(株)ファミリーマート
(株)ファミマ・ドット・コム
(株)ファミリーマート(東京都豊島区、代表取締役 田邉 充夫)は、電子商取引(EC) 子会社である(株)ファミマ・ドット・コム(東京都豊島区、代表取締役 井上 史郎)のEC インフラを活用した高齢者向け日用品宅配サービスの実証実験を(株)ヘルスケアシステムズ(東京都千代田区、医療法人社団健育会グループ会社)(以下HCS)と協力し、板橋区内 にて5月21日よりサービス開始致しますのでご案内いたします。
HCSは、(株)ハンディネットワーク(大阪府箕面市、代表取締役 春山 満)(以下HNI)が全国展開を推進する高齢者向け在宅配食サービスを導入しており、既に1000名を超える 高齢者顧客ベースを持っております。
ファミリーマートとして今後、急速に進む社会の高齢化に対応すべく、高齢者のニーズ把握、取り組みスキームを組み立てる実証実験を実施するにあたり、 HCSのもつ高齢者顧客データベースを活用いたします。今回の実証実験では、HCSの配食サービスの為、高齢者の方々のお宅を日々巡回している専任赤帽配送員が、ファミリーマート品揃えによるカタログ (カタログ名「らくかい」)と記入が簡単な申込書をお届けします。また、あわせて記入済みの申込書も配食時に専任赤帽配送員が回収しHCSに持ち込みます。
HCSは、申込書をファミマ・ドット・コムのサービスセンターにFAXにて送信し、サービスセンターで、申込書の注文をファミマ・ドット・コムのWebサイトに代行入力致します。
ファミマ・ドット・コムは、注文された商品を週に1回に纏めてHCSの倉庫に届け、再度配食のルートに乗せて専任配送員が、お客様に商品をお届け致します。
今回の品揃えでは高齢者の生活サポートという視点から重い物(飲料のセットやお米等)、かさばるもの(ティッシュやトイレットペーパーのパック等)、店舗での購入に抵抗感のあるもの(成人用おむつ等)を中心に60品目をカタログに記載しております。将来的には、洋服や趣味にかかわる商材や旅行まで拡大し、高齢者のライフスタイル全般をサポートしていきたいと 考えております。
HCSが、現在、配食サービスを行っている板橋区内にてサービスを開始し、続いて、HCSが同様に配食サービスを行っている目黒でもサービスを開始する予定です。その後は、既に 30を超える医療法人・社会福祉法人と連携して配食サービスを行っているHNIの協力を得て全国の医療法人と提携した宅配サービスの全国展開を目指していきます。
またファミリーマート店舗との連携(サービス申込みの受付や要介護者をかかえるご家族向けに注文した商品を店舗で受け取るサービスなど)や配食サービスそのものへの協力、全国を繋ぐ高齢者顧客ベースを生かし多様なパートナーと協力しての高齢者向け商品開発及び提供等、実証実験を通じ検証し、順次拡充していく予定です。
専任赤帽配送員:
高齢者向け配食・日用品宅配サービス専任の赤帽ドライバーで全員が、介護ヘルパー2級の講座を受講済み。お食事/日用品のお届け時にお客様の安否確認を行うことにより、安心もお届け。
カタログ「らくかい」:
ファミリーマートが、医療法人と連携して作成する通販カタログの名称。漢字で書くと「楽買」 若しくは、「楽介」であり、「楽に買える」、「楽しく買える」、「楽に介護」等の意味を込めた名称。 ファミリーマートで商標登録済み。
注)今回のスキームではファミリーマート店舗との連動はないため、カタログにはファミリーマート名の記載はありません。
以上