株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、2021年9月に創立40周年を迎えます。様々なきっかけでお客さまがさらにファミリーマート店舗に足を運んでいただけるようになる(=ファミマる。)ために、本年は40周年に向けたチャレンジ「40のいいこと!?」に取り組んでまいります。
このたびは、「40のいいこと!?」の5つのキーワードの1つである『食の安全・安心、地球にもやさしい』の一環に加え、「ファミマecoビジョン2050」の3つのテーマの1つである「食品ロスの削減」の一環として、7月1日(木)から消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品の値下システムを簡素化いたします。
■取り組みの背景
ファミリーマートでは、「ファミマecoビジョン2050」を掲げ、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマについて、2030年及び2050年に向けた中長期目標を設定し、持続可能な社会の実現に貢献するための取り組みを行っております。
このたびは、消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品の値下システムにバーコードシールを導入し簡素化をはかるとともに、食品ロス削減につなげてまいります。
1.食品ロス削減に向けた取り組み例
①季節商品の予約販売強化
2019年度からは、おせち料理やクリスマスケーキなどの季節商品では予約販売を強化し、お客さまのニーズに合わせた製造数の適正化を図ることで廃棄ゼロを目指しています。
②廃棄率改善に向けた加盟店支援制度を実施
食品ロスの発生を抑制するために、店舗では日々の発注精度の向上に努め、販売期限切れによる食品廃棄の削減に取り組んでいます。廃棄率の改善に向けた加盟店支援制度を実施するなど、新たな取り組みを積極的に行っております。
③ガス置換包装への切り替え
惣菜シリーズ「お母さん食堂」の商品の一部に、通常のパッケージより鮮度を保つことが可能になる「ガス置換包装」を採用しています。ガス置換包装とは、容器内に二酸化炭素と窒素を注入して酸化を抑える仕組みです。新たな技術により、お惣菜のおいしさを損なわず、かつ添加物を増やすことなく、消費期限を延長することができました。
2.ファミマecoビジョン2050の概要
①温室効果ガスの削減:店舗運営に伴うCO2排出量(1店舗当たり)
・省エネ型機器の導入により、店舗の電気使用量を抑制し、CO2排出の削減を進めます。
【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 100%削減(2013年対比)
※2030年40%削減としていた目標を50%削減へと上方修正しております。
②プラスチック対策:オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合
・容器・包材に植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進めます。
【数値目標】 2030年 60%、2050年 100%
なお、レジ袋等の用度品を含めた環境配慮型素材割合は2030年度までに70%の水準を目指します。
③食品ロスの削減
・商品の発注精度の向上や容器包装の改良等によるロングライフ化を進めることで、食品ロスの削減を推進します。尚、発生した食品廃棄物は、食品リサイクルループなどの取り組みにより資源の有効活用につなげてまいります。
【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 80%削減(2018年対比)
ファミリーマートは、今年創立40周年を迎えます。これからも「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。
【ファミリーマート40周年は「40のいいこと!?」】
以上