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上信越高原国立公園の取組み
レンゲツツジ群落の保全
五味池破風高原のレンゲツツジは100万株を超え、湯の丸高原のレンゲツツジは関東圏で随一とされる60万株をも超えます。どちらもかつて牧場として利用された場所であり、牛がレンゲツツジ以外の植物を食べていたためにレンゲツツジ群落が維持されていました。また、群落内には希少な高山蝶なども生息しています。
しかし、近年放牧が減少し、レンゲツツジの減少が懸念されています。湯の丸高原では地元の公園管理団体であるNPO法人浅間山麓国際自然学校が土地所有者と風景地保護協定を締結し、高木類の伐採やササなどの下草刈り、伐採木の運び出しなどを実施し、レンゲツツジ群落の維持を図っています。
しかし、近年放牧が減少し、レンゲツツジの減少が懸念されています。湯の丸高原では地元の公園管理団体であるNPO法人浅間山麓国際自然学校が土地所有者と風景地保護協定を締結し、高木類の伐採やササなどの下草刈り、伐採木の運び出しなどを実施し、レンゲツツジ群落の維持を図っています。
外来種の駆除
オオハンゴンソウやハルザキヤマガラシなどの外来植物は、繁殖力が旺盛で、もともと生育する在来種を駆逐してしまう可能性があるため、地域の関係者が協力して、駆除作業を行っています。