株式会社ルネサンスと 「災害時における帰宅困難者の受入等に関する協定」 を締結しました
令和6年2月29日
大和市は、2月29日、株式会社ルネサンス(東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア3階)と、大規模な災害や鉄道輸送障害発生時に帰宅困難者を受け入れる「災害時における帰宅困難者の受入等に関する協定」を締結しました。
市内で最も乗降客数が多い大和駅では、複数路線が運休すると駅周辺に帰宅や目的地に行くことが困難となる「帰宅困難者」が多く発生すると予想されます。現在、大和駅周辺では、帰宅困難者受入施設は文化創造拠点シリウスのみになっており、帰宅困難者への対策を強化するために株式会社ルネサンスとの協定を締結するものです。
対象施設となる「スポーツクラブ ルネサンス 大和24」は大和駅から徒歩3分の場所にあり、平時から24時間利用可能な施設で最大100名程度を収容可能。
今回の協定には、一時滞在スペースやトイレ・入浴施設などの設備、備品(タオルやマット等)の提供、帰宅困難者への災害・交通等に関する情報提供、市が準備した備蓄物資の保管・配布、エコノミークラス症候群を予防するための運動支援等が盛り込まれています。
大和市役所で開催された協定締結式で、古谷田力・大和市長は「能登半島地震のような大規模な災害時には、主要駅である大和駅で帰宅困難者が多数発生することが想定されるので、ルネサンスさんの施設を利用させていただけるということを大変うれしく思います」と述べました。同社の岡本利治・代表取締役は「過去の熊本地震では、テニスコートなど一時避難場所として提供し、お風呂の利用やフレイル予防などで施設を開放しました。ぜひ、災害時に帰宅困難者のために施設を活用してほしいと思います。また、大和市民の健康課題解消についても一緒に推進していければと思っています」と話しました。
問い合わせ
危機管理課(市役所3階) 電話番号:046-260-5728
更新日:2024年02月17日