肌寒い時期のコーディネートに便利なブルゾンは、おしゃれを楽しめる人気のアウターです。
さまざまな種類があるため、着用シーンやコーディネートに合わせて使い分けるのがおすすめです。
この記事では、ブルゾンの種類を一覧で紹介します。基本的な選び方や着こなし方のポイントなども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ブルゾンの主な種類は6つ
ブルゾンは、タイプによって使われる生地や素材、形もさまざまです。
まずは、主なブルゾンの種類を6つ挙げて、それぞれの特徴やおすすめの着用シーンについて紹介します。
ボアブルゾン
ボアブルゾンは、モコモコとしたボア素材が使われた秋冬に活躍する人気のアウターです。
毛と毛の間に空気をため込むため保温力が高いほか、見た目にボリューム感がありつつも軽量性に優れています。
また、ボアブルゾンは近年のトレンドでもあり、おしゃれアイテムとしても注目されています。タウンユースやアウトドアなど、幅広いシーンのコーディネートに取り入れやすいでしょう。
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中わたブルゾン
中わたブルゾンは、生地と生地の間にポリエステルなどの化学繊維で作られた人工綿が詰められているアウターです。
保温性に優れているうえに、天然の羽毛を詰めたダウンジャケットよりもお手入れが簡単で、水に強いというメリットもあります。
中わたブルゾンのなかには自宅で洗濯できるタイプもあるので、汚れが付きやすいスポーツシーンやアウトドアシーンでも気軽に着用できるでしょう。
ジップアップブルゾン
前開き部分をファスナーで開閉できるジップアップブルゾンは、前を閉めると防寒性が高まり、開けるとラフな雰囲気で着こなせます。
ファスナー式で着脱がしやすいため、スポーツやアウトドアなど温度調節が必要なシーンで役に立つでしょう。
基本的にブルゾンはジップアップタイプのものが多いため、素材や生地、デザインやシルエットなどが異なる商品が数多くそろっています。
例えば、タウンユースでカジュアルに着こなせるものだけではなく、オフィスカジュアルのきれいめコーデにマッチする上品なデザインのものも販売されています。
レザーブルゾン
レザーブルゾンは重厚感があり、コーディネートの主役になるアウターです。
ライダースジャケットが代表的ですが、ミリタリージャケットやフライトジャケットといった種類もあります。
また、レザーブルゾンは素材によって特徴が異なり、牛革は丈夫で強く羊革は柔らかさと軽さに優れているものが多いです。
いずれの素材も着れば着るほど体になじみ柔らかさが増すため、経年変化を楽しめるのが魅力です。丁寧にお手入れをすれば、長く愛用できるでしょう。
MA-1
MA-1は、アメリカ空軍のフライトジャケットから派生したナイロン素材のブルゾンです。
生地と生地の間に中わたが詰められているため保温性に優れており、表地の表面には光沢感があってミリタリーテイストが強いのが特徴です。
また、身幅や袖部分にゆとりがあるデザインのものが多いので、冬のタウンユースコーデやストリートコーデに取り入れやすいでしょう。
Gジャン
Gジャンは、デニム生地を使用して作られたブルゾンを指します。
デニムと言うとゴワゴワしそうなイメージがあるかもしれませんが、最近はストレッチ性が備わった柔らかいデニム生地を使用したGジャンもあり、普段着として気軽に使いやすいのが魅力です。
Gジャンは、デニム生地の色合いによって見た目の印象が変わります。明るい色ほどカジュアルさが増し、濃い色ほど大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ブルゾンの基本的な選び方
さまざまな種類のブルゾンを紹介してきましたが、自分に合ったブルゾンを選ぶポイントを押さえておくことも大切です。
ここからは、ブルゾンの基本的な選び方を紹介します。
ベーシックな色
ブルゾンは、Tシャツやニットのように何着もそろえるアイテムではないため、着回ししやすいベーシックな色が人気です。
コーディネートの印象を左右するアイテムでもあるので、モノトーンやアースカラーなど普段の服装に合わせやすい色を選ぶようにしましょう。
例えば、黒やグレー、カーキやブラウンなどは、ブルゾンの定番カラーです。着回ししやすいのはもちろん、トレンドに左右されにくいため、長く愛用できるというメリットもあります。
ダボッとしすぎないサイズ感
最近はオーバーサイズやビッグシルエットのアウターが人気を集めていますが、ブルゾンに関してはダボッとしすぎないサイズ感がおすすめです。ルーズすぎるものは、野暮ったく見えてしまう場合があります。
細身のブルゾンならスマートに着こなすことも可能なため、選ぶときは自分に合ったサイズ感であるかをチェックすると良いでしょう。
お手入れのしやすさ
ブルゾンはジャケットよりも気軽に羽織れて、おしゃれな着こなしができるのがメリットです。
タウンユースやスポーツ、アウトドアなど、幅広いシーンで着回すブルゾンを選ぶときは、種類やデザイン以外にお手入れのしやすさにも注目してみてください。
自宅で洗濯ができるなど、比較的お手入れしやすい生地のものであれば毎日のコーディネートに活用しやすいでしょう。
ブルゾンをおしゃれに着こなすコツ
ブルゾンは、特徴に合わせたアイテム選びや着こなしによって、よりおしゃれを楽しむことが可能です。
続いては、ブルゾンの基本的な着こなし方とおしゃれにコーディネートするコツを紹介します。
トップスはインする
基本的にブルゾンは丈が短いアウターのことを指すため、ブルゾンの下に着るトップスの裾の長さが重要です。ブルゾンからトップスの裾がはみ出していると、だらしない印象を与えてしまう可能性があります。
そのため、丈の長いトップスはボトムスにインするのがおすすめです。丈の短いトップスを合わせるのも良いでしょう。
また、ブルゾンの下にパーカーを着るときは、フードを外に出すとこなれ感がある重ね着コーデに仕上がります。
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全身のバランスを意識する
ボリューム感があるブルゾンをスマートに着こなすには、全身コーデのバランスを意識することがポイントです。
上半身にボリュームが出る場合、ボトムスまで太めのものを選ぶと着膨れしてしまい、野暮ったい印象になってしまいます。
スキニーパンツやタイトスカートなど細身シルエットのボトムスを合わせると、すっきりとした大人っぽい着こなしになるでしょう。
小物を上手に活用する
ブルゾンは小物を上手に活用することで、よりおしゃれな着こなしを楽しめます。
例えば、キャップやニット帽、ネックウォーマーやマフラーを使って上半身に視線を集中させることで、スタイルアップ効果が狙えます。
また、ボリューム感が出やすいブルゾンコーデの足元にはスニーカーを合わせて、軽やかさをプラスするのがおすすめです。
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ブルゾンの種類でコーディネートの印象は変わる!おしゃれに着こなそう
ブルゾンにはさまざまな種類があり、それぞれ適したシーンやコーディネートの印象が異なります。
どんな種類のブルゾンも基本的な選び方と着こなし方を押さえておくことで、より気軽におしゃれを楽しめるでしょう。
軽量で着心地が良いブルゾンは、人気スポーツブランドでも豊富に展開されています。機能性・デザイン性ともに優れたブルゾンが多数そろっているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。