株式会社ファミリーマート (本社 :東京都豊島区/代表取締役社長:中山勇)は、ICT(Information and Communication Technology=情報通信技術)を活用した店舗づくりを目指す「次世代店舗システム構築プロジェクト」の一環として、店内のマルチメディア端末Famiポートを刷新いたします。
2014年6月11日(水)から2015年春にかけて、全国約10,500店に設置している端末を、スリムでスタイリッシュなデザインが特徴の新・Famiポートに入れ替えいたします。
Famiポートは、チケットの発券はもちろんのこと、プリペイドや「toto」「BIG」のご購入、国際送金、募金の受付など幅広いサービスがご利用いただけるマルチメディア端末です。インターネットショッピングなどの普及もあり、年々、ご利用件数は増加しています。このたび、7年ぶりの刷新で、Famiポートが新機能を搭載し、スリムで、スタイリッシュに生まれ変わります。
新・Famiポートでは、内蔵のシステムのコンパクト化などにより、端末のサイズが、従来より50%スリムになりました。また、液晶パネルを、これまでの加圧式から、スマートフォンでお馴染みのマルチタッチ対応ディスプレイに変更することにより、軽いタッチでの操作が可能になりました。
Famiポート(現行)
サイズ(mm) 450(横)×520 (奥行)×1,204(高さ)
設置板含む 550(横)×570(奥行)×1,260(高さ)
新・Famiポート
サイズ(mm) 374(横)×322(奥行)×1,243(高さ)
設置板含む 535(横)×570(奥行)×1,250(高さ)
新・Famiポートには、QRコードやバーコードの読み取りが可能な二次元バーコードリーダと非接触ICカードRW(NFC対応)を搭載しており、バーコードやICカードなどを「かざす」操作を1ケ所に集約しました。
2015年春の全国の店舗への導入が完了後、クーポンや航空券のよりスムーズな発券など、新機能を活用した新サービスも開始予定です。
<卓上型タイプ>
サイズ(mm) 374(横)×322(奥行)×635(高さ
駅ナカ店舗などのスペースが限られる店舗向けに、レジ横などに設置できる「卓上型タイプ」のFamiポートも登場します。
新・Famiポートでは、性能面・コスト面を勘案し、最適なスペックを選定しています。端末の処理性能が約5倍に向上し、よりスピーディーな操作が可能になりました。消費電力も約40%削減されます。
また、従来の端末は、瞬時停電対策として、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)を使用しておりましたが、新・Famiポートでは、バッテリー交換が不要な「コンデンサパック」を採用し、瞬時停電対応をしています。最新システムを取り入れ、内部設計を効率化し、ランニングコスト、端末製造コストについても、大幅なスリム化を図っています
ファミリーマートでは、ICTを活かした店舗づくりを目指す「次世代店舗システム構築プロジェクト」に取り組んでおります。2014年6月の新・Famiポートの導入を皮切りに、今後、店舗の「ストアコントローラー」など約3年をかけて店舗のシステムを刷新するなど、よりお客さまにとって快適で気軽にご利用いただける店舗づくりを推進してまいります。
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のスローガンのもと、お客さまの“家族のひとり”のような存在を目指して“気軽にこころの豊かさ”を提案し、「ファミリーマートらしさ」を追求してまいります
以上