今回記事でご紹介するのは『東京リベンジャーズ 血のハロウィン』のあらすじです。
原作漫画『東京卍リベンジャーズ』は2017年に週刊少年マガジンで連載スタート、単行本は全31巻完結済み。
アニメ版は『東京リベンジャーズ』に改題されています。
作者の和久井健は現在週刊少年ジャンプに移籍しSFアクション巨編『願いのアストル』を連載中。
アニメと並行して実写映画も制作され、幅広い人気を集めました。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『東京リベンジャーズ 血のハロウィン』のあらすじ
金なし彼女なし定職なし、冴えない毎日を送るフリーター青年・花垣武道(はながき たけみち)は、ある日のテレビニュースで中学時代の元カノ・立花陽向(たちばな ひなた)が、反社会団体「東京卍會(とうきょうまんじかい)」の抗争に巻き込まれて死んだと知らされます。
その直後、謎の人物によって駅のホームから突き落とされた武道。
しかし迫りくる電車には轢かれず、次に目を開けた時には12年前、自分が中学生の時に戻っていたのです。
以降特殊能力に目覚めた武道は過去と現在をタイムリープし、陽向の死亡回避の為に全力を尽くします。
武道は現代で接触した元卍會のメンバー・龍宮寺堅(りゅうぐうじ けん)から、「東京卍會」が権勢を強めたきっかけが、嘗て起きた「芭流覇羅(バルハラ)」との全面戦争だったと聞き出しました。
そこで再び過去に飛び、両組織の全面戦争阻止に向け、信頼できる仲間を募って動き出します。
「芭流覇羅」No.3の羽宮一虎(はねみや かずとら)は、「東京卍會」の前身。
当時の一虎はマイキーのことが大好きで、マイキーを喜ばせるためにバイクを盗んで誕生日プレゼントにすることを場地圭介(ばじ けいすけ)に持ち掛けました。
最初は躊躇していた場地も、マイキーに似合いそうなバイクを見て窃盗を決意。
しかし、窃盗中にマイキーの兄・佐野真一郎(さの しんいちろう)と鉢合わせし、一虎はマイキーの兄と知らずに真一郎を撲殺してしまいます。
その事件をきっかけに「東卍(トーマン)」のカリスマリーダー・マイキーこと佐野万次郎(さの まんじろう)に恨みを持つようになりました。
一方8・3抗争で「東卍」に敗北した「愛美愛主(メビウス)」のリーダー・稀咲鉄太(きさき てった)は、舎弟を引き連れ「東卍」に加入。
マイキーを懐柔して「東卍」を乗っ取ろうと企み、それに勘付いた場地圭介の警戒心を煽っていました。
場地は「東卍」を一時離脱し、スパイとして「芭流覇羅」に入り直します。
「東卍」のメンバーは場地の突然の行動に動揺し、彼を「東卍」に連れ戻そうと躍起になるも、結局はこのすれ違いが火種となり、遂に両チームが激突する「血のハロウィン」が開幕。
稀咲は一虎に場地を殺させ、それに逆上したマイキーが一虎を殺す計画を立てていました。
自分の舎弟をマイキーの代役として警察に突き出すことで恩を売り、「東卍」の実権を握るのがその目的でした。
「血のハロウィン」当日、「東卍」150人に対し「芭流覇羅」は倍の300人を投入。
圧倒的な数の差に追い詰められる武道たちですが……。