アスリートはアンチ・ドーピングのルール上、自らの身体にとりいれるモノすべてに責任を負う必要があります。
しかし意図せず起きるサプリメントによる「うっかりドーピング」が後を絶ちません。
今日アスリートが口にするサプリメントは、世界中のあらゆる所で作られ、あらゆる所に流通しています。
その全てを分析し、「完全に」問題の無いことが確認されたサプリメントだけを摂取することは容易ではありません。
しかし、「うっかりドーピング」のリスクを最小限に抑える努力は出来ます。
その方法の一つが「INFORMED-CHOICE(インフォームドチョイス)」です。
DNSはスポーツサプリメントメーカーとして、アンチ・ドーピングの精神に賛同し、商品開発や品質管理に努めています。
そして、その精神を体現するため、国際的なアンチ・ドーピング認証機関「LGC社」(英国)が運営するプログラムである、「INFORMED-CHOICE(インフォームドチョイス)」を2016年に国内で初めて導入しました。また同社が運営する「INFORMED-SPORT(インフォームドスポーツ)」というプログラムも導入しています。
インフォームドチョイス、そしてインフォームドスポーツは、サプリメントを精度高く分析し、世界反ドーピング機関(WADA)の認定する禁止物質が入っていない商品に対して、それぞれ認定マークを付与します。
DNSは、クリーンな商品を選ぶこともアスリートの責任であると考えます。そして、「インフォームドチョイス/インフォームドスポーツ」を通じて、クリーンな商品開発はもちろん、アスリートへの啓発活動にも努めていきます。
※検出精度は一般的な食品分析のそれよりも高精度。
一般的に人体に健康被害のない考えられる極微量(100ナノグラム / グラム以下)であっても検出可能。
※2019年12月より順次変更されています。
ホエイプロテインSP
R4
BCAAアルギニンプラス
HMBタブレット
ビタミン スーパープレミアム
ミネラル スーパープレミアム
EPA
※2019年12月より順次変更されています。
インフォームドチョイス / インフォームドスポーツの認証取得のためには、メーカーは主に以下の2点についてLGC社のチェックを受ける必要があります。
1. 商品サンプルの提出(認証を取得する商品製品につき3つの製造単位から5個のサンプルをLGCにより分析)
2. 工場の製造ラインも含めた監査(GMPなどのLGC社所定の工場審査書類の提出)
例:新商品がインフォームドチョイス / インフォームドスポーツの認証を取得するまでの流れ
3つの製造単位の分析の結果、問題があれば、同製造ラインでの生産に関わる課題解決を行い、今後も含めて禁止物質の混入がない状態になって初めてインフォームドチョイス / インフォームドスポーツの認証を取得できます。
認証取得後
インフォームドチョイス
LGC社が市場に出回っている当該商品を毎月1回調達し、分析を実施。メーカーへは知らされず実施されるため、透明性の高い仕組みとなっています。
インフォームドスポーツ
商品を製造のたびにメーカーからLGC社にサンプルを提出し、分析を実施。その他、年2回LGC社が市場に出回っている当該商品をランダムで抜き取り、分析を実施します。
分析項目(PDF):分析した物質を記載しています(英文)
LGC社
バイオヘルスリサーチリミテッド(LGC社 日本代理店)
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)
表1:インフォームドチョイス / インフォームドスポーツとパートナーシップを締結しているスポーツ団体
表2:LGC社がWADA禁止物質の分析を行っている団体
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「CONCEPT」