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耳鼻咽喉科とは

耳鼻咽喉科(じびいんこうか)とは、耳や鼻、喉などの頭頸部の疾患を扱う医療専門分野です。難聴やめまい、中耳炎(ちゅうじえん)、鼻づまり、嚥下障害(えんげしょうがい)など、治療の対象は広範囲にわたっていて、医師はこれらの症状の原因を特定し、薬物治療から手術治療まで、幅広い治療を行います。

例えば、鼻づまりは風邪やアレルギー性鼻炎などが関係。また、喉の違和感は癌や甲状腺の病気、自律神経失調症、逆流性食道炎など、様々な要因が考えられます。

なお、耳鼻咽喉科の中には、補聴器相談医が在籍しているところも存在。補聴器相談医は本当に補聴器が必要なのか判断してくれて、必要な場合は専門のお店で自分に合った補聴器を選んでもらえます。

耳鼻咽喉科で受けられる診療

「耳鼻咽喉科」は、耳、鼻、喉に関する病気の治療を中心に受けられます。

耳鼻咽喉科で受けられる耳の症状は、痛みや耳漏(耳から膿などが出る)の他、耳鳴り、難聴、めまいなど。鼻の症状では、鼻づまり、鼻漏(鼻汁が出る)、蓄膿(鼻が詰まる、濃い鼻汁が出るなど)、鼻血、嗅覚異常、花粉症などの治療が受けられます。

また、喉の症状としては、痛み、喉の異常感、喉枯れ、味覚障害など。頭頸部(とうけいぶ:頭部と首)の場合には、耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・甲状腺(こうじょうせん)の腫瘍やリンパ節炎などの治療を行います。

耳鼻咽喉科で診療できる病気一覧

耳鼻咽喉科で診療できる主な病気をご紹介します。

花粉症(かふんしょう)

特徴

花粉症とは、体内の免疫機能が花粉に過剰反応して起こるアレルギー反応の一種です。花粉症の原因となる花粉は、スギをはじめ、ヒノキ、ブタクサ、イネなど。花粉症発症者のうち最も多いのはスギが原因で起こるもので、花粉症で悩んでいる人のおよそ7割にあたるとも言われています。

花粉症を引き起こす花粉は季節によって異なるため、花粉症の発症時期が人によって異なることも特徴のひとつです。

症状

花粉症の四大症状とされているのが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。普通の風邪であればこれらの症状は長くても1~2週間程度で治まりますが、花粉症の場合には当てはまりません。また、くしゃみが連続で発作のように起こること、鼻水はサラサラとしていることなどが特徴として挙げられます。

花粉症の症状が重いと頭の重さを伴ったり、熱っぽさなどが現れたりすることも少なくありません。また、それらの症状により疲労感が溜まり、昼間に眠気を招く原因となるため、睡眠不足となる場合があります。

治療法

花粉症の治療法には、根治療法と対症療法の2つが存在。根治療法は花粉症の原因を根本から治療する方法で、減感作療法(アレルゲン免疫療法)と言われます。

減感作療法(アレルゲン免疫療法)は、舌下免疫療法と皮下免疫療法の2種類に分けられ、どちらもアレルゲンである花粉の抽出成分を体内に投与することで治療。はじめは低い濃度から徐々に高濃度の成分を投与し、アレルゲンに身体を慣らしていきます。

舌下免疫療法は、自宅で1日1回投与するのに対し、皮下免疫療法は医療機関に通院して注射による治療を受けることが必要です。

その他、副作用の可能性や通院頻度なども異なるため、違いを比較して治療を検討しましょう。一方、対症療法は花粉症の症状を軽減させる治療法で、薬物療法やレーザー治療などが挙げられます。

鼓膜裂傷(こまくれっしょう)

特徴

鼓膜裂傷とは、鼓膜に穴があいたり傷ついたりする状態のこと。乱暴に耳かきをしたり、綿棒でいじりすぎたりする直接的なものと、耳の近くで大きな爆発音を聞いたり、衝撃や潜水などで耳に圧が急速に加わったときに起こる間接的なものがあります。その他、マッチ棒や鉛筆などとがっている物が刺さったりすることでも起こる症状です。

特殊なものとしては、昆虫が耳の中に入った、花火の火花が耳に入り火傷したなどの例が挙げられます。

症状

鼓膜裂傷の主な症状としては、突然激しく耳が痛んだり、耳鳴りがしたりして難聴になることです。直接的な要因であれば、傷ついた部分から出血や耳垂れなどが見られ、間接的な要因であれば耳が痛む、閉そく感、耳鳴りなど違和感を覚えます。

傷が鼓膜より先にある耳小骨まで達すると生じる症状は、聞こえの悪さや回転性のめまいなどです。中耳炎からの悪化で引き起こされた鼓膜裂傷の場合は、あまり痛みません。鼓膜に大きな膿が溜まってから破れ、外に出されるので、逆に痛みが和らぐのが特徴です。

治療法

鼓膜裂傷にかかっても、そこから汚染物質が入る要因がないと判断された場合、点耳薬や抗生剤が投与されます。しかし、痛みが2ヵ月以上続く場合は症状が長引くため、手術が必要。鼓膜は自然再生される力が高いため、小児の場合であっても、小さい穴であれば、一週間程度でふさがります。

治療時に大切なのは、耳の中をよく乾燥させること。鼓膜裂傷になっている場合は、お風呂やプールなど、水の中に入ることは避ける必要があります。

急性中耳炎(きゅうせいちゅうじえん)

特徴

急性中耳炎とは、風邪による鼻や喉の炎症、あるいは、鼻水が鼻と耳を繋いでいる缶(耳管)を通じて、中耳に達した場合に起こる病気のこと。主に、インフルエンザ菌やブドウ球菌などの細菌が原因です。

比較的子供に出やすい病気で、3歳以下の子供が80%の割合で発症します。大人がかかった場合は重症化するのはまれですが、乳幼児がかかると再発しやすいのも特徴。これを反復性中耳炎と言い、重症化や治りが遅い場合もあるため、注意が必要な病気です。

症状

急性中耳炎は、激しい耳の痛み、発熱、耳の閉そく感、聞こえの悪さ、耳垂れが出るなどの症状が存在。乳幼児の場合、うまく症状を伝えることができず、耳を痛がったり、耳を押さえて耳を気にしたり、泣くなど不機嫌な様子が多く見られます。

鼓膜の一部が破れ耳垂れを起こすと、症状が進行しているサイン。乳幼児はそこまで進行しないと気付きにくく、治りも遅くなるので厄介な病気です。さらに重症化すれば髄膜炎など重い病気や合併症を起こすこともあります。

治療法

風邪からくる急性中耳炎の治療法は、風邪を治すことが先決です。さらに、抗生剤で細菌を殺し、鼻水を抑えます。痛みなどの症状が治まる目安は、約5日~2週間です。痛みがないからと言って自分で判断して薬を止めると、再発の可能性があるため、出された抗生剤はすべて飲み切りましょう。

膿が溜まり、痛みが強い場合は鼓膜切開手術を行わなければなりません。しかし切った鼓膜は数日でふさがります。子供の中耳炎は親が気付かないうちにかかっていることがあるため、風邪をひいた場合は耳のチェックも行うとよいでしょう。

急性咽頭炎(きゅうせいいんとうえん)

特徴

急性咽頭炎とは、急激に咽頭が炎症を起こす病気です。原因のほとんどがアデノウィルス、インフルエンザウイルス、RSウイルス、コクサッキーウイルスなど、風邪ウイルスによるもの。はじめはウイルス感染だけでも、のちに細菌に感染して起こることもあるため、注意しましょう。また、黄砂や花粉、PM2.5など、汚れた空気を吸ったときなどに起こることもあります。

ウイルスは、鋭利な刃物で皮膚を切ったりした場合以外は、喉の粘膜から入ることが多いので注意が必要です。

症状

急性咽頭炎の症状は、自分で認識できるほど、喉が赤く腫れることが特徴です。その後、顆粒状の白いポツポツができ、ヒリヒリと違和感があり飲食物を入れると喉が痛くて飲む込みが難しくなります。

同時に現れる症状としては、身体のだるさ、発熱などです。痰や咳も出やすく、こういった症状は風邪の諸症状とも似ています。喉が腫れるので発声も容易ではありません。また、ウイルスが原因ではなくても、カラオケや大声を出して喉を使いすぎると喉が傷つき、細菌が入る場合もあります。

治療法

急性咽頭炎の治療法は、ウイルスによるものと細菌によるものとでは方法が違います。ウイルスの場合の対処方法は、喉の痛みを抑えることです。炎症を抑える薬を投与し、安静にして身体を休めることが重要。栄養を補う補助食品やバランスの良い食生活をして炎症が収まるのを待ちましょう。

細菌による急性咽頭炎の場合は、抗生剤を処方してもらいますが、抗生剤には副作用があるため、自分に合った薬を処方してもらえるよう、病院への受診がおすすめです。

声帯結節(せいたいけっせつ)

特徴

声帯結節とは、声帯部分に小さなこぶみたいなものができる病気のことを言います。声帯ポリープは粘膜の部分にできるものですが、声帯結節は粘膜表層にできるもので、症状は似ていますが全く違う病気です。

声帯結節は、ペンだこや、手のひらのマメみたいなもので、声帯部分を使いすぎることが原因。職業では幼稚園小学校の先生、保育士、歌手など、長時間にわたって大きな声や高い声を出している人ほどかかりやすく、特に女性に多い病気とされています。

症状

声帯結節の症状は、喉に違和感を覚えたあと声がかすれていき、声質も低く堅い感じに変わることが特徴です。

声の調子は日により変化し、高い声を出しにくくなったり、声を出すと疲れやすくなったりします。そして無理して長く声を出していると、声が全く出ないということにも繋がりかねません。

症状が出つつも、職業柄声は出さないといけない、などの悪循環から症状がひどくなる場合も。症状が出始めたら、なるべく声を出さずに喉を休めることが重要です。

治療法

声帯結節の治療は、基本的に声帯ポリープと同じで、保存療法か手術療法の2つ。保存療法とは、声帯を絶対安静にし、吸入で炎症を抑える方法です。薬物療法では、ステロイド剤、鎮痛剤などを使用しますが、漢方薬で症状が改善されるケースもあります。

手術療法は全身麻酔をして声帯を切除し、手術後は5日間の絶対沈黙が必要。リスクはありますが手術後は声のかすれがなくなるため、長時間声を使用する人にはおすすめの療法です。

耳鼻咽喉科の基本情報・知識

目次

「耳鼻咽喉科」の基本情報・知識

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