子ども大学水戸とは
子どもたちが「夢」を持ち、「夢」を語れる、環境をつくる。
「夢」を持つことは、自分の将来を考えること。
しかし、「夢」を持つための知識やきっかけは、自然発生するわけではありません。だからこそ、「夢」の範囲を広げるためには、幼少期から幅広い分野の知識と体験を積むことが必要となります。
子ども大学水戸では、身の回りで起こる“自然現象”や“社会現象”の素朴な疑問を題材として、専門分野の有識者による大学レベルの講義を行います。
学校教育における教科学習の枠から飛び出した学びの体験は、子どもたちの知的好奇心を刺激し、学ぶ楽しさと共に、物事の本質を見抜く洞察力や推測力などの真の学びの力を育みます。
そして、そこから身につけた探求心は、自分の興味の対象を広げ、きっと将来の「夢」へとつなげてくれることでしょう。
子どもたちが、将来世界に羽ばたく人財となれるように、「夢の種」を与えられる存在でありたいと考えています。
活動内容
地域にある高校や大学、専門施設などをキャンパスとして、小学3年生から中学2年生までを対象に、保護者同伴の上で、年に5~6回の授業を行います。
※2020年3月より、オンラインでのライブ配信講義となりました。希望者には感染対策をした上で、現地受講も可能。オンラインとオフラインのハイブリッド方式で運営しています。
授業は“なぜ”を追求する「はてな学」、“いかに”生きるかを学ぶ「生き方学」、“どこ”(生活の場)を知る「ふるさと学」、水戸で生まれ育った学問の「水戸学」、宇宙の視座で生命を考える「宇宙学」、国際的な視野から社会を学ぶ「こくさい学」などのカリキュラムを用意。大学教授や地域のプロフェッショナルなど、毎回その道の専門家をお招きして、講義やワークショップを行います。
子ども大学とは
子ども大学は、もともとドイツ発祥。2002年、ドイツのテュービンゲン大学で世界初の「子ども大学(Kinder-Uni)」が開校し、その後、ヨーロッパ各国に広まっています。 日本でも2008年に、第1号としてNPO法人「子ども大学かわごえ」(埼玉県川越市)が設立。徐々に広がりを見せています。