プロダクトデザイナーが作った 美濃焼のチューリップマグ2個セット〈ブルー&ブラウン〉 [日本製]
お申し込み番号:531679
1セット ¥4,600 ( +10% ¥5,060 )
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ストーリー
福井さんと8年ぶりの再会。
こんにちは、日本職人プロジェクトリーダー・山猫です。今回はプロダクトデザイナーの福井さんとの企画エピソードをご紹介させていただきます。日本職人プロジェクト20周年企画を実は1年以上まえからひそかに企画していました。プロジェクトの象徴バッグダレスバッグの復刻や、各職人・工房への特別モデルのお願いなども同時進行でスタートした頃。私がこのタイミング企画したかったのが福井さんへの新作モデルのオーダー。福井さんはセレクトショップ用の時計やインテリア雑貨をデザイン・監修する方で、数年前からオリジナルブランド〈Soil & Flame / ソイル アンド フレーム〉も独自展開されています。
コロナも落ち着いたタイミングで、「福井さん、ぜひ20周年記念企画として福井さんに依頼したいのですが…。」とご連絡すると、「前に話してた件ですよね。財布でしたよね? もちろんOKですよ!」とお返事をいただきました。それから、「もしもよろしければ…今回の新作財布が発売できるタイミングで、一緒に持ちたくなる新作鞄もお願いできませんか?」と山猫がお伝えすると福井さんが「いいですよ。どんな鞄にするか、一度打ち合わせしながら決めましょう!」とお返事くれました。ここから企画がスタートすることに。数年ぶりに福井さんに会いに横浜に行きました。
福井さんの愛用している革財布。神戸から持っていたレザーと生地の見本帳を見ながら打ち合わせ。
はじめの打ち合わせでは、革の種類のことや福井さんが愛用している革財布のこと、最近の職人さん事情なども話しをして、あっというまに3時間。そのなかで福井さんがお仕事で作られているアイテムもできる限りみせていただくことができました。
福井さんと直接お話して感じたのは、その人がどのような気持ちで使いたいか。それと同時に物として使い込みたくなるポイントがあることのように感じたので、神戸に帰ってからそういったことができる職人さんにお願いできないか鞄デザイナーの小林弓子さんに相談しました。
そして、電話で打ち合わせをし、福井さんがあげてくださったデザイン画をもとに、試作品を作りました。福井さんにチェックしていただく前に、山猫は何度も何度も社内のスタッフにチェックしてもらったのですが、みんなに大好評でした。
これが試作品をスタッフに使ってもらい感想を聞いているところ。女性&男性に意見を聞いて細かい部分の仕様確認をしました。だいぶいい感じに仕上がったところで福井さんに試作品を見ていただくため、再度横浜の福井さんのもとに。(レザー以外の素材候補の話もあったので、最終の素材も決めに伺いました)
福井さんが奥様と静かに商品の仕様を確認してくれます。山猫はどきどき。
「山猫さん、とてもいい感じだよ。でも山猫さんのブランドのお客様には少し大き目かな? このサイズ感だと、最終的に発売する価格も高くなりそうだし、これはこれで良しとして、もう少し違うコンセプトで企画しなおしてもいいかな?」とご提案いただきました。
プロダクトデザイナーとしての視点、そして奥様の女性からの視点での確認をを丁寧にされる福井ご夫妻。
山猫は「もちろんです!」とお応えし、もう一度スタートラインから再チャレンジすることに。そして新デザインが福井さんから、上がってきて……。下記の名作2種が誕生しました!(ちなみに、財布は8回の修正を重ねました)
仕草まで絵になる、大人の黒鞄。
自らのブランドだけでなく、有名セレクトショップの時計や食器も手掛けているプロダクトデザイナーの福井 俊男さん。ロングセラーとなった初代モデルのトートバッグから8年、待望の新作モデルが完成しました。企画には約1年を要し、本体の革から金具などのパーツまで、細かいリクエストを忠実に再現。試作と修正を何度も重ね、最高の使い心地とクオリティーを追求しました。
素材は、シボや型押しのない黒色のスムース革。シンプルだからこそ、色のトーンやオイル感にこだわって厳選しました。
革の上質感を生かし、大きめのリングパーツをアイコンにした辛口のデザインです。
たっぷり広い底まちで収納力も充分。底部分の縫製は、特殊なポストミシンを備えた職人さんを指名して仕上げてもらいました。大きめの外ポケットやキーリング付きの内ポケットなど、とことん使いやすさへの配慮も健在。
肩に掛けても手で持ってもバランスが良く、ベルトをサイドに寄せればワンハンドルのリュック風にも。さまざまな持ち方が楽しめて、どんなシーンでもかっこよく絵になります。持つ姿がサマになるだけでなく、使う姿までスマートに見せてくれます。試作段階で数種類の違う鞄を作った後に、ようやくたどり着いた新作鞄。福井さんの哲学を詰め込んで完成したことから「フィロソファ(哲学者)」バッグと名付けました。
イメージサイズは、女性の手。
ハンドストラップが付いた三つ折りのお財布は、プロダクトデザイナー・福井 俊男さんと作った新作モデル。キャッシュレス化によって多様なお財布が登場する中、必要なものだけを入れて、アクセサリー感覚で持てるものを、と企画しました。
福井さんが意識したのは、女性の手。「女性が持つには少し大きいものが多いので、女性の手に持ちやすいものを」というコンセプトから、「フォールド(つかむ、握る、抱きかかえる)ウォレット」と命名しました。
これまでと同じように作るとどうしても大きくなってしまうところを、ポケットの位置や構造などを細かく調整して設計。容量を確保するために、小銭入れの下にポケットを付けるなどの工夫を重ねました。
シックな黒色の本革に、存在感のあるリングパーツをアクセントにした辛口スタイル。
手首に掛けて持ち運べるストラップがポイントです。細めのストラップが手もとを彩り、使う仕草も美しく演出します。
持ち歩く際は、念のため財布の本体を持ってくださいね!
財布は小さければ小さいほど仕様の確認個所が増え、縫製も難しくなるため、試作の回数はなんと8回。数ミリ単位の微調整を繰り返し、職人さんたちの丁寧な仕事のおかげで、サイズと容量のベストなバランスがかないました。
ありそうでなかった、三つ折りのストラップウォレット。同じリングパーツをアクセントにした、福井さんデザインのフィロソファバッグとのセット使いもおすすめです。
特別な一杯、このマグだから。
ぽってりとしたフォルムのチューリップマグは、プロダクトデザイナー・福井 俊男さんが手がけるオリジナルブランド〈Soil & Flame / ソイル アンド フレーム〉の代表作。日本職人プロジェクトのロングセラーアイテムを生み出した福井さんの美学が注ぎ込まれたこのマグを、WEBのみでの数量限定で特別にご用意することができました。
「自然で素朴、カジュアル、こだわりのインテリアの一部のような食器作り」をコンセプトに、一点ずつ美濃の窯元で丁寧に作られています。丸みを帯びたチューリップ型のボディーは、手にしっくりと馴染む心地よさ。
今回は、ほのかな艶とざらつきを加えて奥行きを出したブルーと、味わいのあるマットな質感のブラウンの2色をセットでお届けします。
釉薬はブルーとブラウンでは異なるものを使用し、その色が持つ雰囲気に合わせて質感を表現しています。目だけでなく、手でも色の風合いを楽しめるのが魅力。実は日本職人プロジェクトリーダー・山猫も、かれこれ4年にわたってこのマグカップを愛用中。「重さ、持ち手の感触、唇に当たる感覚、すべてが絶妙にいい」と太鼓判を押すお気に入りで、家族へのプレゼントにしているほど。チューリップマグに出会ってから、最高の一杯を楽しめるようになったと言います。
家で飲むコーヒーや紅茶がおいしくなるのは、とても幸せなこと。朝食や軽食用のポタージュ、クラムチャウダーなどのスープ類にもお勧め。日常で使うものこそ、ぜひ、とっておきを選んでください。
プロダクトデザイナーが
奥様と二人三脚で作った逸品。
プロダクトデザイナーと作った新作特集はいかがでしたか? 福井さんのプロダクト(モノづくり)に対する真摯な姿勢は本当に刺激をもらいます。奥様をはじめ、まわりが発言する言葉をとても大切にされる方だからこそ、商品の仕上がりが研ぎ澄まされていくのだと思いました。洗練されたデザインがどのように生まれるかをみることができて、、、しかも20周年の特別モデルが2つも誕生して、山猫としては大変嬉しい企画となりました。気になったものがあれば、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!