アートDX基金 | 藝大基金

プロジェクト詳細

アートDX基金

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アートDX基金

東京藝術大学では、アートとデジタル技術を融合し、文化・芸術の社会的価値を最大化するため、「アートDX基金」を設立しました。

本学の芸術教育・研究の蓄積を生かし、アートとデジタルの融合によるイノベーションを生み出し、社会的な課題解決や日本のコンテンツ産業の未来に貢献し、また高度な人材育成を推進していきます。
本基金の趣旨にご賛同いただき、ご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

 

プロジェクトの概要

アートDXは、デジタル技術やICT技術を活用して、文化・芸術の社会的価値を最大化し、Well-beingな社会構築を目指す取組みです。
東京藝術大学は、130年以上にわたる芸術の蓄積の上に立ちながら、デジタル技術に関する研究・教育・発信を推進し、ICTやAIを用いた新たな表現の追求や次世代の高度人材育成、更には、新たな文化・芸術と社会を創造することを目指しています。

 

基金の使途

「アートDX基金」では、次の活動を支援します。

1.アートとデジタル技術によるイノベーションを生み出すための研究
2.東京藝術大学芸術未来研究場「アートDX」ラボの設置
3.日本の産業を支える高度人材育成を目指す学部を含む学部教育の拡充
4.大学院(ゲーム専攻)の設置と高度な人材教育の実施
5.子どもや中高生を対象としたデジタル分野の教育プログラムの実施
6.社会人向けのデジタル分野講座やプログラムの提供
7.デジタル分野の表現を後世に文化として残す取組みの推進

 

今後の取組み

「アートDX基金」は、次の取組みを通じて、社会的課題解決や将来のコンテンツ産業に寄与し、高度人材育成を目指します。

■ アート×デジタルの新しい研究推進と社会的課題解決への貢献
■ 東京藝術大学芸術未来研究場「アートDX」ラボにおける研究プロジェクトの実施
■ 学部教育の拡充
 情報デジタル系教育と既存の専門教育との関係やカリキュラム間での接続など、全学的かつ多様な視点での検討を行い、学部教育を充実させる。
■ 大学院(ゲーム専攻)の設置
 令和8年度を目指し、ゲーム専攻の開設を計画し、ゲーム分野における先端的な研究と日本のコンテンツ産業の未来を担う高度な人材育成を行う。
■ 子どもや中高生向けプログラムの提供
 アートとデジタルに関する教育プログラムを積極的に提供し、若年層の創造性と技術力の育成を支援する。
■ 社会人向け講座やプログラムの開催
 アートDXの知見や技術を広く社会に還元するため、社会人を対象とした講座やプログラムを開催し、職業能力の向上や創造的な思考の促進を支援する。
■ デジタル表現の文化的保存
 デジタル分野の表現を後世に伝えるため、デジタルアートやデジタル文化の保存・保全に取り組む。

 

現在の取組み

東京藝術大学では、各研究室において次のような研究を行っています。

   [ 建築情報研究室 ]

  [ 音響メディア研究室 ]

  [ ゲームコミュニケーション研究室 ]

  [ XR/VR研究室 ]

 

これまでの取組み事例:大学院映像研究科ゲームコース

●ゲーム・IT等の産業界と連携し、次世代の表現の開拓や、それを担う人材育成を行いました。

●南カリフォルニア大学(USC)とのコラボレーション
2018年度に文部科学省による「大学の世界展開力強化事業~COIL型教育を生かした米国等との大学間交流生成支援~」に採択され、全米トップのゲーム教育機関を誇るUSC映画芸術学部インタラクティブメディア&ゲーム学科と本校双方のゲーム教育水準を高めるため、学生・教員による様々な交流プログラムを実施しました。

●東京藝術大学ゲームコース展 GEIDAI GAME 04 (2023年3月17・18日開催)

皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。