株式会社ファミリーマート(本社 東京都豊島区)は、ファミリーマート店舗内に設置した約5400台(エリアフランチャイズ店舗を含む)のマルチメディア端末「Famiポート」の上部にあるプロモーション用モニター「CMビジョン」を利用し、ファミリーマート情報の提供とともにメーカー商品の広告の配信を行っておりますが、この12月中旬より、CMビジョンの映像音声と店内スピーカーが連動し、店内全域に音声が行き渡るようになりました。
これにより、店内告知であるCMビジョンは毎日Famiポート設置店舗にご来店いただく約430万人(5400台×約800人)のお客様に対して「CM訴求商品」の購入を促進する、訴求力の強い広告チャネルとなりました。
今回のFamiポートとBGMの音声連動に先立ち、2002年2月に店内音声連動店内スピーカー接続実験を東京都内5店舗にて実施いたしました。この実験を通じてCMビジョンでの「CM訴求商品」の売上は、音声連動前と比較し約10%の伸びにつながるという結果が出ています。このため、広告媒体として高い効果を見込むと共に、ファミリーマート店舗においても、CMビジョンと連動した売場作りを進めることで、商品の訴求が高まり売上増に結びつけることを図ります。
ファミリーマートは「CMビジョン」による広告配信事業を、EC関連子会社である株式会社ファミマ・ドット・コム(本社 東京都豊島区 社長 井上史郎)に委託しており、同社では年間を通じてファミリーマートの店頭商品告知・キャンペーン情報・Famiポートのコンテンツ情報を配信するとともに、営業代理店として「CMビジョン」への一般企業からのCM出稿の営業活動を行っております。
ファミマ・ドット・コムは、CMビジョンと店内スピーカーとの連動を受けて、他のコンビニエンスストアにはない広告チャネルとして本格的な営業活動を開始致し、2003年度にはCMビジョンによる広告収入等の売上を5.3億円見込んでおります。また、CMビジョンによる広告出稿収入は店舗には営業収入として、一定料率が支払われることになっております。
以上