キャリア
インターンシップは、学生の皆さんにとって様々なメリットがあります。自分の職業適性や将来設計を考えることができると共に、今の自分に足りないもの/必要なことが認識できる絶好の機会でもあります。また、社会人としての自覚をいち早く身に付ける場ともなるでしょう。
近年は、大学3年次の夏休み期間を利用したインターンシップが最も多くなっています。次いで多いのが、新3年の春休み期間中。3~4ヶ月前から募集が始まるので、こまめに情報を収集しておく必要があります。通年募集している企業等もありますが、企業側が繁忙な年末年始・年度末年度始は避けられることが多いようです。
期間は、毎日通う短期集中型のインターンシップの場合2週間~1ヶ月程度。週に1、2度で3ヶ月~1年間通い続ける長期型のインターンシップもあります。また 基本期間が終了した後もアルバイトとして期間を延長するケースがあります。
インターンシップの実施内容は企業によって様々ですが、代表的なパターンをいくつか挙げてみます。
「職場の実務体験」型 | 職場に配置され、仕事の疑似体験をする。コピー取り、資料作成、HP作成、営業の外出先に同行するなど。 |
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「ワークショップ」型 | 課題を与えられ、インターンシップ生がそれに取り組む。グループ発表やレポート提出を求められる。 |
「会社説明」型 | 会社説明、工場見学など。 |
「モニタリング・マーケティング」型 | HP上でアンケートをとる、商品のモニタリングをするなど。来社は週1回で長期間通うケースが多い。 |
「共同研究・開発」型 | 社員とインターンシップ生が共同で研究を行う。 |
「長期アルバイト」型 | 長期間通い、少しずつ仕事に慣れていく。 |
夏季・春季の休暇を利用した比較的短期間のインターンシップでは、「職場の実務体験」型、「ワークショップ」型、「会社説明」型タイプのものがほとんどです。
この他にも、海外インターンシップ、議員インターンシップ、農業インターンシップ等々、幅広い分野でのインターンシップが試みられています。
インターンシップには、企業が独自に公募する場合、インターンシップのコーディネート団体が仲介を行う場合、大学が募集する場合の3パターンがあります。企業が公募する場合は、HP上で告知し、エントリーを受け付けることが多くなっています。コーディネート団体を利用する場合、その団体が運営するHPで、インターンシップの受入先企業を検索することができます。
また、横浜国立大学経済学部では、就職と教育の支援活動の一環として学生のインターンシップを支援しています。
横浜国立大学には、就職支援をはじめ、学生の進路に関する相談・助言を行うキャリア・サポートルームを設置しています。キャリア・サポートルームでは、会社の案内、企業の求人票(4年生・修士2年生向け求人票含む)、会社四季報など就職に関する刊行物、日本経済新聞、日経ビジネスなどを取りそろえています。
OB・OG名簿検索、公務員関係資料・インターンシップ情報などを収集できます。
また、キャリア・アドバイザーによる相談(予約制)も行っておりますので、就職活動で悩んでいることがあったらお気軽にお立ち寄りください。エントリーシートの相談や面接の相談も受け付けております。