思います。
早く良くなりますように…
※画像・コメントはシルクHC様ホームページより。
許可をいただき掲載しております。