気になるボディの乾燥やかゆみ……。全身のトラブルを一気にケアするなら、保湿力の高い入浴剤を活用するのがおすすめですよ。
しかし、バリア機能が低下した肌は刺激を感じやすく、入浴剤選びが難しいというお悩みも。
そこで今回は、
- 乾燥肌向け入浴剤の選び方
- おすすめの入浴剤
- 効果的な入浴法
などを詳しく解説していきます!お風呂上がりでもしっとり肌を目指せるので、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
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1.乾燥肌の方が入浴剤を選ぶ時のポイント
まずは乾燥肌にぴったりな入浴剤を選ぶポイントをご紹介します!乾燥肌はバリア機能が低下していて、敏感肌も併発しやすい状態です。
そんな不安定な状態でも使える入浴剤選びのコツを伝授するので、肌を優しくいたわれるアイテムを見つけましょう。
1-1.保湿成分&抗炎症成分をチェック
乾燥肌をケアする入浴剤を選ぶなら、第一にチェックしたいのが保湿成分です。次の成分は高い保湿効果が期待できるため、乾燥肌の入浴剤におすすめですよ。
成分 | 特徴 |
セラミド | 肌の潤い保持に欠かせない成分。 |
ヒアルロン酸 | 1gで6~12Lもの水分を抱える成分。 肌の潤いやハリをサポートします。 |
アミノ酸 | 肌の潤い成分「天然保湿因子」の約4割を占める成分。 |
スクワラン | 人間の皮脂の中に存在するスクワレンを安定させた成分。 肌の水分蒸発を防ぎます。 |
成分を見て選ぶのが難しい場合は、「しっとり」「高保湿」「乾燥肌」などの表記も参考にすると◎。
さらに乾燥によるかゆみや肌荒れを感じているなら、炎症を抑えることに優れた「抗炎症成分」も入っているとよいでしょう。
成分 | 特徴 |
グリチルリチン酸 | 肌の炎症を抑える有効成分。 水溶性のグリチルリチン酸2Kと油溶性の グリチルリチン酸ジカリウムがあります。 |
アラントイン | 抗炎症効果に優れた成分。 肌荒れ、湿疹、あかぎれ、やけどなどへの 効果が期待できます。 |
カミツレ草エキス | カモミールの花や茎から抽出したエキス。 肌を鎮静し、健やかな状態へ導きます。 |
ハトムギエキス | 穀物のハトムギから抽出したエキス。 肌の保湿や鎮静効果が期待できます。 |
成分表示やパッケージの文言を確認して、これらの成分が入っているかチェックしましょう!
中でもセラミドは乾燥肌が不足しやすいと言われている成分。酷い乾燥に悩んでいるなら、セラミドはマストの成分と言えますよ。
1-2.低刺激処方の入浴剤がおすすめ
乾燥肌はバリア機能が低下しているため、肌がとても敏感な状態。
そのため、肌の刺激になり得る成分は極力避けて、低刺激処方である製品を選ぶのがポイントです。
次の成分は普通肌であれば問題はありませんが、敏感肌だと刺激を感じやすいと言われている成分。これらが不配合の入浴剤は肌が敏感になっている方にもおすすめです。
- 合成界面活性剤
- アルコール(エタノール)
- 合成香料
- 合成着色料
- 鉱物油
- パラベン
さらに、パッチテストやアレルギーテスト済みの製品であると比較的優しい処方であることが分かります。「赤ちゃんと一緒に使える」などの記載があるものも、デリケートな肌も使いやすい処方です。
こちらは製品パッケージや公式サイトに記載されていることが多いので、しっかり確認しておくとよいでしょう!
1-3.温泉成分やガス・炭酸系入浴剤は要注意
入浴剤としての美肌効果が得られそうな、温泉成分でできた入浴剤やガス・炭酸入りの発泡系入浴剤。
実は炎症を起こしている肌には刺激になる可能性があり、安易に選ぶことはおすすめできません。
もちろん、温泉成分の中には肌のバリア機能をサポートする成分も含まれています。そのため取り入れたいと考えている方も多いですよね。
肌の乾燥や炎症が酷い場合、温泉成分が配合された入浴剤を使う際はかかりつけ医に相談しましょう。
さらに発泡系入浴剤は、お湯に溶けたガスや炭酸が皮膚から吸収され、血管を広げて血行促進を行います。
ガス・炭酸によるシュワシュワとした刺激や、急激な血行促進が肌への刺激となる場合があるため、過度な敏感肌であれば避けるのがベター。
温泉成分・発泡系入浴剤ともに、必ずしも肌の刺激になるわけではなく、肌の状態によっては素敵な効果をもたらしてくれる成分です。
しかし、バリア機能が低下した肌ではダメージを与える可能性があるので、ご自身の肌状態をしっかり見極めた上で選んでくださいね。
1-4.塩素除去成分入りもおすすめ
水道水に含まれている塩素は、アトピー肌や敏感肌の原因になるとも言われている成分です。
浄水場で塩素消毒を行う際にどうしても入ってしまうため、一般的なお風呂で塩素を避けるのは難しいでしょう。
特にマンションの場合は水質の悪化を防ぐために、マンションの貯水槽でさらに塩素消毒をしている場合も。
そんな水道水による塩素が原因で肌トラブルを起こしている方は、塩素を除去できる成分入りの入浴剤がおすすめ!
アミノ酸由来の塩素除去剤などもあるので、「どんな入浴剤を使っても乾燥が気になる……」と感じている方はぜひこちらのポイントも意識して選びましょう。
1-5.入浴剤のタイプで選ぶ
入浴剤は主に
- 固形
- 粉末
- 液体
の3種類があります。
固形タイプは使用量が分かりやすく、計量などの手間がないのが魅力的!持ち運びにも向いているので、旅行などにも最適です。
粉末タイプは固形よりも溶けやすく、ミネラルが配合されているものが多いのが特徴。ミネラルは肌表面に膜を作るので、湯冷めしにくいのがメリットです。
液体タイプは保湿・スキンケア効果に優れたものが多く、乾燥肌・敏感肌向け入浴剤が豊富に展開されているのが最大のメリット。
計量する手間があるものの、とろりと全身を包み込むクリーミーなお風呂は液体タイプならではの魅力です!
タイプ別の効果や使い勝手もチェックしながら選ぶと、より素敵な入浴剤が見つかりますよ。
1-6.香りによる効果も忘れずに
香りにはリラックス効果が期待できます。天然の香料を使用した入浴剤を選ぶことで、肌への優しさとリラックス効果の両方が叶うでしょう!
一方でお子様と一緒に使う場合や香りものが苦手な方は、無香料タイプを選ぶのが◎。ご自身の好みに合わせて香りをチョイスすると、心も解きほぐすバスタイムを満喫できます。
2.乾燥肌におすすめの入浴剤3選
ここからは乾燥肌におすすめの入浴剤を3つご紹介します!
- 保湿力の高さ
- 肌の鎮静効果
- 低刺激処方
をポイントにアイテムを厳選しました。どれもしっとり肌を目指せるので、詳しく見ていきましょう!
バスロマン スキンケア薬用入浴剤 Wセラミド【医薬部外品】(アース製薬)
「スキンケア薬用入浴剤 Wセラミド」は、2種類のセラミドが全身を潤し、うるおい肌へと導く入浴剤です。
有効成分である乾燥硫酸Naと炭酸水素Naが温浴効果を高め、お風呂上がりもポカポカで湯冷めしにくい状態に。
さらにWセラミドやスクワランオイルがもっちりとした肌に仕上げ、入浴後のつっぱり感を軽減。
肌の鎮静効果が期待できるグリチルリチン酸2Kやカミツレエキスも配合され、肌荒れやかゆみに悩む方にもぴったり!
塩素除去成分も配合されているので、塩素によるピリピリ感の軽減にも◎。
アレルギーテスト済み(※全ての方にアレルギーが起こらないわけではありません)・生後3ヶ月以上の赤ちゃんと一緒に使える仕様なので、肌が敏感な時期でも使用できます。
柔らかに広がるホワイトフローラルの香りとやさしいウォームホワイトのにごり湯が心地よく、極上のバスタイムを満喫できる入浴剤ですよ!
バスロマン スキンケア薬用入浴剤 Wセラミド【医薬部外品】
価格(税込) / 内容量:オープン価格 / 600g
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど(店舗一覧)
酸化Ti、無水ケイ酸、グリシン、カモミラエキス-1(カミツレエキス)、スクワラン、ステアロイルジヒドロスフィンゴシン(セラミドⅡ)、ステアロイルフィトスフィンゴシン(セラミドⅢ)、グリチルリチン酸2K、ポリアクリル酸Na、ポリアクリル酸、エタノール、乾燥硫酸Na、ステアリン酸PEG、POE(300)POP(55)、ベントナイト、石けん用素地、香料
保湿入浴液 ウルモア(アース製薬)
「保湿入浴液 ウルモア」は、潤いのヴェールで全身を包み込み、1日中しっとり感が続く肌へ導きます。
肌本来の潤いをサポートする、
- アミノ酸・吸着型ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン・エラスチン
の5成分を配合し、角質層の潤いをしっかりと保持します。
さらに潤い感を高めるシアバターが配合されているので、お風呂上がりは吸い付くような質感に仕上がるでしょう!
香りはクリーミーローズ・クリーミーフローラル・クリーミーミルクの3種類。好みや気分に合わせて香りをセレクトできるのは嬉しいですね。
アレルギーテスト・スティンギングテスト済み(※全ての方にアレルギーが起こらないわけではありません)で、赤ちゃんから高齢者まで使いやすい処方。
クリーミーなお湯が乾燥した肌を包み込むので、しっとり肌を目指すならぴったりです。
保湿入浴液 ウルモア
価格(税込) / 内容量:748円 / 600g
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど(店舗一覧)
水、グリセリン、PEG-60水添ヒマシ油、酸化チタン、エタノールポリソルベート20、香料、ポリクオタニウム-10(うるおいベール成分)ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(吸着型ヒアルロン酸)シア脂、グルコシルセラミド、α-グルカン、加水分解コラーゲン、加水分解エラスチン、プロリン、メチルパラベン、プロピルパラベンフェノキシエタノール、PEG/PPG-300/55コポリマー、PEG-400ステアロイルグルタミン酸Na
コラージュDメディパワー保湿入浴剤【医薬部外品】(持田ヘルスケア)
アトピー肌でも使いやすい低刺激性の入浴剤「コラージュDメディパワー保湿入浴剤」。
有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムが肌の炎症やかゆみを抑え、健やかな状態へ導きます。さらにコメ胚芽油が全身をしっとりと保湿し、うるおいのある肌触りへ!
セラミドやスクワランなど肌のバリア機能を保持する成分も配合することで、角質層の状態も整えます。
ボディクリームやローションを塗るのが苦手な方でも、入浴剤さえ使えば潤った状態を長時間キープできるでしょう。
上がり湯やシャワーで洗い流す必要はありません。浴槽から上がった後はそのままタオルで拭くと、保湿効果が長持ちしやすく乾燥対策に繋がりますよ。
コラージュDメディパワー保湿入浴剤
価格(税込) / 内容量:3,300円 / 500mL
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど(店舗一覧)
グリチルリチン酸ジカリウム*、コメ胚芽油*、N-(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)-N-ヒドロキシエチルヘキサデカナミド、トリメチルグリシン、植物性スクワラン、フィトステロール、POEラウリルエーテル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、流動パラフィン、PG、BG、イソステアリン酸POEグリセリル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、オレイン酸ポリグリセリル、グリセリン脂肪酸エステル、ペンタオレイン酸ポリグリセリル、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、香料、水 *印は「有効成分」、無印は「その他の成分」
3.【特徴別】乾燥肌におすすめの入浴剤
続いては、悩みの特徴別に合わせたおすすめの保湿入浴剤をご紹介します。
- 赤ちゃんも使える低刺激の入浴剤
- かゆみケアにおすすめの薬用入浴剤
の2つに分けて最適な入浴剤を厳選したので、こちらも参考にしてくださいね。
3-1.赤ちゃんも使える低刺激の入浴剤
アトピタ 薬用保湿入浴剤(丹平製薬)
カサカサやかゆみなど赤ちゃんの肌トラブルに悩む親子に向けて開発されたのが「アトピタ 薬用保湿入浴剤」です。
肌トラブルの大きな原因の1つとして挙げられる肌の水分・油分不足に着目し、うるおいが補給できるラノリン脂肪酸コレステリルを配合!
さらに肌荒れ防止が期待できるヨモギエキスも入っているので、ぷるぷるな肌に仕上げてくれるおすすめの入浴剤です。
サッと溶ける粉末タイプだから、何かと忙しい赤ちゃんとの入浴にもぴったり。
- 無香料・天然色素使用・防腐剤無添加
だから、どんな肌質の方でも使えるでしょう。
アトピタ 薬用保湿入浴剤
価格(税込) / 内容量:
詰め替え用 1,078円 / 400g
本体 1,540円 / 500g
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど
<薬用成分>
炭酸水素Na、グリチルリチン酸2K、ヨモギエキス
<その他成分>
硫酸 Mg、流動パラフィン、シア脂、ステアロイルグルタミン酸 Na、無水ケイ酸、オレンジ油、 リボフラビン、POEラウリルエーテル、シャクヤクエキス、銅クロロフィリン Na、ラノリン脂肪酸コレステリル、オウゴンエキス、ジオウエキス、オウバクエキス、エタノール、BG
ソフレ マイルド・ミーミルク入浴液(バスクリン)
しっとり&つるんとした、理想の肌を叶える「ソフレ マイルド・ミーミルク入浴液」は、ドラックストアでも購入できる手軽な入浴剤です。
新生児による入浴テスト済みなので、家族でご使用いただけますよ!
赤ちゃんの肌に多く含まれていると言われているIII型コラーゲン(サクシノイルアテロコラーゲン)を配合し、大人の肌も入浴剤でしっかり保湿。
さらに栽培から精製までこだわり抜いたホホバ油が、肌の水分蒸発を防ぎます。
「和らぐサクラの香り」と「夢みるホワイトラベンダーの香り」の2種類を展開!どちらもふわっと香る華やかなフレグランスが、バスタイムを心地のよい空間に仕上げてくれます。
低刺激性や保湿力とともに、癒しを求めるならおすすめの入浴剤です。
ソフレ マイルド・ミーミルク入浴液
価格(税込) / 内容量:
詰め替え用 オープン価格 / 600mL
本体 オープン価格 / 720mL
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど
水、ミネラルオイル、セテアレス-13、ステアリン酸ソルビタン、サクシノイルアテロコラーゲン、ホホバ種子油、グリシン、DPG、ラウロイルメチルタウリンNa、クエン酸、フェノキシエタノール安息香酸Na、香料
キュレル 入浴剤 【医薬部外品】(花王)
セラミドケアで角質層のバリア機能を整える「キュレル 入浴剤 」は、肌荒れしにくい潤い高密度肌に導きます。
荒れ性・しっしんなどへの効果が期待できる有効成分”コメ胚芽油”を配合し、日中でも健やかな状態をキープ。赤ちゃんにも使える優しい処方が嬉しいですね。
- 弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー・アレルギーテスト済み(※全ての方にアレルギーが起こらないわけではありません)
なので、寒さや摩擦の影響を受けやすいデリケートな肌も優しく包み込んでくれるでしょう。
キュレル 入浴剤 【医薬部外品】
価格(税込) / 内容量:
詰め替え用 816円 / 360mL
本体 1,100円 / 420mL
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど(店舗一覧)
コメ胚芽油*、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、テトラオ
レイン酸POEソルビット、オレイン酸POE(6)ソルビタン、水、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、オレイン酸POE(20)ソルビタン、濃グリセリン、ヘキ
サデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、長鎖二塩基酸ビス
3-メトキシプロピルアミド、ユーカリエキス、オーツ麦エキス、BG、DPG、
ミリスチン酸、ビタミンE、ステアリルアルコール、セタノール、パラベン
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
3-2.かゆみケアにおすすめの薬用入浴剤
ミノン 薬用保湿入浴剤【医薬部外品】(第一三共ヘルスケア)
クリームのようなお湯が心地のよい「ミノン 薬用保湿入浴剤」は、荒れた肌もマイルドに包み込みます。
抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kがかゆみなどのトラブルにアプローチし、健やかな状態へ!入浴効果を高めることで、肌荒れ・しっしんを和らげる効果も期待できるでしょう。
さらに乾燥によるかゆみやカサつきをケアする、11種のアミノ酸を配合した贅沢な処方です。
爽やかなグリーンフローラルの香りは、癖がなく老若男女問わずに使いやすい香り。家族と一緒に使う入浴剤としても◎。
- 低刺激性・弱酸性・アレルギーの原因物質を極力カット
と敏感肌にも優しい処方なので、かゆみによるトラブルを抱えている方も使用できますよ。
ミノン 薬用保湿入浴剤【医薬部外品】
価格(税込) / 内容量:オープン価格
購入場所:Amazon、楽天市場、ドラッグストアなど(店舗一覧)
<有効成分>
グリチルリチン酸2K
<その他の成分>
ヒマワリ油-2、濃グリセリン、流動イソパラフィン、POE水添ヒマシ油、パルミチン酸エチルヘキシル、合成ケイ酸Na・Mg、オレイン酸POE(20)ソルビタン、クエン酸、ジメチコン、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、シア脂、コレステロール、オリブ油、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、含水無晶形酸化ケイ素、コーン油、ショ糖脂肪酸エステル、乳酸Na液、PCA、アルギニン、DL-PCA・Na液、アスパラギン酸、キサンタンガム、水酸化Na、グリシン、アラニン、セリン、L-バリン、プロリン、スレオニン、L-イソロイシン、L-フェニルアラニン、ヒスチジン、フェノキシエタノール、クエン酸Na、香料
華密恋薬用入浴剤【医薬部外品】(カミツレ研究所)
「華密恋薬用入浴剤」は、30年以上変わらない製法で作り続け、300万本以上の売り上げを誇るロングセラーです。
合成成分を一切使用せず、カミツレエキス100%でできたリッチな入浴剤。カミツレエキスによる肌荒れの鎮静効果や保湿効果で、健やかな肌へ導きます。
保湿力の高さが実現したポカポカ感は、湯冷めの防止にもぴったり!芯から温まるので辛い肩こりの緩和にも繋がります。
1回(50mL)の使用量で、なんとカミツレ120本のエキスを凝縮。まるでカモミール畑にいるような優しい香りで、バスタイムが贅沢な時間となるでしょう。
華密恋薬用入浴剤【医薬部外品】
価格(税込) / 内容量:
詰め替え用 2,090円 / 350mL
本体 2,420円 / 400mL
詰め替え用 6,820円 / 1500mL
本体 7,260円 / 1500mL
購入場所:Amazon、楽天市場、バラエティショップなど(店舗一覧)
カミツレエキス
エモリカ 薬用スキンケア入浴液【医薬部外品】(花王)
「エモリカ 薬用スキンケア入浴液」は、有効成分のコメ胚芽油を配合。肌荒れ・しっしん・あせもなどのトラブルにアプローチします。
乱れたバリア機能を整えるセラミドなどの成分も配合し、角質層の乾燥を予防。乾燥で粉を吹いた肌も優しく保湿し、しっとりとした質感に仕上がるでしょう。
心がほっと落ち着く「フローラルの香り」と、気分がスッキリとする「ハーブの香り」の2種類展開。柔らかな赤ちゃん肌を目指せる保湿入浴剤で、かゆみケアも叶えてくださいね。
エモリカ 薬用スキンケア入浴液【医薬部外品】
価格(税込) / 内容量:
詰め替え用 オープン価格 / 360mL
本体 オープン価格 / 450mL
購入場所:Amazon、楽天市場、バラエティショップなど(店舗一覧)
コメ胚芽油*、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸POE(6)ソルビタン、テトラオレイン酸POEソルビット、水、ソルビタン脂肪酸エステル、オレイン酸POE(20)ソルビタン、濃グリセリン、オーツ麦エキス、ユーカリエキス、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、DPG、BG、ミリスチン酸、セタノール、ステアリルアルコール、ビタミンE、パラベン、香料 *は「有効成分」無表示は「その他の成分」
4.入浴剤や入浴方法に関するQ&A
入浴剤を購入したものの、「毎日使ってもいいの?」「赤ちゃんへの使用や妊娠中の使用は大丈夫?」などと不安を感じている方も多いでしょう。
そこで、ここからは入浴剤や入浴方法に関するよくある質問にお答えしていきます!
ぜひこちらも参考に入浴剤の魅力を最大限に引き出してくださいね。
4-1.湯船に入るベストタイミングはいつ?
温泉など公共の場であれば髪や体を洗った後に入るのが常識。しかし、お家でのお風呂であれば次の順番で入るのがおすすめです!
- クレンジング
- 湯船に浸かる
- シャンプー
- トリートメント
- 体を洗う
- 洗顔
湯船に浸からないままお風呂で長時間過ごすと、体が冷え切ってしまいます。
そのためなるべく早めに浸かるのが◎。
ただし、湯船は毛穴が開くためメイクを落とさずに入るとメイク・皮脂汚れが毛穴に入り込み、毛穴詰まりやニキビを引き起こす可能性もあります。
まずはクレンジングで肌の汚れをある程度落としてから湯船に使うのがよいですよ。
湯船で全身を温めれば全身の毛穴が開き汚れを落としやすくなるので、シャンプーや洗顔の効果を最大限に発揮できるのもポイントです。
4-2.入浴剤は毎日使用しても大丈夫?
基本的に入浴剤は毎日使用してOKです。特に乾燥肌の場合、とにかく保湿が重要となります。
保湿成分が配合された入浴剤を毎日使うことで角質層が潤い、乾燥肌の予防にも繋がります。
ただし使い始めは
- 肌に合うか分からない
- 急な血行アップで痒みが出る
などの可能性があるため、3日に1回程度の頻度で様子を見るのがおすすめ。
3回ほどくり返し問題がなければ頻度を増やしても大丈夫です。
また、塩化ナトリウムやイオウが入った入浴剤は追い焚きをすると配管を傷める可能性があります。
入浴剤が入ったお湯を数日間放置するのも風呂釜を痛める原因となるので、使い方には注意してくださいね。
4-3.けがをした時に入浴剤を使用しても大丈夫?
入浴剤が傷口に触れると悪化する可能性も考えられるため、切り傷などがある場合は完治するまで使用しないように気をつけましょう。
けがの状態によっても使える・使えないが異なるため、自己判断では使用せず医師に相談してください。
4-4.赤ちゃんに入浴剤を使用しても大丈夫?
全ての入浴剤が赤ちゃんに使えるわけではありませんが、中には超低刺激処方で赤ちゃんから使える商品もあります。
今回ご紹介したアトピタやソフレの入浴剤も赤ちゃんへ使用できるほど刺激の少ない処方となっています。
一方で「赤ちゃんに使用できる」など記載されていない入浴剤は、赤ちゃんの肌には刺激が強く肌荒れを起こすかもしれないので要注意。
必ず使用方法を確認してから使うようにしてくださいね。
4-5.妊娠中に入浴剤を使用しても大丈夫?
基本的には妊娠中も使用して問題ありません。
妊娠中はホルモンバランスの乱れにより体が冷えやすい・むくみやすいなどの症状が起こる方も多いので、入浴剤で温浴効果を高めるのは非常におすすめです。
ただし、体調によっては
- 香りで気分が悪くなる
- 肌が敏感になり入浴剤で刺激を感じる
- のぼせやすい
など妊娠前は感じていなかったトラブルが起こる可能性も。
特に妊娠初期は体もまだまだ不安的なので、心配であれば安定期に入るまでは入浴剤の使用を控えるのが◎。
妊娠中はとてもデリケートなので、体調に合わせて入浴剤を使う・使わないの判断をしてくださいね。
5.乾燥肌に効果的な入浴法
乾燥肌の保湿ケアとして入浴剤は非常におすすめですが、入浴方法にこだわることも大切です。
そこでここからは、
- お風呂の浸かり方
- 体を洗うコツ
について解説していきます!
5-1.乾燥肌のお風呂の浸かり方
実はお風呂のお湯の温度が高いほど、乾燥を招きやすい事実はご存知ですか?長時間の入浴も乾燥の原因となるため、乾燥肌の場合は次の2点を意識しましょう。
- お湯の温度は40℃以下
- 入浴タイムは5~15分
肌に必要な潤いや皮脂を守るためにも、お湯の温度は40℃以下の”少しぬるめのお湯”がおすすめ!
さらに長時間の入浴は肌の水分が奪われるため、保湿入浴剤を使用した際でも5~15分の入浴がよいですよ。
また、入浴剤の種類によってはスキンケア効果を高めるため、掛け湯をせずにお風呂を上がることを推奨することも。
アイテムごとで使用方法が異なるため、使う前にしっかり確認しておきましょう。
5-2.乾燥肌が体を洗うコツ
お風呂でのボディの洗浄も、肌の潤いを逃してしまう大きな原因。そこで洗い方も意識して、全身の乾燥を防ぎましょう!
ポイントは、こちら。
- 頭⇒体の順で洗浄する
- 摩擦レスに洗う
シャンプーやトリートメントは頭皮・髪だけでなく、背中や胸元にも付着します。これらの洗い残しがバリア機能を生み出し、乾燥などの肌トラブルを引き起こすことも。
そこで、最後に体を洗うことでシャンプー・トリートメントの洗い残しによる肌トラブルを予防できます。
さらに、洗浄時の摩擦も乾燥・敏感肌の天敵!柔らかい素材のタオルや手のひらを使って洗うのが◎。ボディソープは入浴剤と同じく高保湿タイプを選び、モコモコの濃密泡で洗うと摩擦が避けられますよ。
6.乾燥肌におすすめの入浴後のスキンケア
今回ご紹介した乾燥肌向けの入浴剤は、どれもお風呂上がりも潤いが続く処方。そのため、「入浴後はスキンケアをしなくてもよい……」と考えている方も多いでしょう。
それぞれの事情でスキンケアが難しい方も多いですが、可能であればお風呂上がりにもしっかりケアするのがおすすめ!
まずは誰でも真似できるケア方法をご紹介します。
6-1.摩擦レスな拭き取りを
全身の洗浄と同じく、お風呂上がりはタオルによる拭き取りの摩擦も要注意。
ここでゴシゴシと拭いてしまうとバリア機能の低下に繋がり、せっかくの保湿入浴剤の効果が水の泡に。
擦るのではなく、タオルを優しく押し当てるイメージで水分を拭き取るのがよいですよ。赤ちゃんの肌を拭くイメージで、自分の肌も扱ってあげましょう!
6-2.ボディオイルやクリームを塗布
お風呂上がりはやはり、ボディオイルやボディクリームで保湿をするのが◎。
入浴後は肌の皮脂量が少ないため、角質層内の水分が蒸発しやすい状態。スキンケアで肌表面に疑似的な皮脂膜を作ることで、入浴剤による潤いを逃さない効果が期待できます。
また、入浴により温まった皮膚は通常よりも角質層が柔らかい状態。いつも以上に潤いの浸透性がアップするので、スキンケアを行うなら最適なタイミングです。
さらにマッサージをしながら塗布すると、スキンケア効果に加えむくみ対策も行えるのでおすすめ!
モチモチ肌とスッキリとしたボディを手に入れて、理想の自分を叶えてくださいね。
※本記事でいう「浸透」とは角質層までのことをいいます。
7.まとめ
今回は乾燥肌におすすめの入浴剤を9選ご紹介しました!
乾燥肌の方が入浴剤を選ぶ時のポイントをもう一度おさらいしましょう!
1.保湿成分&抗炎症成分をチェック
2.低刺激処方の入浴剤がおすすめ
3.温泉成分やガス・炭酸系入浴剤は要注意
4.塩素除去成分入りもおすすめ
5.入浴剤のタイプで選ぶ
6.香りによる効果も忘れずに
おすすめの入浴剤についてはこちらからチェックできます。
水分が不足した肌には、入浴剤で全身の潤いをサポートすることが効果的。お風呂に浸かるだけでケアできるから、誰でも簡単に真似できますよね。
ぜひ本記事を参考に、入浴剤でしっとり肌を手に入れてくださいね。