銀行などの金融機関から
「お客さま情報確認」「お取引目的確認」
などと書かれたお手紙・はがきが届いたら、
すぐに確認して返送等のご対応を
お願いいたします。
マネロンって何???
マネロンって何?
具体的にどうすればいいの?
そんな疑問はこちらで解決!
60秒でわかる
金融機関のマネロン対策って?
金融機関のマネロン対策とは?
金融庁と銀行をはじめとした金融機関では、マネロン等(マネーローンダリング、テロ資金供与、拡散金融)の対策に力を入れています。とはいえ、「マネロン」という言葉を耳にしたことがない方も少なくありません。一見すると、私たちの生活に関係がないように見えるマネロン対策ですが、実は私たちの生活の安全につながる、とても大切な取り組みです。
そもそも、マネロンって?
マネロンとは、マネー・ローンダリング(Money Laundaring「資金洗浄」)のことを言います。
犯罪によって得られたお金(不法収益)を、全く関係のない他人名義の口座などに入金することで、不法収益の出どころをわからないようにしようとします。
これがマネー・ローンダリングです。
マネロンによって出どころがわからなくなった不法収益は、別の犯罪やテロ行為などに使われてしまいます。
特殊詐欺でもマネロンが行われている
日常生活を送る私たちにとって、犯罪やテロと聞いても、いまいち実感が持ちにくいかもしれません。しかし日本においても、マネロンが起こっているのが現状です。
日本では、不特定多数の人からお金をだましとる「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」などの特殊詐欺が後を絶ちません。こういった詐欺でだまし取った不法収益の振込先に、架空口座や他人名義口座を使うことで、マネー・ローンダリングが行われているのです。
つまり、こういった詐欺に遭うと、お金をだまし取られるだけではなく、別の犯罪やテロへの資金になってしまっている可能性もあるのです。
国際的に見ても、
マネロン対策が重要になっている
国際的に核・ミサイルやテロの脅威が増す中、金融サービスを悪用して、わが国が制裁対象とする国・組織・個人や犯罪者に資金が渡ることとなれば、更なる犯罪行為やテロ行為を助長するということになりかねません。こうした資金を断つことは、日本及び国際社会がともに取り組まなくてはならない課題であり、金融庁や銀行をはじめとした金融機関はマネロン対策に力を入れています。
私たちの安心・安全な生活を守るとともに、私たちの預金や資産を守るため、金融機関のマネロン対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
金融機関のマネロン対策
私たちは何をすればいい?
金融機関のマネロン対策は、
以下の2点にご協力ください!
大切な資産を守るために・・・
金融機関のマネロン対策は
以下の2点にご協力ください!
金融機関から
手紙やはがきが来たら、
すぐに確認・返送等の
対応をお願いいたします
お引越ししたら
金融機関への住所変更を
忘れずに行ってください
金融機関から手紙や
はがきが届きましたら、
すぐにご確認・返送等の
対応をお願いいたします。
金融機関ではマネロン対策の一環として、お客様の情報やお取引目的等の定期的な確認を行なっております。
以下のような「お客様情報確認」「お取引目的」等と書かれたお手紙・はがきがお取引している金融機関から届きましたら、ご確認の上、ご返送をお願いいたします。
(金融機関から届く郵送物の例)
※金融機関によっては、QRコードを利用して
WEBでの回答をお願いする場合もあります。
お引越しをされましたら、
金融機関での住所変更を
忘れずに行ってください!
お引越しのタイミングは何かと忙しく、つい金融機関に届け出ている住所の変更を忘れてしまいがちです。
しかし住所変更を忘れてしまうと、金融機関から送られるマネロン対策のお手紙やはがきはもちろん、金融機関からの重要なお知らせもお手元に届かなくなってしまいます。
そのため、お引越しをされましたら、早いタイミングで住所変更のお届け出をお願いいたします。
被害に遭わないために
気をつけてほしいのにゃ!!
金融機関のマネロン対策を騙った
フィッシングメールに
ご注意ください
最近、金融機関を装い、マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策(以下、マネロン対策)の名目で、利用者の口座の暗証番号・インターネットバンキングのログインID・パスワードや、クレジットカード/キャッシュカード番号等を不正に入手しようとするフィッシングメールが確認されています。
現在、金融機関等は、マネロン対策の一環として、お取引の内容、状況等に応じて、過去に確認した氏名・住所・生年月日・ご職業や、取引の目的等について、窓口や郵送書類等により再度確認をさせていただく場合がありますが、利用者の暗証番号、インターネットバンキング等のログインID・パスワード等を、メールやSMSで問い合わせすることも、メールやSMSでウェブサイトに誘導した上で入力を求めるようなこともございません。
被害に遭わないためには・・・
心当たりのない
メール・SMSはのリンクは
開かない
不審なメールは、
直接金融機関に
問い合わせを
事前に正しいURLを
ブックマーク登録
各金融機関の
ウェブサイトで
情報を確認!
セキュリティ
対策ソフトは
最新版に!
こうしたフィッシングの被害に遭わないために、
- 心当たりのないメールやSMSに掲載されたリンク等は開かない。
- 不審なメールやSMS等を受信した場合には、直接金融機関に問い合わせる。
- 金融機関のウェブサイトへのアクセスに際しては、事前に正しいウェブサイトのURLをブックマーク登録しておき、ブックマークからアクセスする。
- 各金融機関のウェブサイトにおいて、インターネットバンキングのパスワード等をメールやSMS等で求めないといった情報を確認する。
- パソコンのセキュリティ対策ソフトを最新版にする。
といった対策を取る等、十分にご注意をお願いいたします。