体重・筋量UP
2016年が幕を開けた。ウォリアー諸君、新年あけましておめでとう。
さっそくだが、皆さんはもちろん、正月など関係なくトレーニングに邁進していることだろう。
「まあいいでしょ、正月だし…」
そんな言葉は聞こえない。そんなマインドも許さない。
なぜなら筋肉に、正月などないからだ。
2016年、われわれウォリアーは鍛えぬいたフィジカルですべてを圧倒し、このたるんだ世界に大きな活力をもたらすことを宣言する。そのためにも今回、皆さんにあらためて示したい。「ウォリアーが、ウォリアーであるための条件」を。
ウォリアーたる者、まずはこれらの逸話から、偉人達のすごさを知ってほしい。
まずはオリンピック男子グレコローマンスタイル130kg超級で3大会連続金メダルを獲得した「霊長類最強の男」アレクサンドル・カレリン。彼は脛まで埋まるほどの雪の中をランニングし、巨大なケトルベルを差し上げ、ボートを3時間不休で漕ぎ続けるなどの過酷なトレーニングで超人的パワーを身につけ、全盛期の背筋力は400kgオーバー。諸説あるものの引越しの際、100kgを超えるタンスや冷蔵庫を1階から15階まで一人で運んだといわれている。
プロボクシング元世界ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン。彼の強さを支えていたのは、トレーナーのカス・ダマトとともにこなしたハード極まりない練習にある。とにかくすさまじいのが練習量。起床してロードワークを行うと、朝食を摂って昼からスパーリングなどをこなす。終わったらすぐにステーキやパスタなど食事をして、午後から再びボクシングの練習。そして夕方からは筋トレ。腹筋2000回、ディップス500~800回、腕立て伏せ500回などのメニューで激しく追い込んでから、夕食。再びステーキやパスタをガッツリと食べる。そして夜にも練習を行っていた…。
ウォリアーたる者、偉人を見習い、鍛えに鍛えて鍛えまくれ!
鍛えることと食べることは、切っても切り離せない密接な関係にある。トップアスリートの多くは、胃袋も規格外の強さを誇る。
例えばアメリカの競泳金メダリスト、マイケル・フェルプスが1日に食べるのはオムレツとチーズ、サラダ、サンドイッチ、オートミール、フレンチトースト、パンケーキ、パスタ、ピザなど、なんと合計約12000kcal。これは一般男性の6倍だ。しかし、彼は世界一のスピードで泳ぐことができ、身体にムダな脂肪は付いていない。理由に説明は不要だろう。それだけ、ハードなトレーニングをこなしているのだ。
また伝説のボディビルダー、マッスル北村は、普通の食事以外に卵を20~30個、牛乳を2~3リットル、さらに鯖の缶詰を3缶、加えてプロテイン300gを毎日摂取。玉子の白身だけを20個分飲み干したり、生の鶏のササミと野菜、ポン酢をミキサーにかけて飲むなど、逸話には事欠かない。この食生活を続けた結果、ボディビルを始めてわずか10カ月で約40kgの体重増に成功。もちろん、増えた体重のほとんどが筋肉の重さであることは言うまでもない。
ウォリアーならば、まずはしっかりと高たんぱく低脂肪の食事を摂ることが基本だ。しかし、それだけではなかなか筋肉は大きくならないので、サプリメントを併用することがマストになる。中でも基本は、プロテインだ。
そして、さらなる筋肥大を目指すウォリアーならば、プロテインに加えてクレアチンとグルタミンをしっかり摂ってほしい。プロテインとクレアチンの効果は先月、以下の記事にて取り上げているので、参照願いたい。
参考記事
さらにデカく、速く、そして強くなれ ~プロテインとクレアチン編(1)
さらにデカく、速く、そして強くなれ ~プロテインとクレアチン編(2)
プロテイン、クレアチンに加えてわれわれウォリアーに筋肥大をもたらすものが、グルタミン。グルタミンは筋肉中のアミノ酸の約60%を占める遊離アミノ酸だ。グルタミンは激しい運動によって大量に消費されるが、体内のグルタミンが枯渇すると身体は新たにグルタミンを作り出すために筋肉を分解してしまう。筋肉の分解をケアするためには、十分な量のグルタミンを摂取することだ。
つまり、デカくなりたければ、プロテイン+クレアチン+グルタミン。この3つを「鍛えたら、飲め」だ。
「体幹トレーニング」はここ数年の流行語だ。新聞のテレビ欄やインターネットの記事で、たびたびこのような言葉を目にする。
「テレビを見ながら、お手軽体幹トレーニング」
「1日10秒の体幹トレーニングでお腹をスッキリ」…。
はっきりと言いたい。
「笑わせるな!! お前の情熱はそんなレベルか!?」と。
安易な気持ちで、流行りのトレーニングを取り入れて満足してはいけない。ウォリアーのトレーニングは、テレビを見ながら手軽にできるものでも、1日10秒で終わるものでも決してない。
まずは黙って王道をまっすぐ歩け。そう、王道とはベンチプレス、スクワット、デッドリフトのビッグスリー。まずはこの3つを完璧にこなすことだ。現代社会を戦い続けるウォリアーに、安易な回り道などない。
朝5時からウエイトトレーニングを行ってフィジカルを高め、世界の大舞台で3勝を挙げたラグビー日本代表。そのストレングスコーチ、ジョン・プライヤーの朝はさらに早い。彼は3時に起床し、すぐさま氷をためたアイスバスにダイブ。その後は1時間歩き、瞑想をして、その日のトレーニングをイメージ。そして5時にはパッションをむき出しにして、トレーニングセッションで選手達を激しく追い込むという。本当のトレーニングとは、エキセントリックな情熱あふれるものなのだ。
王貞治は野球に対しては相当な頑固者だった。不調に見舞われた時、例えそれが年長者であっても、他人からの助言を聞くことはなかった。聞き流していた。かつて「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治監督は「そんな不安定な打ち型 (一本足打法) はやめてはどうか」という提案すら、断った。なぜなら、絶対的な自信があるからだ。
ウォリアーならば、自らの肉体の声を聞き、世間の風習に合わせる必要などない。そう。例えば破壊と再生を繰り返す筋肉に、ダラダラと食って寝るだけの正月などいらない。フィジカルで圧倒するためには、世間に合わせていてはダメということだ。
「カタボリック」とは「異化」という意味。体の不足している栄養素を補填するために、筋肉を分解してエネルギーを取ることだ。具体的には、1時間に最大8gの筋たんぱく質が分解されるという計算もあるほどで、ウォリアーにとっては何より許しがたい現象だ。
カタボリックをなるべく防ぐために、まずは食事を小分けにしてたんぱく質の摂取回数を増やすこと。外出などで小まめな食事や粉末のプロテイン摂取が難しければ、外出先に例えばJel-Xなどを持ち歩くなどの工夫をしたい。
しかし、最も問題となるのが就寝時だ。例えば6時間眠っている間にカタボリックが進むと、筋たんぱくが合計50g弱ほど失われるという。これを水分を含む筋肉全体の重量に換算すると、約250g。つまり、4日で1kgもの筋肉が失われるのだ。
その対策としては、以下がある。
(1)ができればいいが、やや現実味に欠ける。そして(2)は、脂肪などの余計なカロリーを摂取する可能性が高い。最も現実的なのが(3)だ。ホエイプロテインSLOWは吸収が速いホエイに加え、吸収を遅らせるために食物繊維を配合。そのため長い間眠っていても、長時間にわたって身体にたんぱく質が供給される。
ウォリアーならば、SLOWは必需品だ。
筋肉がもっとも発達しやすいタイミングを「ゴールデンタイム」と呼ぶ。すなわち、筋肉が栄養素を最も摂り込もうとする時間帯だ。具体的には、トレーニング直後30分以内。
ウォリアーたる者、決してゴールデンタイムを逃してはならない! トレーニングが終わった直後、最も優先すべきは栄養摂取。仕事があろうと、デートがあろうと関係なし!
そして多忙なウォリアーならば、少しでも効率的に身体を作りたい。そのためには、プロテインの吸収は速い方がいい。
そこで注目すべきはFAST。FASTは、スピーディな吸収という目的に徹したプロテインだ。では、FASTはなぜ吸収が速いのか。その理由は含まれているたんぱく質にある。FASTにおいては、たんぱく質があらかじめ分解されたペプチドの状態になっており、通常のたんぱく質よりも早く体内に吸収される。その吸収速度は、実はアミノ酸よりも速い。FASTはゴールデンタイムを逃すことの許されないウォリアーにとって、欠かせない大切な相棒となるだろう。
※ホエイプロテインFASTは現在終売しております。
ベンチプレスのMAX測定。それは、ウォリアーがウォリアーであるための至高のステージだ。
「もしかしたら、こんな重さは挙げられないかもしれない…」
そんな心のリミッターを外し、今までに経験したことのない重量を爆発的に挙上せよ! ウォリアーの筋力に限界はない。
脳のリミッターを解除するには、カフェインを摂るのが有効だ。より「効かす」ためには、まずは数日間、コーヒーやお茶などカフェインを含むものをいっさいやめる。そこからMAX測定当日に、大量にカフェインを摂取するのだ。そして、前述したアドレナリンの原料となるチロシンも、カツオやタケノコを食べるなどして摂取しておきたい。
また、ジムに彼女やライバルと一緒に行くのも有効だ。いいカッコを見せたい彼女や絶対に負けたくないライバルの目の前でバーベルを持つことで、テンションが一気に上がるはずだ。残念ながら彼女がいないのであれば、かわいい女性がたくさんいるジムをビジターで訪れるのもいいだろう。
トレーニングに対するモチベーションのアップには、テストステロンが大きく関係してくる。ご存じの通り、テストステロンとは男性ホルモンの一種。たんぱく質の合成を助けて筋肉を増強させるとともに、モチベーションを大きく向上させる。
実はそのテストステロンは、性的興奮などテンションが高まった状態で分泌される。つまり、トレーニングへのモチベーションが上がらない場合、セックスをするといい…。
と言いたいところだが、射精をしてはダメ。なぜなら、射精をすると分泌されるプロラクチンというホルモンの作用で、筋肉が分解されてしまうのだ。ゆえにアドレナリンをたくさん出すためには、Hな動画を少し見る程度にとどめておきたい。
いかがだろうか? ウォリアーたる者、1年365日、筋肉と向き合い続けるべし。そして仕事、家庭、デートに勉強…すべてを犠牲にしてでも、筋肥大に努めてほしい。酒を飲み、餅を食い、寝そべって下っ腹をさする日々は、筋肉に一つの益ももたらさない。もしも貴君がそんな状況なら、今すぐトレーニングルームに向かうことだ。そして、愚か極まりない己に厳罰を与えてほしい。
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Text:
前田成彦
DESIRE TO EVOLUTION編集長(株式会社ドーム コンテンツ企画部所属)。学生~社会人にてアメリカンフットボールを経験。趣味であるブラジリアン柔術の競技力向上、そして学生時代のベンチプレスMAX超えを目標に奮闘するも、誘惑に負け続ける日々を送る。お気に入りのマッスルメイトはホエイSP。
2016年が幕を開けた。ウォリアー諸君、新年あけましておめでとう。
さっそくだが、皆さんはもちろん、正月など関係なくトレーニングに邁進していることだろう。
「まあいいでしょ、正月だし…」
そんな言葉は聞こえない。そんなマインドも許さない。
なぜなら筋肉に、正月などないからだ。
2016年、われわれウォリアーは鍛えぬいたフィジカルですべてを圧倒し、このたるんだ世界に大きな活力をもたらすことを宣言する。そのためにも今回、皆さんにあらためて示したい。「ウォリアーが、ウォリアーであるための条件」を。
ウォリアーたる者、まずはこれらの逸話から、偉人達のすごさを知ってほしい。
まずはオリンピック男子グレコローマンスタイル130kg超級で3大会連続金メダルを獲得した「霊長類最強の男」アレクサンドル・カレリン。彼は脛まで埋まるほどの雪の中をランニングし、巨大なケトルベルを差し上げ、ボートを3時間不休で漕ぎ続けるなどの過酷なトレーニングで超人的パワーを身につけ、全盛期の背筋力は400kgオーバー。諸説あるものの引越しの際、100kgを超えるタンスや冷蔵庫を1階から15階まで一人で運んだといわれている。
プロボクシング元世界ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン。彼の強さを支えていたのは、トレーナーのカス・ダマトとともにこなしたハード極まりない練習にある。とにかくすさまじいのが練習量。起床してロードワークを行うと、朝食を摂って昼からスパーリングなどをこなす。終わったらすぐにステーキやパスタなど食事をして、午後から再びボクシングの練習。そして夕方からは筋トレ。腹筋2000回、ディップス500~800回、腕立て伏せ500回などのメニューで激しく追い込んでから、夕食。再びステーキやパスタをガッツリと食べる。そして夜にも練習を行っていた…。
ウォリアーたる者、偉人を見習い、鍛えに鍛えて鍛えまくれ!
鍛えることと食べることは、切っても切り離せない密接な関係にある。トップアスリートの多くは、胃袋も規格外の強さを誇る。
例えばアメリカの競泳金メダリスト、マイケル・フェルプスが1日に食べるのはオムレツとチーズ、サラダ、サンドイッチ、オートミール、フレンチトースト、パンケーキ、パスタ、ピザなど、なんと合計約12000kcal。これは一般男性の6倍だ。しかし、彼は世界一のスピードで泳ぐことができ、身体にムダな脂肪は付いていない。理由に説明は不要だろう。それだけ、ハードなトレーニングをこなしているのだ。
また伝説のボディビルダー、マッスル北村は、普通の食事以外に卵を20~30個、牛乳を2~3リットル、さらに鯖の缶詰を3缶、加えてプロテイン300gを毎日摂取。玉子の白身だけを20個分飲み干したり、生の鶏のササミと野菜、ポン酢をミキサーにかけて飲むなど、逸話には事欠かない。この食生活を続けた結果、ボディビルを始めてわずか10カ月で約40kgの体重増に成功。もちろん、増えた体重のほとんどが筋肉の重さであることは言うまでもない。
ウォリアーならば、まずはしっかりと高たんぱく低脂肪の食事を摂ることが基本だ。しかし、それだけではなかなか筋肉は大きくならないので、サプリメントを併用することがマストになる。中でも基本は、プロテインだ。
そして、さらなる筋肥大を目指すウォリアーならば、プロテインに加えてクレアチンとグルタミンをしっかり摂ってほしい。プロテインとクレアチンの効果は先月、以下の記事にて取り上げているので、参照願いたい。
参考記事
さらにデカく、速く、そして強くなれ ~プロテインとクレアチン編(1)
さらにデカく、速く、そして強くなれ ~プロテインとクレアチン編(2)
プロテイン、クレアチンに加えてわれわれウォリアーに筋肥大をもたらすものが、グルタミン。グルタミンは筋肉中のアミノ酸の約60%を占める遊離アミノ酸だ。グルタミンは激しい運動によって大量に消費されるが、体内のグルタミンが枯渇すると身体は新たにグルタミンを作り出すために筋肉を分解してしまう。筋肉の分解をケアするためには、十分な量のグルタミンを摂取することだ。
つまり、デカくなりたければ、プロテイン+クレアチン+グルタミン。この3つを「鍛えたら、飲め」だ。
「体幹トレーニング」はここ数年の流行語だ。新聞のテレビ欄やインターネットの記事で、たびたびこのような言葉を目にする。
「テレビを見ながら、お手軽体幹トレーニング」
「1日10秒の体幹トレーニングでお腹をスッキリ」…。
はっきりと言いたい。
「笑わせるな!! お前の情熱はそんなレベルか!?」と。
安易な気持ちで、流行りのトレーニングを取り入れて満足してはいけない。ウォリアーのトレーニングは、テレビを見ながら手軽にできるものでも、1日10秒で終わるものでも決してない。
まずは黙って王道をまっすぐ歩け。そう、王道とはベンチプレス、スクワット、デッドリフトのビッグスリー。まずはこの3つを完璧にこなすことだ。現代社会を戦い続けるウォリアーに、安易な回り道などない。
朝5時からウエイトトレーニングを行ってフィジカルを高め、世界の大舞台で3勝を挙げたラグビー日本代表。そのストレングスコーチ、ジョン・プライヤーの朝はさらに早い。彼は3時に起床し、すぐさま氷をためたアイスバスにダイブ。その後は1時間歩き、瞑想をして、その日のトレーニングをイメージ。そして5時にはパッションをむき出しにして、トレーニングセッションで選手達を激しく追い込むという。本当のトレーニングとは、エキセントリックな情熱あふれるものなのだ。
王貞治は野球に対しては相当な頑固者だった。不調に見舞われた時、例えそれが年長者であっても、他人からの助言を聞くことはなかった。聞き流していた。かつて「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治監督は「そんな不安定な打ち型 (一本足打法) はやめてはどうか」という提案すら、断った。なぜなら、絶対的な自信があるからだ。
ウォリアーならば、自らの肉体の声を聞き、世間の風習に合わせる必要などない。そう。例えば破壊と再生を繰り返す筋肉に、ダラダラと食って寝るだけの正月などいらない。フィジカルで圧倒するためには、世間に合わせていてはダメということだ。
「カタボリック」とは「異化」という意味。体の不足している栄養素を補填するために、筋肉を分解してエネルギーを取ることだ。具体的には、1時間に最大8gの筋たんぱく質が分解されるという計算もあるほどで、ウォリアーにとっては何より許しがたい現象だ。
カタボリックをなるべく防ぐために、まずは食事を小分けにしてたんぱく質の摂取回数を増やすこと。外出などで小まめな食事や粉末のプロテイン摂取が難しければ、外出先に例えばJel-Xなどを持ち歩くなどの工夫をしたい。
しかし、最も問題となるのが就寝時だ。例えば6時間眠っている間にカタボリックが進むと、筋たんぱくが合計50g弱ほど失われるという。これを水分を含む筋肉全体の重量に換算すると、約250g。つまり、4日で1kgもの筋肉が失われるのだ。
その対策としては、以下がある。
(1)ができればいいが、やや現実味に欠ける。そして(2)は、脂肪などの余計なカロリーを摂取する可能性が高い。最も現実的なのが(3)だ。ホエイプロテインSLOWは吸収が速いホエイに加え、吸収を遅らせるために食物繊維を配合。そのため長い間眠っていても、長時間にわたって身体にたんぱく質が供給される。
ウォリアーならば、SLOWは必需品だ。
筋肉がもっとも発達しやすいタイミングを「ゴールデンタイム」と呼ぶ。すなわち、筋肉が栄養素を最も摂り込もうとする時間帯だ。具体的には、トレーニング直後30分以内。
ウォリアーたる者、決してゴールデンタイムを逃してはならない! トレーニングが終わった直後、最も優先すべきは栄養摂取。仕事があろうと、デートがあろうと関係なし!
そして多忙なウォリアーならば、少しでも効率的に身体を作りたい。そのためには、プロテインの吸収は速い方がいい。
そこで注目すべきはFAST。FASTは、スピーディな吸収という目的に徹したプロテインだ。では、FASTはなぜ吸収が速いのか。その理由は含まれているたんぱく質にある。FASTにおいては、たんぱく質があらかじめ分解されたペプチドの状態になっており、通常のたんぱく質よりも早く体内に吸収される。その吸収速度は、実はアミノ酸よりも速い。FASTはゴールデンタイムを逃すことの許されないウォリアーにとって、欠かせない大切な相棒となるだろう。
※ホエイプロテインFASTは現在終売しております。
ベンチプレスのMAX測定。それは、ウォリアーがウォリアーであるための至高のステージだ。
「もしかしたら、こんな重さは挙げられないかもしれない…」
そんな心のリミッターを外し、今までに経験したことのない重量を爆発的に挙上せよ! ウォリアーの筋力に限界はない。
脳のリミッターを解除するには、カフェインを摂るのが有効だ。より「効かす」ためには、まずは数日間、コーヒーやお茶などカフェインを含むものをいっさいやめる。そこからMAX測定当日に、大量にカフェインを摂取するのだ。そして、前述したアドレナリンの原料となるチロシンも、カツオやタケノコを食べるなどして摂取しておきたい。
また、ジムに彼女やライバルと一緒に行くのも有効だ。いいカッコを見せたい彼女や絶対に負けたくないライバルの目の前でバーベルを持つことで、テンションが一気に上がるはずだ。残念ながら彼女がいないのであれば、かわいい女性がたくさんいるジムをビジターで訪れるのもいいだろう。
トレーニングに対するモチベーションのアップには、テストステロンが大きく関係してくる。ご存じの通り、テストステロンとは男性ホルモンの一種。たんぱく質の合成を助けて筋肉を増強させるとともに、モチベーションを大きく向上させる。
実はそのテストステロンは、性的興奮などテンションが高まった状態で分泌される。つまり、トレーニングへのモチベーションが上がらない場合、セックスをするといい…。
と言いたいところだが、射精をしてはダメ。なぜなら、射精をすると分泌されるプロラクチンというホルモンの作用で、筋肉が分解されてしまうのだ。ゆえにアドレナリンをたくさん出すためには、Hな動画を少し見る程度にとどめておきたい。
いかがだろうか? ウォリアーたる者、1年365日、筋肉と向き合い続けるべし。そして仕事、家庭、デートに勉強…すべてを犠牲にしてでも、筋肥大に努めてほしい。酒を飲み、餅を食い、寝そべって下っ腹をさする日々は、筋肉に一つの益ももたらさない。もしも貴君がそんな状況なら、今すぐトレーニングルームに向かうことだ。そして、愚か極まりない己に厳罰を与えてほしい。
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