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八尾市が特許出願「健康寿命推定アプリ」2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)へ参加決定!

[2024年8月29日]

ID:75855

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テーマは 「健康寿命のばす展~八尾のデータでいのち輝く~」

 八尾市は、国立大学法人大阪大学(以下、大阪大学)大学院 医学系研究科 公衆衛生学との「健康づくり事業の推進に関する協定」に基づき、市の健康づくり事業の推進や市民の健康増進のための共同研究を実施しています。令和5年度から「健康寿命延伸」をテーマとする共同研究に取り組んでおり、研究の一環として個人の健康寿命を推定するモデルを発明し、令和6年3月に大阪大学と共同で特許出願を完了させ、現在、健康寿命を推定するWEBアプリケーションを開発しています。
 今般、来年開催される大阪・関西万博フューチャーライフエクスペリエンス(以下、FLE)で、この健康寿命推定アプリを体験いただく展示を行うことが決定しました。この体験を通じて、市民のデータを分析することによる健康づくりの新たな手法を国内外の自治体や企業等に発信します。
 展示内容については、コミュニケーションデザインの視点を取り入れるため、横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センターとも協力して取り組みを進めます。

万博参加概要

参加期間

2025(令和7)年7月8日 ~ 7月14日

参加場所

フューチャーライフビレッジ内 FLE期間展示・ステージ
(FLEとは、大阪・関西万博「未来社会ショーケース事業 フューチャーライフ万博」のうち「未来の食・文化・ヘルスケア」をテーマとする展示やステージの場をいいます)

参加団体名

八尾市×大阪大学大学院医学系研究科×横浜市立大学

展示テーマ

健康寿命のばす展~八尾のデータでいのち輝く~

展示内容(予定)

八尾市保健所健康まちづくり科学センターと大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学、横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センターの合同プロジェクト。八尾市民のデータを分析して作った“健康寿命テスト”体験ブース。簡単な質問に答えることで、健康寿命の予測や健康寿命をのばすための提案を体験していただけます。参加者のみなさんの健康寿命をのばす気持ちによって、八尾が本場の“河内音頭”を踊る人が増えるディスプレイを展示します。健康でいのち輝く未来にむけたみんなの思いを重ねて、世界で一番にぎやかな盆踊りの輪をつくりましょう!
※具体的な内容は、展示物が完成次第改めてお知らせいたします。

共創チャレンジ

取り組みは博覧会協会の「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創チャレンジに登録しています。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 関連ホームページ



健康寿命推定アプリ開発の意義について

  • 世界中の寿命が延びる中で、日本はトップランナーであり注目されている。
  • 単に寿命の長さだけではなく「健康寿命」をいかに伸ばすかは世界的な課題であり、日本においても、健康寿命延伸にむけたライフスタイルを意識して行動するというムーブメントがおきている。
  • 「健康寿命」という言葉は浸透し、集団の平均としての「健康寿命」は示されているが、一人ひとりの健康寿命の推定は行えておらず、また、各自が具体的に何を行えば健康寿命が伸びるかを示すことはできていない。
  • 令和5年度から開始した大阪大学大学院医学系研究科との共同研究「健康寿命とライフスタイル・健診項目・社会要因との関連」は、八尾市民のデータを分析し、個人の健康寿命推定や健康寿命に影響を与える行動を評価する、これまでにない研究であり、研究成果を八尾市民をはじめ広く社会に還元し、健康寿命の延伸に役立てることを目標としている。
  • 共同研究内容の全国の自治体や企業への応用活用を鑑み、令和6年3月に八尾市は大阪大学と共同で特許出願を完了した。八尾市が特許出願するのは初めての試み。(出願番号 特願2024ー50331)

大阪・関西万博への参加について

  • 万博会場では、共同研究の成果を体験していただく展示を目標とする。
  • 参加者の健康寿命を推定し、人生100年時代における「あなたらしい健康寿命の延伸」を可能にする方法を提案することで、一人ひとりが具体的に健康寿命延伸にむけた行動変容ができる、という希望を示す。
  • 八尾市では、「みんなの健康をみんなで守る 市民が主役の健康づくり」という理念をかかげて健康まちづくりをすすめている。これは、古くから、地域で支えあいながら健康づくりをしているコミュニティがあるからだが、今回の万博展示では、八尾市以外の多くの人にも、自分の健康寿命延伸への取り組みが他の人にも影響をあたえ、一緒に健康づくりにとりくんでいくことの楽しさや希望を共有することで、全国・世界に向けて健康づくりに取り組む機運を高めたい。
  • 展示を通じて「みんなの健康をみんなで守る」「市民が主役の健康づくり」という八尾市の健康コミュニティづくりの理念を体現する。
  • 万博後も展示に活用した技術のレガシーを活かし、八尾市内はもとより、自治体や企業での応用を図ることにより、全国的ならびに世界的な健康寿命延伸に貢献することをめざす。

用語の説明
 コミュニケーションデザイン情報発信側と受け取る側で一方的ではなく相互にコミュニケーションがとられることを前提に、デザインや対話を通じて課題解決や価値創造するという発想。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会による用語の定義
フューチャーライフヴィレッジ2025年大阪・関西万博において『未来社会ショーケース事業』「フューチャーライフ万博」のうち、フューチャーライフエクスペリエンスと、「TEAM EXPOパビリオン」が実施される会場(略称:FLV)。
フューチャーライフエクスペリエンス未来の食・文化・ヘルスケアを中心とした「未来の暮らし」をテーマとした展示・ステージの場(略称:FLE)。
フューチャーライフエクスペリエンス 期間展示
フューチャーライフエクスペリエンスの参加者として、万博会期中にFLVの期間展示ブースで1週間単位で展示参加する形態。
フューチャーライフエクスペリエンス ステージ
フューチャーライフエクスペリエンスの参加者として、FLVに設置されているFLEステージ上で来場者に向けて発表等を行う参加形態。
「TEAM EXPO 2025」プログラム
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みのこと。「TEAM EXPO 2025」プログラムにおいて、企業、教育・学術・研究機関(大学・研究所等)、国・政府関係機関(独立行政法人等)、国際機関、自治体、NGO、NPO法人、各種団体、個人など、様々な方々との共創を大阪・関西万博会期期間に関わらず進めています。
共創チャレンジ
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のこと。

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