令和6年度「体験の機会の場」と連携した教職員等環境教育リーダー養成研修の開催~廃棄物リサイクル工場見学から深い学びへ-循環型社会を担う環境教育リーダー育成-~ | 報道発表資料 | 環境省

報道発表資料

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2024年11月18日
  • 総合政策

令和6年度「体験の機会の場」と連携した教職員等環境教育リーダー養成研修の開催~廃棄物リサイクル工場見学から深い学びへ-循環型社会を担う環境教育リーダー育成-~

環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、「体験の機会の場」に認定されている藤クリーン株式会社リサイクルセンター(運営:藤クリーン株式会社)と連携した研修を令和6年12月13日(金)に岡山県岡山市で開催します。

1.研修の目的

 環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修」を実施しています。
 その一環として、「体験の機会の場」※1に認定されている藤クリーンリサイクルセンター(運営:藤クリーン株式会社※2)と連携し、廃棄物のリサイクルを事例とした研修を行います。
 本研修では、リサイクルセンター、コンケンセラピーガーデン及びプラスチック資源循環センターの見学を行うとともに、参加者それぞれの企業・学校等に置き換えた環境教育プログラムを検討するグループワークを通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
 また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。
 
※1 体験の機会の場について
 環境教育等促進法第20 条に基づき、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき、都道府県知事・指定都市等の認定を受けた体験活動の場です。
 認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国35箇所の場が認定を受けています。
 
※2 藤クリーン株式会社について                                                      
 岡山市に約13,000 平方メートルのリサイクルセンターを保有し、コンクリートガラ、木くず、建設汚泥、廃プラスチック、混合廃棄物選別などのリサイクルプラントを1カ所に配置し、産業廃棄物のリサイクルに取り組んできましたが、2024年からは、プラスチック循環資源センターを設置し、岡山市の家庭から一括回収されるプラスチック資源をリサイクルする一般廃棄物のリサイクルにも取り組んでいます。
 2017年からESD・環境教育の取組を開始し、2020年には、リサイクルセンターが岡山県内で初となる「体験の機会の場」として認定され、2024年にはリサイクルセンター敷地内にある「コンケンビオガーデン」、「コンケンセラピーガーデン」が、「自然共生サイト」として環境省の認定を受けています。
 
【参考】
既に発表済みの令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修については、以下のとおりです。
・令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和6年6月24日付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_03353.html

2.日程・会場等

日程:令和6年12月13日(金) 10:00~16:00(予定)
会場:藤クリーン株式会社リサイクルセンター(岡山県岡山市南区藤田1664-8)
主催:環境省
協力:文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3
運営協力:藤クリーン株式会社
 
 ※3 「体験の機会の場」研究機構について
 都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で16団体が加盟。

3.主な内容(予定)

・リサイクルセンター、コンケンセラピーガーデン及びプラスチック資源循環センターの見学
・講義「企業、事業者と学校をつなぐワンポイントアドバイス」(棚橋 乾氏: 全国小中学校環境教育研究会 顧問)
・グループワーク~分別体験からプログラムを考える-3R+Renewable-について、それぞれの現場で実施できるプログラムを考えてみましょう~
など
  
(施設の様子及び「中高生×企業カフェ」の様子 写真提供:藤クリーン株式会社)

4.申込方法等

対 象:環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方
    (学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等)
申込方法:研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。
     定員(25名)に達した場合は、募集を締め切ります。
公式サイト:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIKIKk5w6lb1tZFEVZZgvjMTrrQF6OWrk3L19S7dZ4Srwzfg/viewform
 
参加費:無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:① 無料送迎バス(JR岡山駅前 ⇒藤クリーンリサイクルセンター)
       ※所要時間約60分
       朝:JR岡山駅前 9:00出発予定
       夕:藤クリーンリサイクルセンター 16:20出発予定(JR岡山駅前へ)
     ② マイカー利用
       ※ スマートムーブを推奨しておりますので、①を御検討ください。
 
【研修に関してのお問合せ】
公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
TEL:03-5834-2897

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
直通
03-5521-8231
室長
黒部 一隆
室長補佐
長岡 千恵
係長
丹野 雄太
担当
池田 征広