令和6年度「体験の機会の場」と連携した教職員等環境教育リーダー養成研修の開催~「サンデンフォレストにおける社有林を活用したプログラムづくり」-学校での活用、総合学習への活かし方を考える-~ | 報道発表資料 | 環境省

報道発表資料

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2024年10月22日
  • 総合政策

令和6年度「体験の機会の場」と連携した教職員等環境教育リーダー養成研修の開催~「サンデンフォレストにおける社有林を活用したプログラムづくり」-学校での活用、総合学習への活かし方を考える-~

環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、「体験の機会の場」に認定されているサンデンフォレスト(運営:サンデン株式会社)と連携した研修を令和6年11月30日(土)に群馬県前橋市で開催します。

1.研修の目的

 環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修」を実施しています。
 その一環として、「体験の機会の場」※1に認定されているサンデンフォレスト(運営:サンデン株式会社※2)と連携し、サンデンフォレストの社有林を活用した研修を行います。
 本研修では、サンデンフォレストの社有林でのガイドウォーク体験を行うとともに、講義や参加者同士のグループワークを通じて、学校にとっての外部フィールド(企業の社有林や工場等)を活用した効果的な体験学習を企画、実践し、学校と企業等が連携することのできるリーダー人材を育成するための研修を行います。
 また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。

※1 体験の機会の場について
 環境教育等促進法第20 条に基づき、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき、都道府県知事・指定都市等の認定を受けた体験活動の場です。
 認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国34箇所の場が認定を受けています。

※2 サンデン株式会社について
 1943年の創業当時から、創業の精神である「知を以て開き 和を以て豊に」を基本理念に、自動車機器事業を中心とした企業活動を行っています。
 2002年、サンデンフォレストは赤城山南麓に「環境と産業の矛盾なき共存」というコンセプトのもと、荒廃した森林や農地等であった土地(64ha)を、工場と森林・緑地として整備し、「森の中の工場」として、環境共存型の工場を目指して開設されました。開設当初から環境教育の場づくりを進めており、現在では年間8,000名を越す方々に利用されています。
 2014年には群馬県から環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」としての認定、2023年には「自然共生サイト」として環境省の認定を受け、生物多様性を軸とした森林管理をするとともに、広義の教育活動につながる場をつくっています。

 【参考】
 既に発表済みの令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修については、以下のとおりです。
・令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和6年6月24日付け環境省報道発表)
 https://www.env.go.jp/press/press_03353.html

2.日程・会場等

日  程: 令和6年11月30日(土) 09:50~16:00(予定)
会  場: サンデンフォレスト 森の教室(群馬県前橋市粕川町中之沢70-35)
主  催: 環境省
協  力: 文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3
運営協力:サンデン株式会社

※3 「体験の機会の場」研究機構について
 都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で16団体が加盟。

3.主な内容(予定)

・ サンデンフォレストのガイドウォーク体験
・ グループワーク「学校に提案するプログラム(企画書)をつくってみよう」
・ 講義「学校とつながるためのワンポイントアドバイス」(建元 喜寿氏:筑波大学附属坂戸高等学校 主幹教諭)
 
 (サンデンフォレスト及び校外学習の様子 写真提供:サンデン株式会社)

4.申込方法等

対   象:   環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方
       (学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等)
申込方法:  研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(25名)に達した場合は、募集を締め切ります。
公式サイト: https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIKIKk5w6lb1tZFEVZZgvjMTrrQF6OWrk3L19S7dZ4Srwzfg/viewform
参 加費:  無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:   ① 無料送迎バス(JR高崎駅 ⇒サンデンフォレスト)
        ※所要時間約60分
         朝: JR高崎駅前 08:40出発予定
         夕: サンデンフォレスト 16:15出発予定(JR高崎駅前へ)
      ② マイカー利用

【研修に関してのお問合せ】
○公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
担当:金久保・中地
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
TEL:03-5834-2897

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
直通
03-5521-8231
室長
黒部 一隆
室長補佐
長岡 千恵
係長
丹野 雄太
担当
池田 征広