モノづくり

2024/11/18

糸魚川市立大野小学校にてICTを活用した遠隔授業「新しい体育服を考えよう 」を実施

当社は2018年度より、静岡大学及び一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」と協力し、スポーツ人口の拡大と地方・離島の学校における教育格差の解消を目的としてICT(Information and Communication Technology)を活用した遠隔授業に取り組んでいます。
この取り組みの一環として、「新しい体操服を考えよう!」をテーマに、7月22日に糸魚川市立大野小学校の5、6年生を対象に授業を行いました。小学生は1か月ほどかけて事前勉強を行い、考案したアイデアをオンラインで当社の社員先生に発表し、講評を受けました。今回は特別に小学生たちのアイデアをもとにオリジナルの体操服を実際に制作し、寄贈いたしました。

小学生たちのデザインアイデア(一例)

社員との遠隔授業

以下、小学生のアイデアと講師のコメントを紹介いたします。
(小学生)「今の体操服はデザインがあまりかっこよくなく、汗を吸わず、生地が厚い。糸魚川らしいデザインで軽い生地がいい。」
(講師)「自分たちのオリジナルの要素が入ったデザインを提案するのはすばらしい。着心地を良くするのは、体の熱く部分に適切な生地を配置するようにすることで、快適性を上げることもできる。」

作成した体操服は、講師を担当した社員が10月3日に大野小学校を訪問し、贈呈式にて直接小子どもたちに寄贈しました。この体操服は糸魚川市発祥の生涯スポーツである「スポレック」の大会に出場する際のユニフォームとして着用されます。贈呈式では、小学生が訪問した社員と一緒にスポレックやスポレックに関するクイズを楽しみました。

贈呈式の様子

作成された体操服

ウェアを着用してスポレックを楽しむ小学生たちと当社社員

当社は今後も、子どもたちに“スポーツを遊ぶ楽しさ”を体感してもらうと同時に、あらゆるスポーツやモノづくりを体験できる機会の提供を続けてまいります。