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ROEジャパン、新ショールームを初公開

ROEビジュアルジャパンは、ショールームを移転したが、このほど新ショールームお披露目内覧会を開催した。
前ショールームに比べ面積で約2倍に拡大、以前は設置できなかった商品も含め多数のLEDパネルが設置されていた。
主な展示製品としては、まずスタジオとレンタル用では、カーブ型LEDパネル「Ruby―Cシリーズ」の1・95㍉ピッチ製品を展示。同シリーズは、滑らかなカーブを描くLEDパネルで、平面でも曲線でも美しく見えるように設計されている。パネルは、凸面と凹面の両方に曲げることができる。最大30度のカーブが可能で、平坦な部分がなく、滑らかなカーブを描くことができる。「Ruby C―1・9F」は1・95㍉ピッチ、実装は4in1、輝度は1500nits、解像度は256×256pix。
また、Ruby C―1・9Fは床面LEDと組み合わせて展示しており、床面に使用されていたのが「BM2」。2・82㍉ピッチで、実装はSMD1515、輝度は800nits、解像度は216×216pix。
「RB2・6F」と「BP2V2」を並べて展示。RB2・6Fは、2・604㍉ピッチ、実装はフリップチップ1515、輝度は2500nits、解像度は192×192pix。BP2V2は、2・84㍉ピッチ、実装はSMD1515、輝度は1500nits、解像度は176×176pixで、グローバルでスタジオに多く採用されているモデルという。
この他、スタジオ向けでは、軽量・高剛性なLEDプラットフォーム「Carbon(CB)シリーズ」の3・75㍉/5・77㍉ピッチ製品と、RGBWを採用した5・77㍉製品を展示した。
高精細レンタルではRubyシリーズとTopazリーズを展示。両シリーズの違いはRubyシリーズはプレミアムモデルで、Topazリーズはスタンダードモデルになるという。ショールームにはRubyシリーズの1・5/1・9/2・2㍉ピッチ、Topazリーズでは1・9/2・6㍉ピッチ製品を展示した。
軽量化に特化した「Graphite(グラファイト)シリーズ」も紹介。同シリーズは屋内イベントをメインターゲットとする LED パネルで、壁面や天井用の大型LED画面を迅速かつ効率的に構築するために適している。2・6/3・9㍉ピッチ製品を展示した。
新製品では、高輝度・超軽量タイプの「Jade(ジェイド)シリーズ」を紹介。5・95㍉ピッチ、SMD1921、輝度4500nits、解像度84×168pixの「JDO5・9」、5・95㍉ピッチ、SMD1921、輝度3500nits、解像度84×168pixの「JDI5・9」を展示した。

(全文は10月9日号3面に掲載)

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。