車いすバスケットボール体験講座
この事業は「障がい者スポーツを通して個々の可能性を発見し、様々な偏見や誤解を払拭することで、多様な状況に対応できる『考える力のある子ども』を育てること」を目的とするものです。
車いすバスケットボールの体験や選手の体験談を通じて、社会福祉への理解を深めるとともに関心を高めてもらおうと、毎年市内の公立小学校・中学校で実施しています。
車いすバスケットボール体験講座
協力 :NPO法人 パラキャン
車いすバスケットボールを体験した児童・生徒の皆さんの感想を紹介します。
- 私たちは、障がいのある人、目の不自由な人に会ったら、点字ブロックを歩かない、車いすの人に会ったら、スロープのところを歩かないなど、そういうことをしていきたいです。
- 車いすバスケットの方は、車いすをうまく使ってバスケットをしていた。とっても素敵だった。障がい者の見た目で勝手に「かわいそうだな」と思っていた自分が恥ずかしくなった。
- どんな障がいをもっている人でも、私たちとあまりかわらないことがよくわかりました。これからは、私たちとは違うとは思わないで、もし困っている人を見かけたら、声をかけたりして力になれるようにしたいと思いました。
- 講師の皆さんは前向きで、励まされました。だから、私も突然何が起こるかわかりませんが、何があったとしても前向きに頑張りたいです。
選手からのメッセージ
「できないことを数えるよりも、できることを数えよう」
私たちは人生の中で様々な困難に直面します。そのとき、「私は〜だからできない」とあきらめるのではなく、今自分にできること、周りの人の協力を得ながら工夫を凝らしてチャレンジしよう。どんなときでも、できることは必ずある。あきらめなければ、そのうちできることが見えてくる。できることを数えて、より良い人生を歩んでいこう。選手から、「できないことを数えるよりも、できることをたくさん数えよう」とのメッセージを頂いています。
更新日:2023年02月06日