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松坂桃李&芳根京子も絶賛! 『雪の花』荘厳な自然と主人公の信念映す本予告解禁

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映画『雪の花 ―ともに在りて―』場面写真
映画『雪の花 ―ともに在りて―』場面写真(C)2025映画「雪の花」製作委員会

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吉岡秀隆

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 松坂桃李が主演を務め、芳根京子、役所広司が共演する映画『雪の花 ―ともに在りて―』より、荘厳な自然と主人公・良策(松坂)の信念を映し出す本予告映像が解禁。併せて、松坂と芳根のコメントが到着した。

【動画】町医者・笠原良策(松坂桃李)の信念が伺える『雪の花 ―ともに在りて―』本予告

 吉村昭の小説『雪の花』を小泉堯史監督が実写化する本作は、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の実話を描く本格時代劇。

 江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われていることを知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、さまざまな困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志は、やがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか―?

 笠原良策役には松坂桃李。使命感にあふれる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品をけん引する。そして良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉役を役所広司が演じる。

 今回解禁された本予告映像は、疱瘡で多くの人命が失われていく江戸時代末期の悲惨な映像に続き、疫病との闘いに人生を賭けた町医者・笠原良策(松坂)が、決意の表情で「私の望みは、人々を疱瘡から救うこと以外にはございません」と力強く断言するところから始まる。

 続いて、苦しむ人々を救うという想いの一心で、蘭方医・日野鼎哉(役所)に教えを乞い、患者の声に耳を傾け、声を荒げて現状を変えようとする良策のほか、同じく蘭方医で治療法の無い現状を嘆く大武了玄(吉岡秀隆)などの医者たち、それを支える妻や家族の姿が映し出されていく。一方、良策の信念を良しとしない幕府の役人が罵倒してくる様子や、何者かに良策が襲われるシーンなども描かれ、物語の重厚さが垣間見える。疫病の治療法を探し求め全国を駆け巡った良策の信念、何十年かかろうとも決して諦めない彼の芯の強さに胸を打たれる、情感あふれる予告となっている。

 今回の予告映像について、松坂は「予告だけでも自然が素敵すぎて、自然の音と絵もスクリーンで感じていただきたいです。フィルムだからこその奥行きみたいなものもすごくありましたし、フィルム映画ならではのものが出ていました」とコメント。芳根は「やっぱり吹雪(のシーン)すごいですね。あれは本当なんです! と言いたいです。ぜひ大きいスクリーンで観ていただきたいです」と、良策が治療法を探し求めて全国を駆け巡る中で吹雪に遭う過酷なシーンに言及し、「静かな美しさのある予告だと思います」と評した。

 松坂は、実在の町医者・笠原良策を演じるにあたり「資料を読ませていただいて、そこから台本に書き起こされていないものを自分で読み解き現場に持っていきました。それと、監督がとにかく本読みをしてくださったのでそれに本当に助けられました」と、小泉監督に助けられながら役作りに励んだとコメント。良策の妻・千穂を演じた芳根は「監督から、優しさと強さを持ってくださいと言われました。『優しさがないと強くなれない。強くないと優しくなれない』という言葉が自分にも刺さって、優しさと強さのバランスを考えながら良策をどう支えることが背中を押すことになるのかを考えながら役を作っていきました」と、小泉監督からのアドバイスをもとに役作りに挑んだことを明かした。

 映画『雪の花 ―ともに在りて―』は、2025年1月24日より全国公開。

映画『雪の花 ―ともに在りて―』本予告

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