軽量、高感度なカーボンで構成された、
次世代のカーボングリップシステム
CGSは、ダイワ独自の技術により成形されたカーボングリップシステムです。
ロッドとアングラーを繋げる、ただひとつの接点。それがリールシートを含めたグリップ。
そう整理すると、リールシートの重要性は、改めて浮かび上がってきます。リールをロッドに接続するだけの役割ではないのです。釣り糸、ロッドを経由して伝達される、ほぼすべての水中情報は、視覚的なものを除けば、リールシートを介してアングラーの手へと伝えられるのです。
現在のリールシートを含めたグリップの素材には、樹脂製のものが多く採用されています。ダイワが2025年に送り出すCGSは、ダイワがこだわり抜いてきたカーボンテクノロジーの結晶。
カーボンの高剛性がもたらす、「今までにない高感度」、「ただグリップを握るだけでブランクタッチしたような感覚」を、存分に体感していただけることでしょう。
実際の振動伝達率計測データにおいても、今回新たに開発されたCGSと従来の一般的なエアセンサーシートを比較した場合、CGSの方が約170%の振動伝達性能を記録しています。
また、従来の中実構造(エアセンサーシート)とは異なり、中空構造に成形することで、必要素材および接着面積も減少し、従来構造比約11%軽量化も実現しています。
この独自のカーボングリップを創り出すため、CGSにはダイワ独自の画期的な製法が投入されています。この製法は、高感度・軽量化とともに、カーボン成形における形状の自由度も、もたらしました。
CGSを見ていただくと、リールシートはグリップと一体化し、フォアグリップはナチュラルに絞り込まれて、そのままブランクへとシームレスに繋がっていきます。一体で繋ぎ目がないから手あたりがよく、ストレスなく握り込め、しかも何度も何度もトライ&エラーを繰り返して、しっかりと手にフィットする形状へと仕上げました。それは、一日中でも握り続けられ、自在に、思いのままに操作し続けられるために。今までは創りたくても夢でしか描けなかったリールシートが、CGSとして現実のカタチになったのです。
高感度、操作性、軽量性を兼ね備えた、カーボングリップシステム。それはカーボンテクノロジーを追求するダイワだからこそ、たどり着いたひとつのこたえ。それがCGSなのです。