設備情報から顧客情報までを地図で視覚化
生活に欠かせない公共サービスでは、安全かつ効率的な稼働が最優先です。ArcGIS は、導管や設備、顧客など運営に関わる様々な情報を地図上で視覚化したり、分析することで、確実なガス事業の運営をサポートします。また、2016 年 4 月から予定されている電力小売自由化対策の 1 つとして、「地域特性」と「顧客」を地図で視覚化し、既存顧客への電力サービスクロスセルや新規顧客獲得の戦略立案にも活用することができます。
概要
顧客の見える化による適切な営業活動
自社の顧客情報を地図にプロットし「どこに」、「どれくらい」、「どのような」顧客がいるのかを見える化し、国勢調査などのデータと重ね合わせることにより、「自社顧客」と「地域特性」を把握することができます。
→ 詳細はこちら被災状況のモニタリング
地震・津波・台風・土砂・火山噴火などの自然災害発生時、各拠点の担当者がモバイルで被災状況を入力し、本部は入力された被災状況や復旧状況をダッシュボード アプリでモニタリングすることができます。
→ 詳細はこちら特長
地域分析
進出候補エリアの地域分析と潜在需要の把握が可能です。また分析結果をレポートティングでき経営会議に使用することができます。
エリア選定
年齢・世帯数・収入などのデータを用い、ターゲット顧客層の多いエリアを評価・選定でき、効果的なプロモーション活動が行えます。
情報の可視化
販売代理店のエリア別顧客集計や市場シェアなどを可視化し、売り上げ拡大の支援を可能にします。
ソリューション
ArcGIS Solutions – 被害調査(ガス)テンプレート
被害調査(ガス)テンプレートを使用すると、自然災害が発生した場合に現場作業員がモバイル端末からガス導管の損傷位置、損傷度合および写真を記録することができます。マネージャーや他のオフィス スタッフは現場で収集した情報に基づいて、迅速にガス導管網の損傷と影響の範囲を確認することができます。
ArcGIS Business Analyst
地域の重要な顧客を深く理解するには、地域や顧客のデータを表やグラフで見るだけでなく、地図上へのポイント表示や分析結果を重ねることで、だれもが直感的に理解できる情報を作ることが重要です。ArcGIS Business Analyst を使うことで複雑なデータ統合や分析、地図上への表示が驚くほどスムーズに行えます。
ArcGIS Business Analyst の詳細を見るArcGIS Online
ArcGIS Online は、社内のだれもがマップの作成から更新、共有が可能です。ArcGIS Online は直感的に使えるクラウド GIS サービスで、すぐに作成できるアプリやテンプレートが最初から揃っています。作成したマップは、デスクトップ アプリやブラウザー、スマートフォンやタブレットのあらゆるデバイスからアクセスできます。
ArcGIS Online の詳細を見る活用事例
ArcGIS Online による顧客への迅速なガス復旧情報の提供
大阪ガスは、大規模地震発生時にガス供給を停止した地域の顧客へ復旧進捗状況を迅速に伝える仕組み「復旧見える化システム」を ArcGIS で構築し、2018 年 6 月に発生した大阪府北部地震の際に実運用が行われ、顧客への情報提供を実現した。
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ArcGIS プラットフォームを活用した顧客サービスの向上
2018 年に創業 100 周年を迎える地元老舗企業が、エネルギーの小売自由化時代を迎え、顧客が安心してガスを利用し続けるための施策として、GIS を活用した顧客の防災危機管理、自動検針・集中監視装置の設置計画などの新たな取り組みを開始しました。
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大規模都市ガス事業者における GIS の先進的活用
近畿地方の約 700 万戸に都市ガスを供給する大阪ガスは、設備管理・設計・工事・保安・災害対策など多岐にわたり GIS を活用しています。データベースの集約によるコスト削減を実現しました。
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フォートヒル天然ガス公社 – 米国天然ガス会社
フォートヒル天然ガス公社では、様々な業務のプラットフォームとして ArcGIS が利用されています。ArcGIS を導入したことにより、現場の調査員と作業員でガス漏れが発生した箇所や程度の迅速な共有や、緊急事態の際に現地で入力した内容を即座にマップで確認することが可能となりました。
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