自重トレーニングとは?毎日やってもOKなおすすめメニューを紹介
自重トレーニングとは?毎日やってもOKなおすすめメニューを紹介

自重トレーニングとは?毎日やってもOKなおすすめメニューを紹介

  • 2023/07/18 (火)
  • 2023/07/20 (木)

自重トレーニングはマシントレーニングよりも負荷が低いため、「毎日やっても良いのでは?」と思う人もいるでしょう。

この記事では、自重トレーニングのメリットや得られる効果、毎日やってもOKなおすすめのトレーニングメニューを紹介します。

自重トレーニングとは?4つのメリット

自重トレーニングとは?4つのメリット

自重トレーニングとは、自分の体重を負荷として行うトレーニングのことです。
まずは、自重トレーニングの4つのメリットを紹介します。

器具をそろえる必要なし

自重トレーニングに特別な器具は必要ありません。

トレーニングマシンや器具を購入しなくても始められるため、お金をかけずに始められるという点がメリットです。

ただし、動きやすさやトレーニングのしやすさを考慮するなら、トレーニングマットやトレーニングウェアを用意しておくことをおすすめします。

関連記事
トレーニングマット・トレーニングウェアのおすすめは?選ぶポイントや注意点

ヨガや筋トレ、ストレッチなどのトレーニングを始める際に、用意しておくと便利なアイテムが、トレーニングマットです。また、普段着ではなく動きやすいウェアも一緒に準備すると良いでしょう。今回は、トレーニングマットの選び方や注意点、さらにトレーニ[…]

トレーニングウェア トレーニングマット

関連記事
トレーニングマットはなぜ必要?メリットや選び方、筋トレ・ヨガに適したマットを紹介

筋トレや体幹トレーニング、ヨガなど室内で行うトレーニングにはトレーニングマットが必要不可欠です。そこでこの記事では、トレーニングマットの必要性や使用するメリット、選び方について紹介します。また、トレーニングに必要なのはマットだけではあり[…]

トレーニングマットはなぜ必要?メリットや選び方、筋トレ・ヨガに適したマットを紹介

自宅で気軽に始められる

マシンや器具を使わない自重トレーニングは、自宅で気軽に始めることができます。

ジムに行くために着替えたり、移動したりといった手間がかからないため、隙間時間を使って効率良くトレーニングできるのもメリットの一つです。

負荷のコントロールがしやすい

自重トレーニングは、マシンを使ったトレーニングと比較するとかかる負荷が低いため、初心者でも取り組みやすいというメリットがあります。

また、負荷のコントロールがしやすいのも魅力です。

最初は少ない回数や無理のないスピードでスタートし、筋力がついてきたら回数を増やしたり、ダンベルなどを用いたりして少しずつ負荷をかけていきましょう。

ケガをしにくい

先ほど紹介したように、自重トレーニングはマシントレーニングよりも負荷が低いため、ケガをしにくいというメリットがあります。

普段運動習慣がない人がジムでいきなりマシンを使って強い負荷をかけると、関節や筋肉を痛めてしまうことがあります。

ジムでのマシントレーニングは、自重トレーニングで基礎的な筋力をつけてからでも遅くはないでしょう。

関連記事
筋トレのメリットを目的別に解説!効果的なやり方も紹介

筋トレにはさまざまなメリットがあり、目的に合わせて行うことでより高い効果が期待できます。そこで今回は、筋トレをする目的別のメリットと効果的なやり方について解説します。
筋トレに適したウェアを扱うおすすめのブランドも紹介するので、ぜひ参考に[…]

筋トレのメリットを目的別に解説!効果的なやり方も紹介

自重トレーニングで得られる5つの効果

自重トレーニングで得られる5つの効果

ここからは、自重トレーニングで得られる5つの効果について詳しく解説します。

筋力・体力向上

自重トレーニングに継続的に取り組むことで、筋力や体力の向上が見込めます。

基礎的な筋力をつけたい人はもちろん、スポーツ競技をやっていてパフォーマンスを向上させたいという人にもおすすめです。

心肺機能向上

自重トレーニングには筋力を鍛える無酸素運動の側面があると同時に、長時間継続しやすい有酸素運動の側面も持っています。

酸素を取り込みながら運動を続けることで、心肺機能向上の効果が期待できます。心肺機能が高まると持久力アップにつながるでしょう。

体幹強化

自重トレーニングを効果的に行うと、インナーマッスルが鍛えられて体幹が強化されます。

体幹が強くなると全身の安定性が高まり、バランス感覚が良くなるのでさまざまなスポーツ競技のパフォーマンス向上が見込めます。

姿勢の改善

自重トレーニングによって体幹が強くなると、姿勢の改善にもつながります。

肩こりや腰痛、猫背などの悩みがある人は、自重トレーニングで体幹を鍛えるのがおすすめです。

関連記事
体幹トレーニングで美姿勢を手に入れよう!長時間のデスクワークによる肩こり・腰痛予防にも

体幹とは、一般的に腕と脚、首から上を除いた胴体部分を指します。近年、体幹トレーニングに取り組むアスリートが増えたこともあり、注目されるようになりました。もちろん体幹トレーニングはスポーツのパフォーマンスアップにつながるものですが、アスリー[…]

体幹トレーニングで美姿勢を手に入れよう!長時間のデスクワークによる肩こり・腰痛予防にも

リフレッシュ

体を動かすことによって分泌される「セロトニン」は幸せホルモンとも呼ばれており、心身を安定させ、幸福感を得やすくする作用があります。

自重トレーニングはリズミカルな動きのものも多く、無酸素運動と有酸素運動それぞれの側面を持っているため、セロトニンの分泌が活性化されやすいのです。

自重トレーニングを習慣化することでストレス軽減が期待でき、心と体のリフレッシュにつながります。

自重トレーニングは毎日やっても大丈夫?

自重トレーニングは毎日やっても大丈夫?

筋肉の回復には48~72時間かかると言われているため、筋トレは週2~3回の頻度で行うのがベストでしょう。

しかし、自重トレーニングは自宅で気軽にできてリフレッシュにもなるため、「毎日やりたい」という人もいるかもしれません。

自重トレーニングを毎日行って良いかどうかは、目的とメニューによって異なります。

筋肉は負荷をかけて筋繊維を壊し、休息によって修復することで強くなるため、筋肉増強を目的とする場合には、週2~3回程度を目安に行うのがおすすめです。

一方、体幹やインナーマッスルはほかの部位よりもサイズが小さく、回復スピードが早いため毎日自重トレーニングをしても問題ありません。

また、毎日しっかり筋肉を鍛えたい場合は、曜日ごとにトレーニングする部位を変えるなど工夫するようにしましょう。

自宅で毎日できる!おすすめの自重トレーニング5選

自宅で毎日できる!おすすめの自重トレーニング5選

ここからは、自宅で毎日できるおすすめのトレーニングメニューを5つ紹介します。

ドローイン

ドローインとは、お腹を膨らませたりへこませたりしながら、インナーマッスルを鍛える体幹トレーニングです。

寝ながら行えるため、トレーニング初心者も気軽に取り入れられるでしょう。

ドローインのやり方は以下の通りです。

  1. 仰向けになる
  2. 膝を90度に立てる
  3. 大きく息を吸って、お腹を膨らませる
  4. ゆっくりと息を吐きながら、お腹をへこませる
  5. 5秒程度キープする
  6. ③~⑤を繰り返す

クランチ

クランチは、仰向けになった状態で上体を丸めるように起こし、腹筋を鍛える自重トレーニングです。

クランチのやり方は以下の通りです。

  1. 仰向けになる
  2. 足を上げて膝を90度に曲げる
  3. 腰が上がらないように気を付けながら、肩甲骨のあたりから上体を起こす(へそをのぞき込むイメージ)
  4. 5秒程度キープする
  5. 息をゆっくり吸いながら、状態を元の位置まで下げる
  6. ③〜⑤を繰り返す

関連記事
クランチで腹筋を鍛えよう!正しいやり方と効果を解説

腹筋を鍛えるトレーニングメニューは多くありますが、なかでもおすすめなのが「クランチ」です。クランチと一口に言っても種類が複数あるため、まず基本のノーマルクランチから始めてみてはいかがでしょうか。この記事では、クランチの効果や種類、シット[…]

クランチで腹筋を鍛えよう!正しいやり方と効果を解説

関連記事
自宅トレで効果的に美しく腹を割る!“腹筋職人”と目指す憧れのシックスパック

きれいに割れた腹筋に憧れを抱く人は多いでしょう。お腹まわりに無駄な脂肪がなく、トレーニングによって肥大した腹筋が浮き出ている様子は、日々の節制と努力の証。水着になる機会がある夏の間は特にお腹まわりをすっきりさせておきたいものですし、最近[…]

自宅トレで効果的に美しく腹を割る!“腹筋職人”と目指す憧れのシックスパック

腕立て伏せ

腕立て伏せは、胸や腕の筋肉を鍛える自重トレーニングです。正しいフォームで行えば、腹筋や背筋などのインナーマッスルにも負荷をかけることができます。

腕立て伏せのやり方は以下の通りです。

  1. うつ伏せの状態で、両手を肩幅よりやや広めに開いて床につける
  2. 足はつま先だけを床につけ、膝は浮かせる
  3. 肘を曲げて、胸が床につくまで体を下ろす
  4. 両手で床を押しながら、①の姿勢に戻す
  5. ③〜④を繰り返す

ヒップリフト

ヒップリフトは、お尻や太ももの筋肉を鍛える自重トレーニングで、特に下半身が気になる女性におすすめのトレーニングとなっています。

ヒップリフトのやり方は以下の通りです。

  1. 仰向けになる
  2. 膝を90度に立て、手は床につける
  3. 息を吐きながら、お尻を持ち上げる
  4. 肩から膝までが一直線になる姿勢で1秒キープ
  5. 息を吸いながら、お尻を床につく直前までゆっくり下ろす
  6. ③〜⑤を繰り返す

スクワット

スクワットは、太ももやふくらはぎ、お尻まわりの筋肉を鍛える自重トレーニングです。

スクワットのやり方は以下の通りです。

  1. 足を肩幅に開く
  2. お尻を後ろに突き出すような感覚で、膝を曲げていく
  3. 太ももが平行になるまで下ろす
  4. ゆっくり元の姿勢に戻る
  5. ③〜④を繰り返す

関連記事
スクワット9種類のやり方と効果の違いを解説

スクワットと一口に言ってもさまざまな種類があり、それぞれ筋肉にかかる負荷や得られる効果に違いがあります。また、フォームのバリエーションも豊富にあるため、鍛えたい部位によってやり方を使い分けるのもおすすめです。この記事では、9種類のスクワ[…]

スクワット9種類のやり方と効果の違いを解説

関連記事
スクワットの効果とは?鍛えられる部位や効果的なやり方、回数を解説

スクワットは、筋肉に負荷を与える動作を繰り返し行うレジスタンス運動の一種です。特別な器具を使わず自宅でも気軽にできるうえ、正しく行うことでダイエットや体力づくりのほか、さまざまな効果を得ることができます。この記事では、スクワットで得られ[…]

スクワットの効果とは?鍛えられる部位や効果的なやり方、回数を解説

関連記事
【自宅でできる体幹/自重トレーニングメニュー】近代五種競技の才藤歩夢選手に一般女性も真似できるトレーニングを聞いてきました

1人でフェンシング・水泳・馬術・レーザーラン(射撃・ランニング)の5種目をこなし、キング・オブ・スポーツと呼ばれる近代五種競技。そんな近代五種競技で国内トップクラスの実績を持ち、モデルとしても活躍するのが、スポーツブランド『デサント』のア[…]

【自宅でできる体幹/自重トレーニングメニュー】近代五種競技の才藤歩夢選手に一般女性も真似できるトレーニングを聞いてきました

関連記事
女性必見!“腹筋職人”が伝授する自宅トレ入門講座 週2回の筋トレでダイエット&ボディメイクを目指す!

コロナ禍による外出自粛要請や、テレワークの推奨、今夏の酷暑などが原因で、運動不足を感じているという人は多いかもしれません。しかし、心身の健康維持のためにも、適度な運動は習慣にしておきたいところ。そこで、“腹筋職人”の異名を持つ、アリーナ[…]

ツイストV字シットアップの姿勢

関連記事
宅トレをしよう!効果が出るまでの期間、おすすめのメニューを紹介

健康やダイエットのためにトレーニングをしたくても、ジムに行くとなると億劫に感じてしまう人や忙しくて時間が取れないという人もいるのではないでしょうか。そんなときは、隙間時間を使って自宅で手軽にできる「宅トレ」がおすすめです。この記事では、[…]

宅トレをしよう!効果が出るまでの期間、おすすめのメニューを紹介

自重トレーニングは初心者でも始めやすい!毎日の習慣にしよう

自重トレーニングは初心者でも始めやすい!毎日の習慣にしよう

特別なマシンや器具を使用しない自重トレーニングは、比較的負荷が低く、自宅で気軽にできることからトレーニング初心者も始めやすいというメリットがあります。

なかでも、インナーマッスルや体幹を鍛えるトレーニングメニューであれば、毎日行っても問題ありません。

今回紹介したおすすめの自重トレーニングメニューも参考に、自分のペースで続けてみてください。

トレーニングについて詳しくはこちら

WRITER
この記事を書いた人
ABOUT ULLR MAG.
ULLR MAG.(ウルマグ)とは?

ULLR MAG.(ウルマグ)は、「カラダから心をデザインする、ライフスタイルマガジン」です。
身体を動かすと気分が良い、夢中になれる趣味やスポーツがある、おしゃれをすると心が弾む。
暮らしの中で大切にしたい瞬間は誰にでもあります。

私たちはそんな日々のちょっとした喜びを、
一人でも多くの人へ届けたいと考えています。