家庭内の危険物(灯油・アルコール類)の取扱い
私たちの身の回りには危険物がたくさんあります。
ガソリンや軽油、灯油以外にも、消毒用アルコールやスプレー缶にも危険物を含んだものがあります。
特に灯油や消毒用アルコールは多くの家庭で広く使われています。
日常の生活に欠かせないこれらの危険物のことをよく知り、正しく使って事故を防ぎましょう。
灯油について
冬の時期は灯油を使用したストーブによる火災が多く発生しています。
灯油は生活の中で身近なものですが、消防法で規制されている「危険物(引火性液体)」に該当するものです。
次のことに注意しましょう。
ストーブの周囲
ストーブの周囲に布団や衣類、雑誌などの可燃物がある場合、ストーブと接触して出火する危険性が高まります。
ストーブの上部や周りに洗濯物を干すと、気づかないうちに洗濯物が落下しストーブと接触して着火してしまいます。
ストーブの周囲は日常的に整理整頓するよう心掛けましょう。
また、ストーブの近くで消毒用アルコールやスプレー缶を使うのはやめましょう。
給油時の注意
灯油がこぼれると引火するおそれがあります。必ずストーブを消してから給油してください。
カートリッジタンクの場合は、給油後の口金を確実に閉めるようにしましょう。
こぼした灯油は、雑巾や新聞紙ですぐに拭き取るようにしましょう。
また、灯油ストーブのタンクに誤ってガソリンを入れてしまうと、ガソリンは灯油よりも揮発性が高いことから、灯油ストーブ全体が炎に包まれてしまいます。誤給油に注意しましょう。
灯油の保管
灯油は危険物保安技術協会の型式試験確認済証のラベルがついた容器を使用し、なるべく暗く涼しい場所で保管しましょう。特に灯油用ポリエチレン缶は紫外線の影響を受けやすく、劣化が進みます。5年を目安に交換しましょう。(製造年月が表示されています。)
アルコール類について
消毒用アルコールには危険物に該当するものがあります。
消防法上の危険物に該当するアルコール類は、蒸発しやすく、可燃性蒸気を発生させ非常に引火しやすい性質があります。取扱いに注意しましょう。
この記事に関するお問合せ先
消防本部 予防課 予防係
〒242-0018 大和市深見西4-4-6 (消防本部庁舎2階)
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更新日:2024年02月01日