原生的な亜熱帯林とサンゴ礁の海
指定:昭和47年5月15日
石垣島地域編入:平成19年8月1日
面積(陸域のみ):40,658ha
沖縄県
西表石垣国立公園は、わが国最南端の国立公園であり、原生状態に近い亜熱帯性常緑広葉樹林やわが国最大規模のマングローブ林、サンゴ礁など、活力に満ちた豊かな自然環境からなる亜熱帯特有の自然景観と、このような自然環境の中での日々の暮らしで育まれてきた伝統的な沖縄らしさが息づく人文景観が特長です。また、大陸との分断、連続を繰り返す中で独自の進化を遂げたイリオモテヤマネコやサキシマカナヘビなどに代表される希少な八重山固有の動植物が多く生息・生育していることも大きな特長です。西表石垣国立公園では、このような亜熱帯の大自然を舞台に、カヤック、スノーケル、スクーバダイビング、マングローブクルーズなどのマリンレジャーのほか、トレッキング、アニマルウォッチング、ドライブなどの陸域のレジャーが盛んに行われており、訪れる公園利用者へ良質な自然とのふれあいの場・機会を提供しています。