特別展「毒」 <オフィシャルHP>

特別展「毒」Special Exhibition POIXON / コノセカイハ、ドクダラケ。2022年11月1日(火)〜2023年2月19日(日) 国立科学博物館(東京・上野公園)

特別展「毒」Special Exhibition POIXON / コノセカイハ、ドクダラケ。2022年11月1日(火)〜2023年2月19日(日) 国立科学博物館(東京・上野公園)

東京·国立科学博物館で30万人を動員した大人気展覧会が、いよいよ名古屋・福岡で開催されます。

  • 名古屋展 開催!2024年7月13日(土)~9月23日(月·休)名古屋市科学館 理工館地下2階イベントホール
  • 福岡展 開催!2024年10月11日(金)~2025年1月13日(月·祝)福岡市科学館 3F企画展示室
イラガ

Introduction

特別展「毒」とは

カエル

「毒はコワい…」でも、だから興味をそそる!
実は、この世界は「毒」だらけ。もちろん我々の近くにも…。
「毒」の世界へようこそ!

 「毒」は基本的にヒトを含む生物に害を与える物質として理解されています。しかし、毒のなかには単に毒にとどまらず、薬効をもつものもあります。「生物に何らかの作用を与える物質」のうち、人間にプラスに働くものを薬、マイナスに働くものを毒と呼んで、多様で複雑な自然界を理解し、利用するために人間が作り出した概念と考えることができます。人体に有用なものでも、取りすぎると毒になることがあります。また、アレルギー反応にみられるように、感受性の高低によっても毒性は異なります。
 本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学の各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、国立科学博物館ならではの視点で解説していきます。毒をテーマにした特別展は、国立科学博物館では初めての開催となります。

 自然界、そして人間の社会にはさまざまな毒が存在します。毒とそれに関わる生物との関係を知ることは、自然界の神秘と驚きに満ちた一面を知ると共に、現代社会を生きるうえで大きな助けとなると考えています。