2010年 新年のごあいさつ|ニュースリリース|ファミリーマート

あなたと、コンビに、FamilyMart

2010年01月01日
企業情報

2010年 新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。
いつもファミリーマートをご愛顧いただきまして、まことに有難く厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【2009年を振り返り】

 2009年は、世界的な不況が続く中、日本国内では政権交代が起こるなど、混迷を極めた一年でした。小売業を取り巻く環境も、お客さまの消費マインドの冷え込みを背景に、消耗戦のごとき業態を越えた安売り合戦が続き、まさに方向感覚が失われた「濃霧」の中を彷徨っているような状態に見受けられました。
 私どもコンビ二エンスストア業界においては、加盟店と本部との関係がクローズアップされ、タスポの効果が一巡するなど、社会的にも業績的にも厳しい状態が続きました。
 そのような先行きの見えない時代の中で、ファミリーマートはコンビニエンスストアとしての道を誤らないよう、厳しいながらも「王道を探る一年」として進んでまいりました。

【2010年に向けて】

 2010年、昨年来の「濃霧」は冬のごとくさらに「冷たい濃霧」になるでしょう。その中で、やみくもに進んでいても、ますます道に迷い、体力を消耗してしまうと、力尽き、あるいは誰かに助けてもらわなければならない、という状態に陥ることになります。今年の後半には、少しずつこの霧も晴れてくるとは思いますが、その時に自分の立ち位置を改めて見てみたら、崖っぷちに立っていた、などということが無いように、一歩一歩踏みしめて、進むべき方向をしっかりと見極める1年にしていかなければなりません。

 さて、私どもファミリーマートは、本年も「王道」を進んでまいります。コンビ二エンスストアとしての王道は、「欲しい商品が、欲しい時に、欲しい数量ある」ことに加え、ご来店いただいたときに、気持ちのいいおもてなしでお客さまをお迎えするということです。そして、ファミリーマートにしかない絶対的・圧倒的な商品と価格を超えた価値、そして日々変化のある楽しい売場をお客さまにご提供できてこそ、同質化するコンビニエンスストアの中で、選ばれる存在になるということだと思います。

 ファミリーマートは2008年度から、企業名であります「ファミリー」(家族)をモチーフに中長期戦略として「お帰りなさい」をスローガンに、「家族代替サービス」を求めるお客さまを積極的にサポートしていくことに取り組んでおります。2010年以降は、特にこれからの消費の主役である、「中高年」の皆さまからも選らばれる存在になりたいと思っており、商品はもとより、サービス、あるいは多彩な嗜好を刺激するような魅力あふれる施策等を通じて、「気軽にこころの豊かさ」をご提供してまいります。

 そのためにも、ファミリーマートでは、加盟店と本部が一体となって進めている「ファミリーマートらしさ推進活動」を引き続き実施してまいります。今年は、各地区の加盟店が集まる「加盟店ワークショップ」がいっそう盛り上がりを見せることでしょう。昨年は、およそ300回、約8000人のオーナー、店長、スタッフに参加してもらいましたが、今年は「ampm」の加盟店が仲間に加わります。新しい仲間も一緒に、加盟店どうしで、あるいは本部も交えて「ファミリーマートらしさとは何か」「そのお店らしさとは何か」ということを話し合い、加盟店・本部の更なる強い「絆」づくりを行うことで、お客さまへその想いを感じていただけるよう取り組んでまいります。

 そして2010年も、同じ家族である加盟店と本部が一丸となって、先の見えない中ではありますが、王道を踏み外さないように「元気・勇気・夢」を持ってしっかりと歩んでまいります。

2010年元旦

株式会社ファミリーマート

代表取締役社長 上田 準二

ニュースリリース2010年

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