空母艦載機の着陸訓練とは何ですか。
米海軍の空母艦載機の着陸訓練(FCLP:Field Carrier Landing Practice)は、空母の出港直前に、空母艦載機のパイロットに課せられる訓練です。 FCLPでは、基地の滑走路の一部を空母の甲板に見立て、そこを目標に空母艦載機は旋回しながらタッチ・アンド・ゴーを繰り返します。空母に着艦するすべてのパイロットが行うため、数日にもわたり、日中から深夜まで続きます。このFCLPのうち、夜間に実施されるものを夜間連続離着陸訓練(NLP:Night Landing Practice)と呼んでいます。現在は、ほとんどが硫黄島で行われてますが、厚木基地が硫黄島の予備施設の一つとして指定されることがあります。
更新日:2022年03月01日