今回は江東区南砂の「山城屋酒場」。
老舗酒場物件です。
前半お店レポ、後半がエクセル画ネタです。
- 【はじめに】エクセル画ってどんなの?
- 陸の孤島
- 山城屋酒場
- 予約するんですか?
- いぶし銀ワールド
- お品書きOn The Wall
- エクセル画のスペック
- エクセル画ざっくり作画過程
- エクセル画バーチャル額装版
【はじめに】エクセル画ってどんなの?
「エクセル画」というと
エクセルのマス目に色を付けて描いていく
「ボクセルアート」、「ドットアート」を
イメージする人が多いですが
自分はエクセルに搭載されている「描画ツール」から
曲線や円、四角の基本図形やフリーハンドを使いながら
シートの上に線を描いて
それに色を乗せて積み上げて描く方法でやってます。
こんな感じです。
エクセル画に腰を入れて描き始めてから
もう10年以上たちますが
ペンタブはどうも扱いづらくて
ずーっとマウスを使て描いてます。
かなりの変態画法ですがおつきあいください。
で、今回は昭和酒場「山城屋」。
陸の孤島
江東区南砂。
ここには「東京三大銀座」の一角の
「砂町銀座商店街」がある。
ちなみに「東京三大銀座」の残り二つは
品川区の「戸越銀座」と北区の「十条銀座」らしい。
しかし、この南砂は鉄路では遠い。
都営新宿線の西大島駅、
同じく新宿線と半蔵門線の住吉駅、
そして東西線の東陽町駅のどこからも
徒歩20分という陸の孤島エリア。
「山城屋酒場」は南砂の西側に鎮座。
でも店の前には亀戸や東京駅行きの
バス停もある。
でも多摩地区住民からすれば
ぶらっと行くところではない。
今回は飲み友のガイドのもと
「砂町銀座」で立ち飲みしてから
だらだら10分ほど歩いて到着だ。
山城屋酒場
こちら創業1897年(明治30年)だから
東京最古部類の酒場。
もう125年営業してることになる。
神田の「みますや」(1905年)より長い。
この日は16時の口開け直前に到着。
その直後に大将が暖簾を出した。
4間はありそうなかなりでかい暖簾だ。
看板のカスレ具合といい
この外観で悪人なし。
まちがいなくアタリの店の予感。
ノックアウト。
予約するんですか?
行くにあたって飲み友が
予約してくれたんだけど
その際女将から
「うちに予約するんですか?間違ってませんか?」
との突っ込みがあった。
同じ屋号の酒場が住吉にもあって
そこと間違うことが多くてその確認。
そもそも予約してくる客はほとんどいないみたいだ。
でも地元常連のパラダイスらしい。
いぶし銀ワールド
暖簾をくぐるといぶし銀の世界が待っている。
右手にL字カウンターに左はテーブル、
奥には小上りのフル装備状態。
うろ覚えで描いたエクセル画見取り図。
女将に案内されて
入り口近くのカウンターに着座。
最初はウチらだけだったのが
10分しないうちに常連先輩登場。
いつの間にかカウンターが埋まっていた。
お品書きOn The Wall
壁にはお品書き短冊がびっしり。
あらためて壁短冊メニューのお店は
名店酒場が多いと思う。
かなりの品数。
刺身につまみ系からおかず系と幅広い。
日本酒もいろいろ揃えている。
すでにビールも飲んできたから
ここはホッピーで。
アテは筋子に肉野菜炒め。
あとは〆鯖にもう一品(忘れた)。
塩加減は合う濃いめで酒も進むねぇ。
このあと中身のお替りと緑茶ハイ。
女将も新参客に
構ってくれるから居心地いいなぁ。
隣に居合わせた先輩と
門仲の「魚三酒場」の
怖い大女将の話で盛り上がりつつ、
次の店を目指して1時間ほどで撤収。
お会計は2人で5000円弱。
やー、これぞ酒場。
いい店だ。
数軒隣には廃業ぽい
角打ちできそうな酒屋が
激渋オーラを放出中。
自販機だけは営業中。
現役時代にはしごしたかった。
今度は東京駅からバスに乗っていこう。
そういえば看板に
「レモン酎」ってあったな。
今度は忘れないようにしよう。
そんなこのお店をエクセルで描いてみた。
エクセル画のスペック
2022年月制作。
今回も極力フリーハンドで描いた
「ゆるエクセル画」仕様。
パーツ数967。
今回も左下のタイルは一から描き起こし。
エクセル画ざっくり作画過程
今回も出来上がるまでの途中経過を
紹介していきます。
初日
まずは1階から。
タイル描きは最近慣れてきた
順調に進んだけど
この先難関の瓦屋根が待っている。
2日目
3日目
エクセル画バーチャル額装版