仏壇の上手な掃除方法は?手順と道具、注意点を解説 | はじめてのお葬式ガイド

仏壇の上手な掃除方法は?手順と道具、注意点を解説

小林憲行【記事監修】
小林憲行

記事監修小林憲行

仏壇の上手な掃除方法は?手順と道具、注意点を解説

今年も大掃除の季節です。

大掃除というのは、ただの大きな掃除ではありません。一年間の厄を落として、新しい来年の歳神様をお迎えする、年に一度の大切な儀式と言われています。

日々の掃除では手の届かない所もきれいにして、気持ちの良い年を迎えたいですね。

ということで、今回は上手な仏壇のお掃除の仕方をご紹介します。

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仏壇掃除の注意

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仏壇の掃除で気を付けたいのが、“から拭き”が基本ということです。

仏壇の内部は飾りも多く、傷ついやすいものもあります。直接手を振れない方が良いものもあります。掃除の時は、綿の手袋などをしておくといいでしょう。

細かい部分は筆を使って

まず、ほこりを払います。

扉のサンの部分や、細工が施されているところは、筆先を使って丁寧にほこりを取り除きましょう。仏像や位牌も同じように、細かい所は筆で掃除します。

金仏壇の掃除

金仏壇の金箔部分は直接手で触れると指紋がついてしまいます。毛バタキでほこりを払う程度にしましょう。

漆塗りの部分も水拭きはせず、やわらかい布で拭きます。

線香立ての掃除の仕方

線香立ての灰の中に残ってしまった線香は割り箸で取り除いた後、専用の灰ふるいか茶こしを使って灰をふるいにかけます。

新聞紙か何か、大きな紙を敷いてふるいましょう。サラサラになった灰は、再び線香立ての中に戻します。

線香立てを手に持って、側面を軽くたたくと、灰が平らになります。

「香炉くまで」や「灰ならし」などの道具を使うのも便利です。

お花を飾ってお掃除終了

掃除が終わったら、打敷(うちしき)を飾りましょう。

生花も、若松や若竹・梅、南天などを加えるとお正月らしくなります。

床の間や神棚などにその家の大切な場所に飾る鏡餅を、仏壇にも飾ることもあります。ただ、宗派や地域、お寺によって仏壇のお供え物や飾り方は変わります。

迷った時はお寺や近くの仏壇店などに聞いてみるのが一番です。

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