リユース太陽光パネル設置実証事業の結果を報告します
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2030年以降、FIT制度(固定価格買取制度)による買取期間の終了した太陽光パネルが、大量に廃棄されることが危惧されている中、ゼロカーボンシティと循環型社会形成の同時実現を目指す施策として、リユース太陽光パネルを設置し、発電量やパネルのコンディションをモニタリングする事業を実施しましたので、実証結果を報告します。
使用している太陽光パネルについては、京都PVリサイクルセンター(八幡市下奈良小宮4-2)で太陽光パネルのリサイクル・リユース事業を手掛ける株式会社浜田から調達しています。
男山公民館に設置したリユース太陽光パネル
実証期間 | 令和6年2月11日から3月29日 |
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事業場所 | 八幡市立男山公民館(八幡市男山八望3-4) |
設備内容 | リユース太陽光パネル(7年使用)7kW(キロワット)、パワーコンディショナー4.95kWh(キロワットアワー)、発電量計測モニター |
活用方法 | 発電した電気は施設で自家消費、余った電気は固定価格買取制度により売電 |
添付ファイル(実証結果)
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リユース太陽光パネルの導入は、特に自治体では例が少なく、本事業をモデルとして、リユース太陽光パネルの普及促進が期待されます。
本事業の実施を契機に加入した、「京都PVパネル循環プラットフォーム」にて、府及び市内事業者等と連携し、太陽光パネルの資源循環を推進していきます。
固定価格買取制度 | 再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。 |
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高圧電力と低圧電力 | 中小規模のビルや工場に供給される高圧電力に対して、主に一般家庭や商店で利用されているのが低圧電力です。高圧電力と低圧電力では、毎月使用できる電力(契約電力)が違います。 |
PPA(PowerPurchaseAgreement 〈パワー・パーチェス・アグリーメント〉)事業 | 電力販売契約という意味で第三者モデルともよばれてます。企業・自治体が保有する施設の屋根や遊休地を事業者が借り、無償で発電設備を設置し、発電した電気を企業・自治体が施設で使うことで、電気料⾦とCO2(シーオーツー)排出の削減ができます。設備の所有は第三者(事業者または別の出資者)が持つ形となりますので、資産保有をすることなく再エネ利用が実現できます。 |
京都PVパネル循環プラットフォーム | 2030年代に想定される使用済み太陽光パネルの大量廃棄に備えた新たな循環システムの構築のための意見交換の場です。京都府により設置され、PVパネルの製造から廃棄、リサイクルに至るまでの関係事業者、行政機関等で構成されます。 |
お問い合わせ
八幡市役所建設産業部産業振興室 環境政策課
電話: 075-983-2795 ファックス: 075-983-1123
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