県立大和高等学校で模擬投票を実施しました(平成28年3月24日実施)

更新日:2023年01月04日

 大和市選挙管理委員会では、大和市明るい選挙推進協議会と協力して、平成28年3月24日(木曜日)に県立大和高等学校(大和市つきみ野3-4)で模擬投票を実施し、同校の2年生全クラス約270人に参加していただきました。
 大和市選挙管理委員会では、政治参加を促す主権者教育の支援に積極的に取り組んでおり、今回の模擬投票は、この一環として実施したものです。選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられることなどを受け、新たに有権者となる高校生に選挙の関心を高めてもらうことを目的として行いました。
 今回の模擬投票では、課題を抱える架空の市「大和高校市」の市長を決めるための選挙を実施。大和高校市所有の空き地の活用方法を争点に設定しました。
 演説会では、同委員会委員1人と同協議会委員2人の3人が候補者役となり、「ショッピングモールの建設」「保育施設付大規模マンションの建設」「防災公園の設置」という、それぞれ異なる施策を訴え、あわせて、生徒たちに選挙公報を配布しました。
 投票では、本物の投票箱や記載台などを用意し、折り曲げても元に戻る材質の投票用紙を使うなど、実際の選挙と同じような体験ができるように実施。生徒たちは、投票用紙を受け取ると、記載台に向かい、真剣な面持ちで候補者の名前を記入していました。そして、立会人役の同協議会委員が見守る中、投票用紙を慎重に投票箱に投じていました。
 最後に、同委員会事務局職員による読み取り機や計数機を使った開票作業のようすを披露しました。
 同校2年の高(こう) 勝美さん(17歳)は「実際に演説を聴き、自分がいいと思った人に投票することができ、有意義でした。投票用紙が折っても戻ることに驚きました。投票権を得るのはまだ先と思っていましたが、選挙権年齢の引き下げにより、選挙がより身近なものに感じました。投票権を得たら、政治についてよく調べて、投票所に行きたいです」と話していました。

選挙管理委員会では、選挙を身近に感じ、関心を深めるきっかけづくりとして、投票箱や記載台などの貸し出しを行っています。

 投票箱等の貸し出しに関するページは下記リンクをご覧ください

模擬投票の様子

体育館で女子生徒が投票箱に表を投じている写真
体育館で女子生徒と男子生徒が投票箱に投票用紙を入れている写真

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