環境省_阿蘇くじゅう国立公園_見どころガイド
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見どころガイド
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阿蘇くじゅう国立公園の見どころ
鶴見岳
由布岳
黒岳自然林
小松地獄
くじゅう坊ガツル・タデ原湿原
阿蘇五岳
白川水源
キスミレ
ミヤマキリシマ
草原とあか牛
ヒゴタイ
キスミレ
鶴見岳
鶴見岳
ロープウェイがあり、山頂からは眼下に別府湾が広がります。春はミヤマキリシマ、夏は清涼感、秋は紅葉、冬は霧氷と、四季を通じて楽しむことができます。
由布岳
由布岳
由布院の背後にそびえ、秀麗な山容から豊後富士と呼ばれています。
山麓部は野焼きによる草原景観が広がり、秋には中腹の紅葉が見どころです。
やまなみ・ハイウェイミルクロード
やまなみ・ハイウェイミルクロード
阿蘇地域とくじゅう地域を結ぶ「やまなみハイウェイ」、阿蘇地域の北外輪山を通る「ミルクロード」は広大な草原とその先に連なるくじゅう連山、阿蘇五岳を望むことができる阿蘇くじゅう国立公園を代表する道路です。
坊ガツル湿原・タデ原湿原
坊ガツル湿原・タデ原湿原
くじゅう山麓湧水地に形成された中間湿原で、多様な地形・地質を反映し様々な生き物が生育・生息しています。山岳地に形成された中間湿原として国内最大級の面積を有し、ラムサール条約湿地に登録されています。
平治岳
平治岳
登山客に人気の山で、山頂一帯にはミヤマキリシマの群落が広がっています。ラムサール条約登録湿地である坊ガツル湿原を一望できます。
小松地獄
小松地獄
自然噴気地帯で、熱湯や水蒸気、泥土が噴出する特異な景観を呈しています。散策路が整備されており、火山のエネルギーを間近に感じながら景色を楽しむことができます。
黒岳自然林
黒岳自然林
黒岳は山頂まで自然林に覆われており、ブナやオヒョウなどが多く見られます。登山口に位置する男池、白水鉱泉、かくし水などは、名水としても知られています。
久住高原
久住高原
火砕流堆積物によって形成された広大でなだらかな台地です。放牧が営まれ、のどかな風景が広がっており、春には野焼きも行われます。
菊池渓谷
(写真提供:菊池市)
菊池渓谷
外輪山の北西部に位置し、大小様々な瀬や滝が連続する美しい渓谷です。清流の水温は夏でも低く、涼やかな空間は多くの観光客を魅了しています。
大観峰
大観峰
目の前に阿蘇五岳、周囲には広大な草原、眼下には阿蘇谷を見渡すことができる開放的な展望地です。駐車場が整備されており、そこから展望地は徒歩約10分です。
阿蘇五岳
阿蘇五岳
高岳、中岳、根子岳、杵島岳、烏帽子岳の山々を指します。五岳の山並みは、お釈迦様が仰向けに寝ている姿に見えることから、「阿蘇の涅槃像」と呼ばれています。中岳は現在も火山活動を続けています。
米塚
米塚
阿蘇火山において最も新しい時期(約3,000年前)に形成され、お椀を伏せたようなきれいな円錐形状をしています。高さは約80m、山頂には火口跡があります。(植生保護のため立入禁止)
中岳中央火口
中岳中央火口
一般の観光客が火口を覗きこむことができる世界でも珍しい活火山です。徒歩のほかロープウェイ、車でも火口付近まで行くことができます。(火口見学については「阿蘇火山火口規制情報」をご確認下さい)
草千里ヶ浜
草千里ヶ浜
直径約1kmの火口の中に約400mの新たな火口が生じた二重の火口地形です。2つの池と草原が広がり、のどかな風景でゆったりとした時間を過ごすことができます。
白川水源
白川水源
熊本市内を流れる一級河川「白川」の水源の1つです。南阿蘇村湧水群を代表する水源で、毎分60tの水が湧き出しています。環境省選定の名水百選にも選ばれています。
生きもの
キスミレ
キスミレ
野焼き後の真っ黒な草原に黄色い絨毯を敷くように群生して咲きます。開花時期は4月~5月頃で、阿蘇地方の草原の至るところでみられます。
ミヤマキリシマ
ミヤマキリシマ
ツツジの仲間で九州各地の火山の山肌にみられます。花が咲く5月~6月には、山が一面ピンク色に染まります。くじゅう連山では、他樹種に被圧されることで衰退が進んでおり、保護活動が行われています。
ヒゴタイ
ヒゴタイ
氷河期に大陸から分布を拡大し、現在まで生き残っている希少な植物です。8月~9月に、瑠璃色の球形の花が咲き、葉はアザミに似てトゲがあります。草原で見られますが、草原の消失とともに絶滅が危惧されています。
あか牛
あか牛
阿蘇を代表する褐毛(あかげ)の牛です。農耕用の役牛として昔から阿蘇の農家で飼われており、現在では食肉として人気があります。草原にはあか牛が放牧されていて、のんびりと草を食べる牧歌的な風景が見られます。