車いすバスケットボール体験講座

更新日:2023年02月06日

この事業は「障がい者スポーツを通して個々の可能性を発見し、様々な偏見や誤解を払拭することで、多様な状況に対応できる『考える力のある子ども』を育てること」を目的とするものです。

車いすバスケットボールの体験や選手の体験談を通じて、社会福祉への理解を深めるとともに関心を高めてもらおうと、毎年市内の公立小学校・中学校で実施しています。

車いすバスケットボール体験講座

協力 :NPO法人 パラキャン
車いすバスケットボールを体験した児童・生徒の皆さんの感想を紹介します。

  • 私たちは、障がいのある人、目の不自由な人に会ったら、点字ブロックを歩かない、車いすの人に会ったら、スロープのところを歩かないなど、そういうことをしていきたいです。
  • 車いすバスケットの方は、車いすをうまく使ってバスケットをしていた。とっても素敵だった。障がい者の見た目で勝手に「かわいそうだな」と思っていた自分が恥ずかしくなった。
  • どんな障がいをもっている人でも、私たちとあまりかわらないことがよくわかりました。これからは、私たちとは違うとは思わないで、もし困っている人を見かけたら、声をかけたりして力になれるようにしたいと思いました。
  • 講師の皆さんは前向きで、励まされました。だから、私も突然何が起こるかわかりませんが、何があったとしても前向きに頑張りたいです。
体育館の中で、5名の車いすバスケットボールの選手と児童たちが向かい合っている写真
車いすバスケットボールの選手と児童がそれぞれ車いすに乗って体験している写真
2名の車いすバスケットボール選手と児童が向かい合って座り、児童たちが手を挙げている写真

選手からのメッセージ

「できないことを数えるよりも、できることを数えよう」

 私たちは人生の中で様々な困難に直面します。そのとき、「私は〜だからできない」とあきらめるのではなく、今自分にできること、周りの人の協力を得ながら工夫を凝らしてチャレンジしよう。どんなときでも、できることは必ずある。あきらめなければ、そのうちできることが見えてくる。できることを数えて、より良い人生を歩んでいこう。選手から、「できないことを数えるよりも、できることをたくさん数えよう」とのメッセージを頂いています。

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