ファミリーマートがエコショップ化をさらに推進LEDファサード看板導入を拡大|ニュースリリース|ファミリーマート

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2005年08月25日
社会・環境

ファミリーマートがエコショップ化をさらに推進
LEDファサード看板導入を拡大

 株式会社ファミリーマート( 本社 東京都豊島区/代表取締役社長 上田準二 )は、このたび、新たに10店舗で発光ダイオード(LED)を利用したファサード看板の導入を決定いたしました。LED看板は、本年10月より順次導入し、2月末までに10店舗に導入する予定となっています。これにより、全地球的な地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出を削減し、地球環境保全に取り組んでまいります。
 この度のLED看板の導入は、環境省が推進する二酸化炭素削減のモデル事業として補助金の対象となっております。

■様々な立地条件での実験のために全国10店舗に導入

 LED看板は、2004年4月に「ファミリーマート鎧橋店」(神奈川県横浜市)、2004年6月に「ファミリーマート上野駅前店」(東京都台東区)の2店舗において、実験的に導入を開始しております。
 この2店舗は都市部における店舗であるため、来るべき本格導入に向けて、この度導入する10店舗は全国様々な立地の店舗を選定し、多種多様な条件下におけるLED看板の効果について検証してまいります。

■「LED看板」を1,000店舗で10年間使用した場合14,000トンのCo2削減

LED看板は、消費電力が現行の蛍光灯タイプと比較して50%以下に抑えられ、二酸化炭素の排出量もそれに比例いたします。また、現行蛍光灯の場合は、10年間で4回のメンテナンスが必要でしたが、LEDにすることで、10年間で1回に削減できることから、ランニングコスト全体では蛍光灯と比較して50%以下に抑えることが可能となります。
 このように、LED看板の導入は、地球環境保全に対しての責務を果たすだけではなく、長期的に見た経済効果も大きいと考えております。仮にLED看板を1,000店舗に導入し、10年間使用した場合およそ14,000トンの二酸化炭素削減に繋がります。
 LED看板を導入するに当たってのメリットは、このようなランニングコストの削減だけではなく、薄型化(現行看板と比較して50%以下の厚み)も実現できるため、省資源にも繋がります。
 そのため、今後は看板だけではなくコンビニエンスストアにおける光源として、様々な場面で利用できると考えております。

■ 空調・冷蔵・冷凍を複合運転するシステムの「複合冷凍機」は既に約1,600店舗に導入済み。「LED看板」「複合冷凍機」「調光システム」を合わせると1,000店舗で10年間使用した場合約200,000トンのCo2削減に

 また、この度導入する10店舗に関しましては、LED看板だけではなく、空調・冷蔵・冷凍を複合して効率良く運転する「複合冷凍機」や、自然光を利用して店内照明の電力量を削減する「調光装置」を同時に導入する予定で、相乗的に二酸化炭素量の削減を図ってまいります。
 「複合冷凍機」は、2002年6月より導入を開始し、現在ではおよそ1,600店舗に導入済みで、「調光システム」に関しては、1992年より導入を開始し、およそ6,000店舗に導入しております。これら、「複合冷凍機」「調光システム」は、さらなるバージョンアップを加えつつ、今後も新店、改装店に原則導入していく予定です。(店舗与件により導入不可の場合あり)この3つの二酸化炭素削減システムを用いると、およそ1000店舗に導入し、10年間使用した場合は、約200,000トンの二酸化炭素削減に繋がります。

 ファミリーマートでは、今後も店舗設備におけるエコショップ化を推進すると共に、生ゴミリサイクル等の環境保全型店舗運営も進め、地球環境保全に貢献してまいります。

以上

ニュースリリース2005年

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