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10/6(日) 福島ユナイテッドFC戦 試合前コメント

天野 賢一 監督

 

- 前節は内容面を見てもここ最近フォーカスしていた部分を発揮できた試合だったと思うが

「そうですね。良い守備をチーム全体でやりながらゲームのリズムをつかんでいこうということで、良い守備のシーンが多かったと思います。北九州戦で前半に少し下がりすぎたところがあったので、それを改善して前に出て守備をしようというのはうまくいったと思います。その辺りの使い分けは非常にうまくできたかなと思います」

 

- 久しぶりにゼロで抑えられたこともチームにとって大きいと思うが

「それは自信になると思いますし、続けてやっていきたいと思います」

 

- 欲を言えばもう1点取れればというところだったが、そこの改善に向けて意識したところは

「選手にいつも言っているのは、守備は守備だけのものではなく、守備から攻撃に移るためのものと捉えているので、そこの意識づけですね。自分たちが意図してボールを奪えるといい攻撃ができるので、守から攻の局面の意識は引き続き意識づけはしました」

 

- 後半に関しては少し押し込まれる展開になったが、そこで奪ってカウンターにいきたいところ

「カウンターにいけるのか、もしくは自分たちのボールにして攻撃に繋げていくのか、というのはもう少しできてくるかなと思います」

 

- 次節の福島もボールを握ってくるスタイルで、金沢戦でできたことを発揮できればいい展開になると思うが

「スタイル的には似たスタイルだと思います。相手のシステムやボールの動かし方は違いますが、どちらもボールを大事にして攻撃してくるスタイルではあるので、そこに対していい守備をまずしっかりおこなって、そこからチャンスを作っていきたいと思っています」

 

- 前節はこれまでなかなか出場機会の少なかった選手が起用されたが、どんな意図だったか

「常に競争してやっていこうという中で、彼らはなかなかチャンスが巡ってこなかった選手でしたが、日々しっかりトレーニングをして、良い状態だというのは見せてくれていたので、彼らが日頃やってきたことを信じて起用しました」

 

- 監督としてどういう基準、どういうタイミングで起用するか計っているところもあると思うが

「選手たちはチームの目標に対してすごく努力してくれています。その中でチームが勝つためにどういう先発のメンバーを組んで、どういうサブのメンバーを組んでいくかは毎週悩むというか、でもそれは有難いことで、その中からいいチョイスができればと毎週思っています。今週も選手に話しをしましたが、あと8試合という中で、僕はプラス2試合ということを諦めていないです。それを選手たちとも共有しました。8試合プラス2試合の中でまだまだ化学反応が起きてくると思っていて、そういうものを起こしていきたいです。競争してもらって良い選手をピックアップしていく中で、まだまだ化学反応が起きると思いますし、そういう風に促していきたいと思います」

 

 

生地 慶充 選手

 

- 前節の試合を振り返って

「チームは4連敗で苦しい状況だったので、自分が出て勝たないといけないと思っていました。結果にこだわって、後ろは無失点で勝てたのでそこは良かったと思います」

 

- 数試合チームは守備をフォーカスした中でゼロで抑えられたのは大きいと思うが

「なかなか無失点の試合がなかったと思うので、守り切れたのは一つ自信に繋がったと思います」

 

- どういう部分がよくて無失点に繋がったと思うか

「最後の体を張るところだったり、一つひとつの球際で負けないところだったり、みんな気持ちが出ていたと思います。割り切ってというか、守り切るんだという気持ちを、自分がプレーしていてもみんなから感じられましたし、今日は失点しないだろうなと思っていました」

 

- 福島はどんなチームスタイルに感じているか

「開幕戦の相手でしたが、すごくパスのスタイルというか、選手みんなが連動していて開幕戦も前半は苦しめられたので、ああいったパスサッカーのスタイルなんだろうなというのはあります」

 

- 自身としてはどういったところを出して勝利に貢献したいか

「今は守備からというチームの狙いがあるので、相手のパスを引っかけてカウンターで攻撃の起点になれたらいいなと思います」

 

- 前節は生地選手や松本選手など、なかなか出場時間の少なかった選手が出て、チームも苦しい状況の中でこの試合にかける想いも相当強かったと思うが

「本当になかなか出れなかったので悔しい気持ちもありましたし、メンバーになかなか入れない選手の代表じゃないですが、メンバーに入れない選手の気持ちも僕は感じていました。僕自身も後がないと感じていましたし、そういう人たちのためにも出て勝ちたいなという気持ちがありました」

 

- さらにチーム内の競争も激しくなると思うが

「結果を残した人が出れると思うので、自分もまたチャンスを貰えるか分からないですが、結果を出してそれがチームにいい風に働いていけばいいなと思います」

 

- 残りの試合をどういう意識で戦っていくか

「もうこれ以上負けられないですし、全部勝たないと厳しい立ち位置だと思っています。天野監督も言っていますが、一戦必勝で、次の試合を引き分けではなく勝ちで、勝点3を持って帰ってくる気持ちでずっとやっていった先にプレーオフやJ2昇格も見えてくると思うので、今は福島戦のことだけを考えています」