株式会社エニグモ|メール配信導入事例|メール配信システム・メルマガ配信サービスならCuenote FC

株式会社エニグモ様

株式会社エニグモ サムネール

世界に広がるBUYMAのメール配信を10年、SaaSでさらなる効率化。

300万通からワントゥワンまでのフル活用

メール配信システム

導入決定のポイント

  • 高速・確実な配信性能

    300万件にも及ぶ大量のメールも短時間で配信可能

  • 使いやすいインターフェイス

    洗練された使いやすいUI、効果測定もグラフィカルに

  • ユーザー属性ごとの抽出が容易

    アドレス毎に情報を紐づけでき、システム上で簡単に抽出・セグメントできる

「世界を買える」をコンセプトとした通販サイト・BUYMAを運営する、株式会社エニグモ。 世界中のパーソナルショッパー(出品者)からファッション製品を購入できるサービスとして2005年に開始され、現在の会員数800万人以上、出品者数は16万4000人にのぼる。

その大規模な会員へのコミュニケーションを長年支えているのが、Cuenote FCだ。その範囲は最大300万通に及ぶメールマガジンからワントゥワンでのメール配信に及び、メール経由の売上は10億円を超える。

2020年にはオンプレミス版からクラウド(専用ASP)版へ切り替え、さらなる効率化を実現した。今回はそのリプレイスを担当されたソーシャルコマース事業本部データ活用推進室・嘉松様にお話を伺った。

導入の背景:自社サーバーで10年以上利用、クラウド移行で効率・安全性向上を図る

導入の背景を教えてください。

当社は「BUYMA」というファッション系のCtoC型ECプラットフォーム運営を手掛けており、ユーザー数は800万人以上、われわれが「パーソナルショッパー」と呼ぶ出品者が16万4000人となります。会員へのメールマガジン配信は1種類あたり最大300万通に及び、メンズ・レディースなど複数のカテゴリで運営しています。

そのため、ほぼ毎日何らかのメールを送っている状況です。Cuenote FCはそれらの配信インフラとして利用するとともに、ワントゥワンのメール配信にも活用しています。 10年以上前からオンプレミス版Cuenote FCを自社データセンターで運用していたのですが、2020年11月にクラウド版にリプレイスしました。現在、他のシステムも含めてクラウド利用が徐々に進んでおり、メール配信システムもクラウドで運用するほうがコストや手間を削減でき、セキュリティも向上できると考えたためです。

3カ月程かけた選定では、まずCuenote FCを含む5製品の価格や配信性能を比較検討し、2製品に絞り込みました。その上で、デモアカウントで使い勝手や機能面の検証を行い、最終的には引き続きCuenote FCを利用する運びとなりました。

選択の理由:アドレス管理・抽出の柔軟性と大規模配信性能がカギに

選択のポイントについてお聞かせください。

ソーシャルコマース事業本部データ活用推進室・嘉松様

選定の際に重視したのは、アドレス帳の複製や取り回しといった機能が非常に充実していることです。現在、当社のメール配信運用では、担当者が配信先メールアドレスをその都度抽出して登録しているのですが、配信作業をより効率化したく今後はアドレス帳をAPIによる指示またはCSVファイルのバッヂ処理で自動連携させたいと考えています。

Cuenote FCでは自動連携の際に性別などの属性データも紐づけられるので、将来的に女性だけ・男性だけといった属性ごとに抽出する必要が生じた際、その手間が大幅に省けるだろうと考えています。それによって運用業務の負荷を減らせるとともに、個人情報であるメールアドレスを担当者が各自アップロードする必要がなくなるため、セキュリティ対策にもつながると期待しています。

アドレス抽出作業には、1回あたり30分から1時間程度の時間がかかっています。Cuenote FCは、私の所属するソーシャルコマース事業本部だけでなく、パーソナルショッパー側をフォローする部署でも利用しており、合計30名ほどが関わっています。そのため、この作業を効率化できれば全体の工数削減にも大きく寄与し、運用負荷の軽減につながるのではと考えています。

また、お客様に届けたいタイミングで確実にメールを送れる高い配信性能も非常に魅力的でした。特にわれわれのようなファッション業界では、季節やタイミングを逃さない訴求が非常に重要です。Cuenote FCは、300万件にも及ぶ大量のメールをかなりの短時間で配信できるため、この点でも選定の決め手となりました。

導入効果/期待する効果:メール経由売上が10億円規模に到達、最大のチャネルに

Cuenote FCの導入及びクラウド版への移行により、どのような効果がありましたか?

メールアドレスのAPI連携に関してはまだ作業中ですが、社内向けに機能を告知したところ、自動連携できれば非常に助かると期待が高まっています。 クラウド版ではユーザーインターフェースもより進化しており、効果検証の機能はもちろん、画面のデザインもより洗練されているため使いやすくなりました。またクラウド版の利点として、処理能力が自社サーバーのスペックに依存しないためレスポンスが速くなり、使い勝手が向上したと好評です。

現時点で、Cuenote FCを使ったメルマガ経由での売上は10億円以上に達しており、全社の売上に大きく貢献しています。今ではメールのほかにスマホアプリのプッシュ通知や他SNSサービスといったコミュニケーションチャネルもありますが、300万件のメールアドレスは全ユーザーの約50%に達する最大のチャネルとなっています。スマホアプリも500万ダウンロードを超えてはいますが、通知を送れる対象はまだ100万人前後で、他SNSサービスはさらに少ない30万人前後であるため、やはりメールによるインパクトが圧倒的です。

さらに弊社では、マーケティングオートメーション(MA)ツールのメール配信サービスとしてもCuenote FCを利用しています。こちらはワントゥワンでのメール配信機能を担っており、現在40から50パターンのシナリオが動いています。こうして複数の役割をこなせることも、Cuenote FCを導入して良かった点です。

導入直後はカスタマーサポートの方にいろいろ問い合わせをしてしまったのですが、その都度迅速にレスポンスをいただき、対応も柔軟にしていただけました。「導入したら終わり」ではないという点でも、お世辞抜きで本当に感謝しております。

運用の工夫:ユーザー年代別分析で、メールが「刺さる」層を発見

運用の工夫についてお聞かせください。

メール配信後の開封率やCTRといった効果検証、それによるメール件名や内容の調整はもちろん、ユーザーの年代別分析も行っています。BUYMAでは、これまで20〜30代の女性がメインユーザーとなっていましたが、ユーザー数の拡大につれて、近年では40代や50代、そして男性のお客様も増えています。

そうした年代の方は若年層に比べてメールが刺さりやすいようで、開封率は1.5倍程度と高く、メール経由での売上も大きくなっています。 今後も多様化するユーザー層に合わせ、より緻密なコミュニケーション戦略をとっていければと考えています。

今後の展開:多様なユーザーへきめ細かいコミュニケーションを実現

製品を活用して期待することなど、今後の展開についてお聞かせください。

やはりまずはAPI連携を導入したいです。Cuenote FCの導入でメール配信作業はかなり楽になりましたが、さらなる効率化とセキュリティ向上を実現し、事業を拡大していきたいと考えています。

あえてリクエストをさせてもらえるなら、効果検証のデータがより詳細に取得できるようになるとありがたく思います。ユーザー規模の拡大につれて、性別・年齢・趣味嗜好などさまざまな層のお客様が増えているので、それぞれのニーズにきめ細かく対応できる環境をつくっていきたいです。

株式会社エニグモ
会社名
株式会社エニグモ
代表取締役 最高経営責任者
須田 将啓
設立日
2004年2月10日
所在地(本社)
東京都港区赤坂8-1-22
NMF青山一丁目ビル 6階
事業内容
インターネットビジネスの
企画・開発・運営
ご担当者
株式会社エニグモ
ソーシャルコマース事業本部
データ活用推進室
嘉松様

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Cuenote FCはハイスピードなメール大量配信を得意としながら、効果測定や自動処理も可能で大手企業にも選ばれるメール配信システムです。メールマーケティング機能も豊富で、配信数上限はなく送り放題です!

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