株式会社ファミリーマート(本社 東京都豊島区/代表取締役社長 上田準二)は、本日開催の取締役会において、2003年度の組織及び役員・部長人事を決定いたしました。 本年3月1日(土)より、下記の通り組織変更及び役員・部長人事を行いますのでお知らせいたします。
〜社長と現場をダイレクトに繋ぐフラット組織と若手の抜擢〜
組織は、現場の最前線と社長をダイレクトに結び、社長の方針が個店個店の隅々に素早く浸透し、また現場の情報がダイレクトに社長に届くフラット型組織とします。これにより、経営トップと現場の最前線のコミュニケーションが大幅に強化され、施策がディストリクトを通じ、加盟店にダイレクトに正しく伝えることを目的とします。
人事は、取締役の任期を2年から1年に変更すること、新任執行役員に30歳代から40歳前半の若手を登用、執行役員の平均年齢を5.6歳若返らせたこと、ディストリクトの執行責任者にも当社を変革しうる若手の人材を多数登用したことなど、当社の中核をなす幹部社員に若手を抜擢することで、社員の意識改革を強力に推し進め、変動の激しいマーケット環境に迅速に対応し、施策の徹底を図ります。
1. ディストリクト制の採用
加盟店への支援強化に向け、経営基本計画に基づく施策の実現と地域における店舗網の拡充を図るため、現行の9リージョン体制を発展させ、更に地域毎に再編、16のディストリクトによる執行体制を構築します。ディストリクトの執行の責任者としてディストリクト部長を設置し、経営トップとダイレクトに結んだフラット型の組織とします。
ディストリクトが経営基本計画に基づく施策の実現と、地域における店舗網の拡充に専念できるよう、すべての後方支援を行う管理業務部を設置します。
また、社長の分身として、経営基本計画に基づく施策の実現と地域における店舗網の拡充を支援する分掌役員を設置します。
<参考>
16のディストリクトは、東北、北関東、埼玉・千葉、東京第1、東京第2、神奈川、湘南・静岡、東海第1、東海第2、北陸、関西第1、関西第2、兵庫、中国・四国、九州第1、九州第2から構成されます。
2.本社の再編
・ 加盟店、ディストリクトに対する支援の責任、権限を明確化するため、営業企画本部・業務本部を、商品本部、物流品質管理本部、オペレーション本部、開発本部に再編します。
・ 経営トップの意志を迅速に「売場」に反映させるため、営業企画機能を社長スタッフに移管し、スピーディな施策の立案を行い、経営戦略部門としての機能を強化します
・ 倫理法令遵守体制強化のため、コンプライアンス協議会を設置します。
・ お客様から頂戴する各種情報に対して、より積極的に対応するため、顧客サービス室をお客様相談室に呼称変更します。
・ 連結決算重視の経営環境に対応し、AFC・関連事業部の再編を行い、AFC事業部に呼称変更します。
1.新任役職役員(2003年3月1日付)
2.新任予定取締役(2003年5月開催定時株主総会後)
3.新任予定監査役(2003年5月開催定時株主総会後)
4.新任執行役員(2003年3月1日付)
【 新 】
執行役員 上野 和成(38歳)
執行役員 加藤 利夫(41歳)
執行役員 小坂 雅章(41歳)
執行役員 和田 昭則(43歳)
(注)年齢は2003年3月1日現在
5.辞任取締役(2003年2月28日付)
【 旧 】
取締役 松丸 正明
執行役員
6.辞任予定監査役(2003年5月開催定時株主総会後)
【 旧 】
常勤監査役 三橋 直樹
7.退任執行役員(2003年2月28日付)
【 旧 】
執行役員 家村 定信
1.取締役の業務分担の変更(2003年3月1日付)
2.執行役員の業務分担の変更(2003年3月1日付)
3.部長人事(2003年3月1日付)