大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金

更新日:2024年07月31日

 大地震に伴う同時多発的な火災や大規模火災は、多くの市民の生命を脅かすばかりか、緊急活動や物流など都市機能にも支障を与えかねません。大和市は災害に強いまちを目指しており「燃え広がらない・燃えないまち」「避難弱者が安心して暮らせるまち」への取組を加速させるため、住宅の不燃化改修工事やバリアフリー化改修工事の一部費用を助成しています。

令和6年度の申請受付につきましては、好評につき、年間予定件数へ達したため、令和6年8月23日(金曜日)をもって終了しました。

助成制度の概要

助成制度の概要の詳細
1.対象建築物 既存の木造住宅(新築を除く)
2.建築条件 戸建て住宅、アパート、店舗併用住宅の個人住宅部分
3.対象者

以下の全てに該当する市民

  • 建築物の所有者
  • 当該住宅に居住し、かつ住民登録が行われている
  • 市税の滞納がない
  • 要支援者、要介護者等の認定を受けていない(バリアフリー化改修工事のみ)
  • 要介護認定申請中の方は、事前に担当課へご相談ください。                                            ※要介護認定申請中の方は、事前に担当課へご相談下さい。
4.対象工事 費用が5万円以上の改修工事
(不燃化とバリアフリー化の両方を同時に行う場合、合算した工事費)
5.補助費 工事費の1/2かつ上限10万円
(破風を含む軒先などの改修工事は上限20万円)
6.施工業者 市内業者で「見積書」「領収書」等を市内の住所で発行できる事業者
(市の建築関連団体にて組織された「大和市耐震化促進協議会」の紹介も可能)

対象工事例

不燃化改修工事
主な対象工事 工事内容 施工例
1.軒天、破風板等改修工事
  • 防火性能を有する材量に交換する
  • 鋼鈑製等によるカバー工法
  • 防火サイディング張り
  • ケイ酸カルシウム板張り
  • モルタル塗+吹付け塗装改修
  • 鋼鈑製カバー
2.外壁の改修工事
  • 木板張りから防火性能を有する外壁に改修する
  • サイディングや鋼鈑製によるカバー工法
  • 不燃塗料等に塗り替える
  • 換気扇、吸気口を防火仕様にする
  • モルタル塗+吹付け塗装改修
  • 防火サイディング、タイル貼り等
  • 鋼鈑製カバー
  • 不燃塗料材塗り
  • 砂壁状吹付材塗り
  • 換気扇線フードを防火ダンパー付に交換
3.雨戸、シャッターの改修工事 雨戸、シャッターを取り付ける
  • 後付けタイプの鋼製雨戸取付
  • 木製戸から鋼製戸への交換
4.窓ガラスの交換工事 耐熱ガラス、網入りガラス等へ交換する  
5.内装の不燃化工事 天井、壁、床の仕上げを不燃性の材料に張り替える
  • 石膏ボード下地+不燃性壁紙張り
  • 防炎・不燃カーテン設置
6.防炎性カーテンの設置工事 防炎性のカーテン等に交換する
  • 防炎性ロールスクリーン取付
  • 鋼製ブラインド取付
7.感震ブレーカー交換工事 地震を感知し、電気を遮断する「感震ブレーカー」に交換する
  • 分電盤タイプ、コンセントタイプに交換
  • 感震リレータイプ等設置
8.ブロック塀等除却工事 道路に面するブロック塀や万年塀を撤去する。(除却後、再度ブロック塀や万年塀を設置する場合を除きます) 高さが1メートル以上のブロック塀や万年塀の撤去
バリアフリー化改修工事
主な対象工事 工事内容 施工例
9.段差解消工事
  • 段差部分にスロープを設置する
  • 和室と洋室の段差を解消する
  • 外部アプローチ、玄関、廊下等にスロープ設置
  • 電動段差解消機設置
10.浴室改良工事
  • 床をノンスリップ化する
  • 段差解消、手摺を設置する
  • 高齢者用ユニットバスに交換する
  • すのこの設置(脱衣室との段差解消他)
  • 和式から洋式の浴槽に交換
11.トイレ改修工事
  • 和風から洋風便器に交換する
  • 廊下とトイレの段差を解消する
  • 手摺を設置する
 
12.手摺設置工事 階段、廊下や段差部に手摺を設置する  
13.廊下幅拡張工事 車椅子が通れるように廊下の幅を拡張する 75センチメートルから90センチメートルに拡幅
14.扉交換工事
  • 扉の撤去や扉枠を改修する
  • 開き戸から引き戸に改修する
  • 扉枠を4方から3方枠に改修
  • 親子ドアへの建具交換

対象工事についての詳しい内容は、下記【お問い合わせ先】までお問い合わせください。

注意事項および事業の流れ

注意事項

  • これから工事を始めるものが対象になります。 また、施工業者の工事を伴わないもの(建築物所有者が自ら取付等を行うもの)は対象外となります。
  • 補助金交付申請後、市からの補助金交付決定通知を受けてから工事をはじめてください。
  • 補助を受けることができるのは1回限りです。

申請から支給までの流れ

1.申請   ⇒   2.交付決定(交付決定まで10日程度かかります。)   ⇒   3.工事完了報告・補助金請求   ⇒   4.支給(申請者の指定口座に振り込みとなります。)

申請時
添付書類等 備考
1.補助金交付申請書  
2.委任状 申請者本人が申請する場合は不要です。
3.工事内訳書  
4.改修工事費等の見積書の写し  
5.改修工事等に係る実施設計書 工事図面、仕様書等工事内容が解るもの
6.その他市長が認める書類  
工事完了時
添付書類等 備考
1.実績報告書  
2.補助対象工事に関する工事施工者が発行した領収証書の写し  
3.改修工事の工程写真 不燃化改修工事及びバリアフリー化改修工事毎に提出してください。
4.その他市長が認める書類 不燃化改修工事については、不燃性、防火性のある材料を使用したことがわかる書類(出荷証明書、納品書、写真等)

申請時および工事完了時に必要書類を添付して、市役所4階、建築指導課窓口へ提出してください。

申請時期について

申請の受付については、年度内に工事完了できる時期まで受付けしており、年間40件を予定しております。

関連資料

関連リンク

この記事に関するお問合せ先

街づくり施設部 建築指導課 建築指導係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎4階 案内図)
電話:046-260-5425

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