食品表示の監視
食品表示法
食品表示法
「食品表示法」は、食品を摂取する際の安全性の確保及び一般消費者の自主的かつ合理的な食品の選択に資するため、販売される全ての食品表示について『食品表示基準』を定めています。
『食品表示基準』では、製造業者、販売者、輸入者等の食品関連事業者等に対して食品表示基準に従った表示を義務づけています。
FAMICでは、原産地や品種、加工食品の原材料等が正しく表示されているか等について、科学的な検査を行っています。
また、食品の遺伝子組換えに関する表示が正しいかの検査を行い、必要な場合は、分別生産流通管理(IPハンドリング)が適正に行われているかどうか、製造業者等への調査を行っています。
これらの検査の結果、不適切な表示の疑いが生じた場合は、農林水産省からの指示に基づき、製造業者等に対する立入検査等を行っています。
表示監視のための分析検査
表示が正しく行われているかの判別を行うため、以下のような各種の科学的検査を行っています。
- DNA分析
- 食品のDNA分析による種の判別
- 遺伝子組換えに関する表示のある食品の検査
- 元素分析
- 食品の元素組成による原産地判別
- 安定同位体比分析
- 加工食品の安定同位体比分析による原材料の確認
- その他成分分析など
- ソーセージ等の食肉加工品の肉種の判別
- 食用植物油脂の脂肪酸組成分析による原料油脂の判別
- そば加工品のアミノ酸組成分析によるそば粉の配合割合の推定