緊急消防援助隊に関する取組

更新日:2023年12月04日

緊急消防援助隊とは

平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災は、死者6,000人、負傷者40,000人、家屋被害500,000棟を超える被害をもたらし、兵庫県内の消防応援と併せて全国41都道府県延べ約30,000人の消防応援が実施されました。

しかし、大災害に加えて、初めての事案だったこともあり、全国規模での災害派遣の体制はなく、応援部隊の初動・編成・活動等に関する規定やマニュアル等の整備もされていなかったため、主に指揮統制や運用面で多くの課題を残しました。

これを契機に自治省消防庁(現在の総務省消防庁)は、平成7年6月に、全国の消防機関による消防応援を、迅速・円滑に実施するため、緊急消防援助隊制度が発足されました。

また、平成15年6月の消防組織法改正により、緊急消防援助隊が法制化(平成16年4月施行)されるとともに、大規模・特殊災害発生時の消防庁長官の指示権が創設され、消防の応援体制が確立されました。

大和市の緊急消防援助隊出動実績

・令和3年 静岡県熱海市土石流災害被災地へ消火小隊1隊4人を派遣

・平成23年 東日本大震災へ消火小隊1隊5人、救急小隊延べ8隊24人、後方支援小隊延べ12隊24人を派遣

・平成16年 新潟中越地震被災地へ消火小隊1隊4人、後方支援小隊2人を派遣

 

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